TOKAIホールディングス(3167)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,786 | 128 | 73 | 157 | 13.0 | 64.5 | — | 34.5 |
| FY2017 | 1,861 | 110 | 66 | 94 | 10.8 | 51.2 | 28.0 | 36.3 |
| FY2018 | 1,916 | 131 | 78 | 92 | 12.2 | 59.4 | 28.0 | 37.4 |
| FY2019 | 1,960 | 142 | 82 | 104 | 12.5 | 62.9 | 28.0 | 38.0 |
| FY2020 | 1,967 | 152 | 88 | 152 | 11.6 | 67.3 | 28.0 | 41.6 |
| FY2021 | 2,107 | 158 | 90 | 62 | 11.4 | 68.5 | 30.0 | 41.9 |
| FY2022 | 2,302 | 149 | 65 | 70 | 7.9 | 49.4 | 32.0 | 41.5 |
| FY2023 | 2,315 | 155 | 85 | 112 | 9.3 | 64.9 | 32.0 | 43.4 |
| FY2024 | 2,435 | 168 | 92 | 104 | 9.6 | 70.6 | 33.0 | 44.3 |
| FY2025 | 2,448 | 187 | 107 | 103 | 10.3 | 82.5 | 34.0 | 46.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド力や特許などの無形資産に関する具体的な情報が得られないため、現時点での評価は困難。
ガス・水道・インターネット等のライフライン事業は、顧客が乗り換える際の心理的・手続き的ハードルが存在する可能性がある。しかし、他社との差別化要素が不明確なため、スイッチング・コストは限定的と推測される。
事業内容から、ネットワーク効果が働くようなプラットフォームビジネスやSNS事業とは考えにくく、ネットワーク効果による競争優位性は見られない。
卸売業という業態から、規模の経済によるコスト優位性を持つ可能性はあるが、具体的なコスト構造や他社との比較データがないため、現時点での評価は低い。
TOKAIグループは、ガス、水道、インターネット、セキュリティ、冠婚葬祭など多岐にわたる事業を展開しており、一定の事業規模を有している。これにより、仕入れやインフラ投資において効率性を享受できる可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
グループシナジーによるクロスセル・アップセルの強化
M&Aによる事業領域の拡大と収益基盤の強化
新規事業(例:再生可能エネルギー関連)への展開による成長
弱気シナリオ(モート侵食)
既存事業における競争激化と収益性の低下
新規事業の失敗や期待した成長が見込めないリスク
金利上昇や景気後退による設備投資や消費の抑制
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、TOKAIホールディングスが持つ多角的な事業ポートフォリオが、個々の事業における競争優位性を築けず、むしろ管理コストの増大やシナジー効果の限定化を招く状況が真実でなければならない。具体的には、ガス事業における大手競合との価格競争、セキュリティ事業における技術革新への遅れ、冠婚葬祭事業における少子高齢化の影響、そしてこれらの事業間での顧客基盤の共有やクロスセルが想定通りに進まず、各事業が独立採算で厳しい競争環境に置かれることが考えられる。さらに、積極的なM&A戦略が、買収後の統合に失敗し、のれんの減損や財務体質の悪化を招くリスクも顕在化する必要がある。これらの要因が複合的に作用し、企業全体の成長性が失われ、株価が低迷するシナリオが考えられる。
5年後のモート予測
グループシナジーと新規事業の成長により、売上高・利益ともに着実な成長を遂げる。特に、ライフライン事業の安定収益を基盤に、成長分野への投資が奏功し、株価は堅調に推移する。
既存事業は安定的に推移するものの、競争激化により大きな成長は見込めない。新規事業の進捗は緩やかで、株価は市場平均並みの動きとなる。
既存事業の収益性が悪化し、新規事業も期待通りの成果を上げられない。M&Aの失敗なども重なり、業績は低迷し、株価は下落する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,472億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 46.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 18.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.43倍 |
合格数:7/7 防衛的投資家候補水準