小池酸素工業(6137)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 461 | 23 | 12 | 19 | 4.1 | 29.1 | — | 49.6 |
| FY2016 | 426 | 15 | 13 | 23 | 4.2 | 30.7 | — | 52.7 |
| FY2017 | 444 | 13 | 8 | 8 | 2.4 | 182.4 | 9.0 | 52.8 |
| FY2018 | 462 | 10 | 5 | 4 | 1.6 | 124.4 | 70.0 | 52.8 |
| FY2019 | 433 | 8 | 3 | 14 | 0.9 | 67.2 | 80.0 | 52.5 |
| FY2020 | 392 | 11 | -1 | 10 | -0.2 | -14.8 | 60.0 | 52.4 |
| FY2021 | 418 | 17 | 10 | 31 | 3.0 | 239.3 | 50.0 | 51.4 |
| FY2022 | 479 | 33 | 21 | 36 | 5.7 | 494.1 | 60.0 | 51.1 |
| FY2023 | 514 | 43 | 31 | 30 | 7.2 | 727.9 | 90.0 | 53.5 |
| FY2024 | 552 | 54 | 36 | 23 | 8.0 | 172.5 | 200.0 | 56.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
小池酸素工業は、溶接・切断関連機器で長年の実績と一定のブランド認知を持つ。特に、特定分野における技術力やノウハウは無形資産となりうるが、特許や強力なブランド力といった明確な優位性を示す公開情報は限定的。
溶接・切断機器は、一度導入するとオペレーションや保守体制との連携が必要となるため、顧客が他社製品へ乗り換えるには一定の手間やコストが発生する可能性がある。しかし、技術革新が速い分野では乗り換え障壁は高くない。
溶接・切断機器のビジネスモデルにおいて、ネットワーク効果が働く要素は見当たらない。製品の利用者が増えることで、製品自体の価値が向上するような構造ではない。
長年の製造業としての経験から、ある程度の生産効率やサプライチェーンの最適化は図られていると考えられる。しかし、業界全体で価格競争が激しい場合、構造的なコスト優位性を確立しているかは不明。
国内の溶接・切断関連機器市場において、小池酸素工業は主要プレイヤーの一つであり、一定の市場シェアを有している。この規模は、効率的な生産や販売網の維持に寄与し、競合に対する一定の優位性(効率規模)を生み出している可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ老朽化対策や防災・減災投資の拡大による溶接・切断機器需要の増加
海外市場への展開強化による新たな収益源の確保
高付加価値製品(自動化・省力化機器)の開発・販売成功
弱気シナリオ(モート侵食)
国内景気低迷による設備投資の抑制
海外競合他社による低価格製品の攻勢
代替技術(レーザー加工など)の急速な普及による需要の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
小池酸素工業の投資が失敗するには、まず、その主要な競争優位性である「効率規模」が崩壊する必要がある。これは、国内市場における価格競争の激化や、より規模の大きな競合他社(特に海外勢)の参入により、同社の価格決定力が失われ、利益率が低下するシナリオが考えられる。また、インフラ投資や建設需要の伸びといった追い風が期待される市場環境にもかかわらず、同社が新興国市場や成長分野への展開に失敗し、売上高の伸びが鈍化することもリスクとなる。さらに、技術革新への対応が遅れ、自動化や省力化といった顧客ニーズに応えられない製品ラインナップが固定化し、市場シェアを徐々に失っていくことも、この投資の失敗を招く要因となりうる。最終的には、これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性が持続的に悪化し、バリュエーションの低下につながることで、投資としての魅力が失われるだろう。
5年後のモート予測
インフラ投資や設備更新需要を背景に、高付加価値製品の販売が伸長。海外市場でのシェア拡大も寄与し、売上・利益ともに堅調に成長する。
国内需要は緩やかに推移するも、価格競争の影響を受ける。海外事業の成長は限定的で、安定的な収益基盤を維持するに留まる。
景気後退や海外競合の攻勢により、国内・海外ともに需要が低迷。価格競争の激化で利益率が悪化し、収益性が低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 364億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 56.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -10.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.86倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書