岡本工作機械製作所(6125)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 256 | 12 | 6 | 6 | 6.2 | 12.7 | — | 32.7 |
| FY2016 | 237 | 11 | 6 | 4 | 6.1 | 13.0 | — | 33.5 |
| FY2017 | 288 | 20 | 20 | 25 | 17.5 | 448.2 | 4.0 | 36.1 |
| FY2018 | 361 | 39 | 32 | 34 | 25.7 | 792.5 | — | 34.3 |
| FY2019 | 343 | 26 | 16 | -11 | 12.1 | 395.3 | 100.0 | 38.4 |
| FY2020 | 304 | 19 | 15 | 50 | 9.7 | 364.4 | 100.0 | 43.0 |
| FY2021 | 375 | 41 | 29 | 101 | 14.2 | 688.6 | 80.0 | 42.8 |
| FY2022 | 455 | 56 | 40 | -4 | 16.2 | 870.5 | 140.0 | 45.1 |
| FY2023 | 502 | 61 | 46 | -27 | 15.2 | 970.0 | 180.0 | 49.8 |
| FY2024 | 437 | 30 | 20 | -72 | 5.0 | 326.7 | 200.0 | 60.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
公開情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスといった無形資産による明確な競争優位性は確認できない。特定の技術やノウハウは存在する可能性はあるが、定量的な評価は困難。
工作機械は導入コストが高く、一度導入するとオペレーションや保守体制の構築に時間がかかるため、顧客が他社製品へ乗り換える際のスイッチングコストは一定程度存在する。しかし、技術革新やコストメリットがあれば乗り換えの可能性はある。
工作機械の製造・販売事業において、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は基本的に見られない。
長年の製造経験とサプライヤーとの関係性により、一定のコスト管理能力は有していると考えられる。しかし、競合他社とのコスト競争力に関する具体的な優位性は不明瞭であり、突出したコスト優位性を示す情報はない。
工作機械業界において、特定の分野(例:半導体製造装置向けなど)で一定のシェアと生産規模を有している。業界全体で見ると寡占化が進んでいるが、同社がその中で最適化された規模を持つかは判断が難しい。しかし、ニッチ分野での存在感は示唆される。
競合との比較優位
強気シナリオ
半導体製造装置向けなど、成長分野での需要拡大
高精度・高品質な製品による顧客からの信頼維持
技術開発力による新製品投入と市場シェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体市場の変動による需要の落ち込み
国内外競合他社による価格競争や技術的キャッチアップ
主要顧客への依存度が高いことによるリスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
岡本工作機械製作所への投資が失敗するには、同社が強みを持つと想定されるニッチ分野(例:半導体製造装置向けなど)における競争環境が劇的に悪化する必要がある。具体的には、競合他社がより低コストで同等以上の性能を持つ製品を大量に供給できるようになり、顧客が容易に乗り換え可能になる状況が考えられる。また、同社が依存する特定の産業(例:半導体製造)の構造的な需要減退や、技術革新のスピードについていけず、製品の陳腐化が急速に進むシナリオも考えられる。さらに、サプライチェーンの混乱や主要部品の調達難により、生産能力が大幅に低下し、機会損失が発生することも、この投資の失敗につながるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性が失われ、収益性が低下する。
5年後のモート予測
半導体関連需要の拡大と技術的優位性を背景に、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品へのシフトが進み、収益性が向上する。
既存顧客との関係を維持しつつ、緩やかな市場成長に合わせて売上・利益は微増。競争環境の激化により、大幅な成長は限定的となる。
半導体市場の低迷や競合激化により、売上・利益ともに減少。価格競争に巻き込まれ、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 295億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 60.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -22.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.77倍 |
合格数:4/7 部分的合格