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TOKAIホールディングス(3167)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

卸売業 商社・卸売

事業の概要

  • 多角的な生活インフラ事業
    TOKAIホールディングスは、LPガスや都市ガスなどのエネルギー供給、インターネット接続や格安スマホなどの情報通信サービス、ケーブルテレビ(CATV)、住宅建築・設備工事、ミネラルウォーターの製造販売、介護サービスなど、非常に幅広い事業を展開しています。これにより、特定の事業に依存せず、多様な収益源を確保しているのが特徴です。
  • 地域密着型サービス
    特にエネルギー事業やCATV事業では、静岡県や関東地区を中心に地域に根ざしたサービスを提供しています。LPガスや都市ガスの供給、地域に特化したケーブルテレビ放送など、生活に密着したインフラを支えることで、顧客との強固な関係を築き、安定的な収益基盤を構築しています。
  • 海外展開と新規事業
    国内の多角的な事業に加え、ミャンマーやベトナムでのLPガス関連事業、フィリピンでの水力発電事業など、海外にも事業を展開しています。また、セキュリティサービスやフィットネス事業、託児所サービスなど、既存事業とのシナジーや新たな市場ニーズに対応する新規事業も積極的に取り入れ、持続的な成長を目指しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • エネルギー事業
    売上高1058.71億円、営業利益66.52億円と、グループ全体の売上・利益の大部分を占める主力事業です。LPガス、都市ガス、高圧ガス、石油製品の販売、関連機器工事、セキュリティサービス、水力発電などを展開しており、国内外で多様なエネルギー供給を担っています。
  • 情報通信事業
    売上高590.49億円、営業利益35.55億円と、エネルギー事業に次ぐ規模を持つ事業です。個人向けのインターネット接続サービス(ISP)、格安スマホサービス(MVNO)、法人向けのソフトウェア開発、情報処理サービス、通信サービスなどを提供し、ITインフラを支えています。
  • CATV事業
    売上高364.88億円、営業利益55.67億円と、安定した収益を上げている事業です。ケーブルテレビの放送サービスやインターネット接続サービスなどを提供しており、地域に密着した情報インフラとして、複数の子会社を通じて広範囲にサービスを展開しています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
Energy 事業 1,059 67 6.3%
InformationCommunications 事業 590 36 6.0%
CATV 事業 365 56 15.3%
BuildingEquipmentAndRealEstate 事業 269 14 5.1%
Aqua 事業 98 5 4.6%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|3,123 文字
3【事業の内容】当社グループは、当社、子会社42社及び関連会社10社により構成されております。事業内容がエネルギー、情報通信サービス、CATV、建築・設備・不動産関連、アクア、介護サービス等と多岐にわたっておりますが、事業セグメントは、6区分となっております。セグメント毎の主な事業部門の内容、当社及び関係会社の当該部門における位置づけは、次のとおりであります。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。① エネルギー当社グループの中核となる事業セグメントであり、次の5事業部門により構成しております。<LPガス事業部門>LPガス、LNG、石油製品及びこれらに関連する機器工事の販売等が主たる事業内容であり、株式会社ザ・トーカイ、東海ガス株式会社、にかほガス株式会社、株式会社フジプロ及び関連会社伊勢崎ガス株式会社が販売を行い、主に株式会社ザ・トーカイが仕入を行っております。また、東海造船運輸株式会社が関連する陸上輸送を行い、株式会社ザ・トーカイ及び東海ガス株式会社が顧客の管理及び新規開拓等を行っているほか、株式会社エナジーライン及び株式会社ガットが充填・配送を行っております。このほか、株式会社ザ・トーカイが各種高圧ガス容器の再検査及び塗装を行っております。海外においては、ミャンマー連邦共和国ヤンゴンに所在するTOKAI Myanmar Co., Ltd.が、LPガスに関連する機器工事の販売等を行っております。またベトナム社会主義共和国クアンナム省に所在する関連会社MIEN TRUNG GAS JOINT STOCK COMPANY、及び同国ドンナイ省に所在するV-GAS PETROLEUM CORPORATIONが、中部(ダナン市、クアンナム省他)、南部(ホーチミン市、ドンナイ省他)を中心にLPガス販売事業を展開しております。(注)株式会社フジプロ及び株式会社ガットは2024年4月1日に連結子会社化いたしました。<都市ガス事業部門>東海ガス株式会社が静岡県焼津市、藤枝市、群馬県下仁田町等において、にかほガス株式会社が秋田県にかほ市において、関連会社伊勢崎ガス株式会社が群馬県伊勢崎市において、都市ガス(天然ガス)を供給しております。また関連会社T&Tエナジー株式会社が、愛知県・岐阜県・三重県の東海3県で都市ガスの小売事業等を行っております。<高圧ガス事業部門>株式会社ザ・トーカイが酸素、窒素等の高圧ガス及び関連機材の販売を行っており、関連会社静岡液酸株式会社が高圧ガスの製造を行っているほか、千葉総合ガスセンター株式会社が高圧ガスの充填及び販売を行っております。