日東工器(6151)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 265 | 45 | 30 | 9 | 6.0 | 140.0 | — | 86.4 |
| FY2017 | 282 | 55 | 37 | 10 | 7.1 | 175.6 | 52.0 | 85.4 |
| FY2018 | 290 | 55 | 36 | 7 | 6.7 | 171.5 | 71.0 | 87.4 |
| FY2019 | 271 | 40 | 28 | 24 | 5.1 | 131.2 | 69.0 | 87.5 |
| FY2020 | 225 | 21 | 15 | -24 | 2.8 | 76.1 | 53.0 | 88.3 |
| FY2021 | 253 | 34 | 19 | 66 | 3.5 | 95.0 | 31.0 | 86.6 |
| FY2022 | 281 | 37 | 26 | 70 | 4.5 | 129.5 | 40.5 | 86.7 |
| FY2023 | 271 | 27 | 18 | 20 | 3.2 | 93.5 | 53.0 | 87.9 |
| FY2024 | 273 | 23 | 13 | -41 | 2.3 | 71.9 | 43.0 | 87.3 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 39.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
長年の実績と一部製品における技術的ノウハウは存在するが、特許やブランド力が決定的な競争優位に繋がっているとは言えない。特定のニッチ分野での認知度はあるものの、汎用的な無形資産としての強さは限定的。
自動機事業などでは、顧客の生産ラインに組み込まれるため、他社への切り替えには設備投資や再調整コストが発生する可能性がある。しかし、標準的な製品も多く、顧客のロイヤリティが極めて高いとは言えない。
ネットワーク効果を享受するビジネスモデルではない。製品の利用者が増えることで、製品自体の価値が向上するような構造は見られない。
一定の生産効率は追求していると考えられるが、競合他社と比較して構造的に著しく低いコストで生産・提供できる優位性は確認できない。為替変動の影響を受ける可能性もある。
自動機やカップリングなどの分野で一定の市場シェアを持つが、グローバルな機械産業全体で見ると、最適規模の少数寡占を形成しているとは言えない。規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
自動機事業におけるカスタム対応力の強化と、新規顧客開拓の成功。
高付加価値製品(例:医療用機器部品)の売上比率上昇による収益性改善。
海外市場、特に成長著しいアジア地域での販売網拡大とシェア獲得。
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車産業の景気後退やEVシフトへの対応遅れ。
新興国メーカーによる低価格製品の台頭による価格競争の激化。
為替レートの急激な変動による採算悪化。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
日東工器の投資が失敗するには、まず同社が持つ既存の顧客基盤、特に自動機事業における長年の取引関係が、競合他社の技術革新やより低価格な代替製品の登場によって容易に崩壊してしまう状況が考えられる。具体的には、顧客が生産ラインの刷新を検討する際に、日東工器の製品が技術的に陳腐化している、あるいはコスト面で著しく不利になっていると判断され、容易に他社製品に切り替えられてしまうケースである。さらに、同社が注力するニッチ市場においても、参入障壁が低い、あるいは代替技術が急速に普及し、日東工器の持つ技術的優位性が失われることが挙げられる。例えば、カップリング事業において、より汎用的で安価な接続方式が標準化され、同社の製品が不要になる、あるいは競争力が低下するシナリオである。これらの状況が複合的に発生することで、同社の競争優位性は急速に失われ、収益性が悪化するだろう。
5年後のモート予測
自動機事業のカスタム対応力強化と海外展開加速により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。高付加価値製品比率の上昇で収益性も改善し、株価は上昇トレンドを維持する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。為替変動や一部産業の景気変動の影響を受けながらも、着実な収益確保を続ける。株価はレンジ相場を形成する。
主要顧客産業の不振や価格競争の激化により、売上・利益ともに低迷する。新規事業の育成も進まず、株価は下落圧力を受ける可能性が高い。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 303億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 87.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -8.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 22.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.52倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書