前澤給装工業(6485)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 237 | 19 | 11 | 11 | 3.5 | 89.3 | — | 80.6 |
| FY2016 | 240 | 25 | 17 | 15 | 5.3 | 141.8 | — | 81.7 |
| FY2017 | 248 | 26 | 19 | 15 | 5.6 | 158.4 | 40.0 | 82.4 |
| FY2018 | 247 | 25 | 17 | 16 | 5.2 | 150.5 | 40.0 | 82.9 |
| FY2019 | 241 | 27 | 18 | 2 | 5.2 | 157.4 | 37.0 | 83.5 |
| FY2020 | 275 | 26 | 19 | 20 | 5.1 | 83.1 | 40.0 | 82.7 |
| FY2021 | 288 | 21 | 15 | 9 | 4.0 | 67.3 | 45.0 | 82.5 |
| FY2022 | 310 | 22 | 14 | -20 | 3.8 | 64.8 | 30.0 | 85.6 |
| FY2023 | 320 | 25 | 17 | 18 | 4.3 | 78.1 | 33.0 | 84.9 |
| FY2024 | 320 | 30 | 24 | 12 | 6.0 | 113.6 | 40.0 | 86.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
長年の事業継続による信頼性や、一部製品における技術的ノウハウは存在するものの、特許やブランド力といった強力な無形資産は限定的。特定の規制ライセンスに依存する度合いも低い。
給排水設備や空調設備などのインフラ設備は、一度設置されると更新・交換に手間とコストがかかる。特に集合住宅やビルでは、管理組合やオーナーの意向が強く影響し、他社への切り替えは容易ではない。
製品・サービス自体に直接的なネットワーク効果は認められない。ユーザーが増えることで製品価値が向上するような構造ではない。
大量生産によるスケールメリットはある程度期待できるが、競合他社も同様のメリットを持つ可能性があり、構造的なコスト優位性は限定的。原材料価格の変動リスクも存在する。
給排水設備や空調設備といったインフラ関連市場において、一定のシェアと長年の実績を持つ。業界全体が成熟している中で、安定した事業基盤を維持している点は評価できる。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ老朽化に伴う更新需要の増加
省エネ・高効率化ニーズに対応した新製品開発の成功
海外市場への展開成功による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢の激化
新興国メーカーの台頭による価格競争の激化
建築基準や環境規制の急激な変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まず、インフラ設備の更新需要が予想以上に伸び悩むことが考えられる。特に、新築着工数の減少や、既存設備の長寿命化が進むことで、交換サイクルが長期化するシナリオだ。次に、スイッチング・コストの優位性が、競合他社の革新的な技術や圧倒的な低価格戦略によって、徐々に侵食されることもあり得る。例えば、IoTを活用したスマートホーム技術などが普及し、設備間の連携が容易になれば、特定のメーカーへの依存度が低下する可能性もある。さらに、同社が持つ技術やノウハウが陳腐化し、新たな環境規制や省エネ基準に対応できなくなる、あるいは、サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰が、コスト優位性を完全に失わせるような状況も考えられる。
5年後のモート予測
インフラ更新需要と省エネニーズを捉え、高付加価値製品の販売が拡大。海外展開も進み、売上・利益ともに堅調に成長する。
国内市場の安定した更新需要を基盤に、緩やかな成長を維持。競争環境は厳しさを増すが、既存顧客基盤と一定のシェアを保つ。
建築市場の低迷や価格競争の激化により、売上・利益ともに伸び悩む。新技術への対応遅れが響き、市場シェアを徐々に失っていく。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 314億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 86.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 19.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.78倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準