<セキュリティ事業部門>株式会社ザ・トーカイがセキュリティ(機械警備業務)サービスを行っております。<その他>フィリピン共和国マニラ市に所在するREPOWER ENERGY DEVELOPMENT CORPORATIONが水力発電事業を展開しております。 ② 情報通信情報通信事業については、次の2事業部門により構成しております。 <コンシューマー向け情報通信サービス事業部門>株式会社TOKAIコミュニケーションズが静岡県ではTOKAIネットワーククラブ(TNC)、静岡県を除く全国では@T COM(アットティーコム)のブランドでISPとしてブロードバンド事業を行っております。またMVNOとしてLIBMO(リブモ)のブランドで格安スマホサービスの提供、ソフトバンク株式会社の代理店としてショップの運営等、モバイル事業を行っております。 <法人向け情報通信サービス事業部門>株式会社TOKAIコミュニケーションズ、株式会社サイズ、株式会社アムズブレーン、株式会社アムズユニティー、株式会社クエリ、株式会社ジェイ・サポート、株式会社ユー・アイ・エス、株式会社ジーアンドエフ、インドネシア共和国南ジャカルタ市に所在するPT TOKAICOM Mitra Indonesia及び台湾台北市に所在する関連会社雲碼股份有限公司(クラウドマスター)がソフトウェアの開発、情報処理サービス及び関連機器の販売を行っております。このほか、株式会社TOKAIコミュニケーションズが法人向け通信サービスを行っております。(注)PT TOKAICOM Mitra Indonesiaは2024年4月2日に設立いたしました。株式会社ジーアンドエフは2024年12月20日に連結子会社化いたしました。 ③ CATV株式会社TOKAIケーブルネットワーク、株式会社いちはらケーブルテレビ、厚木伊勢原ケーブルネットワーク株式会社、エルシーブイ株式会社、株式会社倉敷ケーブルテレビ、株式会社トコちゃんねる静岡、東京ベイネットワーク株式会社、株式会社テレビ津山、仙台CATV株式会社、沖縄ケーブルネットワーク株式会社がCATV事業を、株式会社ネットテクノロジー静岡がその関連事業を行っております。 ④ 建築設備不動産株式会社ザ・トーカイが住宅、店舗等の建築、設計、設備工事、設備機器の販売等を行っております。また、株式会社ザ・トーカイと東海ガス株式会社がリフォーム事業及び不動産事業を行っております。このほか、日産工業株式会社が土木建築工事の企画・設計・施工及び不動産事業を行っており、中央電機工事株式会社が電気工事業を、株式会社イノウエテクニカが管財(ビルメンテナンス)事業を、株式会社マルコオ・ポーロ化工が大規模修繕工事を、株式会社ウッドリサイクルが産業廃棄物処理、木材チップ製造等を行っております。 ⑤ アクア株式会社ザ・トーカイが天然水等を利用した飲料水の製造及び販売を行っており、東海造船運輸株式会社が関連する陸上輸送及び宅配を行っております。 ⑥ その他その他の事業については、次の4事業部門により構成しております。<婚礼催事ホテル事業部門>トーカイシティサービス株式会社が静岡市「葵タワー」において婚礼催事会場「グランディエール ブケトーカイ」を運営しております。また、関連会社株式会社和栄がホテル事業を行っております。<船舶修繕事業部門>東海造船運輸株式会社が主として遠洋・近海漁業船舶等の修繕工事を行っております。<保険代理店事業部門>株式会社ザ・トーカイが保険代理店事業を行っております。<その他サービス事業部門>TOKAIライフプラス株式会社及び株式会社テンダーが介護事業を行っております。株式会社TOKAIキッズタッチが一時預かり託児所サービスを提供しております。また、株式会社TOKAIケーブルネットワーク及び株式会社倉敷ケーブルテレビがフィットネス事業を行っております。(注)株式会社TOKAIヒューマンリソースエボルは2024年12月31日付をもって営業終了いたしました。株式会社TOKAIベンチャーキャピタル&インキュベーションは2025年3月25日付をもって清算結了いたしました。 上記の当社グループの状況について図示すると次のとおりであります。(注)1.○連結子会社、*持分法適用関連会社2.図中の矢印は商品、サービスの流れを示しております。3.上記のほか、「㈱TOKAIマネジメントサービス」(連結子会社)が、グループ会社の人事・経理・総務等、間接部門業務を受託しております。4.株式会社TOKAIヒューマンリソースエボルは2024年12月31日付をもって営業終了いたしました。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
エネルギー事業や情報通信事業等で競合が激化しており、価格競争力強化に取り組んでいるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律、ガス事業法、電気通信事業法など多岐にわたる法令規制。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 中程度
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:大規模災害の発生 / 他社との競合激化 / 情報通信・CATV事業の技術陳腐化
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 4 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド力や特許などの無形資産に関する具体的な情報が得られないため、現時点での評価は困難。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

