酉島製作所(6363)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 444 | 15 | 15 | 79 | 4.5 | 56.2 | — | 48.9 |
| FY2017 | 454 | 13 | 9 | -5 | 2.5 | 31.5 | 18.0 | 47.0 |
| FY2018 | 482 | 17 | 22 | 23 | 6.3 | 80.2 | 18.0 | 47.7 |
| FY2019 | 471 | 12 | 5 | 22 | 1.6 | 20.1 | 25.0 | 45.4 |
| FY2020 | 508 | 36 | 34 | 27 | 8.9 | 126.5 | 18.0 | 47.0 |
| FY2021 | 522 | 44 | 36 | -17 | 8.8 | 137.9 | 21.0 | 51.1 |
| FY2022 | 647 | 59 | 44 | -0 | 9.7 | 166.5 | 42.0 | 50.1 |
| FY2023 | 811 | 68 | 62 | 33 | 11.8 | 234.8 | 52.0 | 51.4 |
| FY2024 | 865 | 54 | 41 | -22 | 7.2 | 153.0 | 58.0 | 48.4 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 60.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
長年の実績と技術蓄積はあるが、特許やブランド力が決定的な競争優位に直結しているとは言えない。一部の特殊ポンプ分野でのノウハウは存在する。
大型プラント向けポンプは、一度導入するとメンテナンスや互換性の問題から切り替えコストが発生する可能性がある。しかし、顧客の設備投資判断が優先されるため、スイッチングコストは限定的。
ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。
製造業として一定の効率化は図っているが、他社と比較して構造的なコスト優位性を持つほどの情報は確認できない。
ポンプ・ブロワ業界において、国内大手の一角を占める規模を持つ。特に大型ポンプや特殊用途向けでは、一定の市場シェアと生産規模が競争力となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ更新需要や海外プラント建設における大型ポンプ・ブロワの需要増加
省エネ・高効率ポンプへの技術開発による競争力強化
M&Aやアライアンスによる事業領域拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカーの台頭による価格競争の激化
主要顧客であるプラントメーカーの業績悪化や設備投資抑制
為替変動による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
酉島製作所の競争優位性が失われるシナリオは、まず、同社が長年培ってきた大型ポンプや特殊ポンプ分野における技術的優位性を、国内外の競合他社がキャッチアップし、価格競争力でも劣後する状況が考えられる。特に、中国などの新興国メーカーが、品質とコストの両面で酉島製作所の製品を凌駕する技術力を獲得し、主要な顧客層であるプラントメーカーやインフラ事業者が、コスト削減を最優先して競合製品を採用するようになる場合、同社の規模の経済による優位性は急速に崩れるだろう。また、為替レートが円高に大きく振れ、輸出採算が悪化する一方で、輸入部品コストが上昇するような状況も、同社の収益性を圧迫し、競争力を削ぐ要因となり得る。さらに、環境規制の強化や技術革新のスピードについていけず、陳腐化した製品ラインナップしか提供できなくなることも、長期的な競争力の低下に繋がる。
5年後のモート予測
インフラ投資拡大と技術革新による高付加価値製品の販売増で、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。
国内需要は安定し、海外需要は緩やかに回復。既存事業の効率化で利益は微増。
価格競争の激化とプラント投資の低迷により、売上・利益ともに減少基調となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 756億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 48.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 3.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 18.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.35倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書