ガス・水道・インターネット等のライフライン事業は、顧客が乗り換える際の心理的・手続き的ハードルが存在する可能性がある。しかし、他社との差別化要素が不明確なため、スイッチング・コストは限定的と推測される。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

事業内容から、ネットワーク効果が働くようなプラットフォームビジネスやSNS事業とは考えにくく、ネットワーク効果による競争優位性は見られない。

コスト優位★☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

卸売業という業態から、規模の経済によるコスト優位性を持つ可能性はあるが、具体的なコスト構造や他社との比較データがないため、現時点での評価は低い。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

TOKAIグループは、ガス、水道、インターネット、セキュリティ、冠婚葬祭など多岐にわたる事業を展開しており、一定の事業規模を有している。これにより、仕入れやインフラ投資において効率性を享受できる可能性がある。

  • 多様な事業ポートフォリオ
    LPガス・都市ガス・情報通信・CATV・建築設備・アクア・介護など、多岐にわたる事業を展開しているため、特定の市場変動や規制変更の影響を受けにくい強みがあります。これにより、安定した経営基盤を維持し、リスクを分散しています。
  • 地域に根差した顧客基盤
    エネルギー事業やCATV事業は、静岡県や関東地区を中心に長年にわたり地域住民の生活を支えてきました。これにより、顧客との信頼関係が深く、スイッチングコスト(他社への乗り換えの手間)も発生しやすいため、安定した顧客基盤と収益を確保しています。
  • ライフラインとしての安定性
    LPガス、都市ガス、インターネット、放送、アクア、介護といった事業は、人々の生活に不可欠なライフラインを担っています。これにより、景気変動の影響を受けにくく、安定した需要が見込めるため、持続的な事業運営が可能です。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) グループの基本理念「TOKAI-WAY」当社は、2011年4月、「企業理念」、「ミッション」、「ビジョン」、「バリュー」の4層から成る「TOKAI-WAY」を理念体系として策定し、当社グループ全体で共有することで、新たなスタートを踏み出しました。社会環境や顧客ニーズが急速に変化する中で、当社グループが一体となって運営し、「顧客力」、「総合力」、「機動力」を十分に活かし、グループ全体で持続的成長を図ってまいります。 ① 企業理念(当社グループの信条)「お客様の暮らしのために。地域とともに、地球とともに、成長・発展し続けます。」私たちは暮らしを総合的に支える企業体として、創業以来培ってきた自らの力と可能性を原動力に、地域そして地球とのつながりを深めながら、お客様の幸せへの貢献を続けていきます。 ② ミッション(当社グループが社会・顧客・株主に対して果たすべき使命)「変革し、挑戦し、実現する。」私たちは、お客様のお役に立つ強い信念のもと、自己変革に絶えず挑戦して暮らしのニーズを先取りし、「安心・安全」「便利・快適」「喜び・生きがい」のご提供を実現します。 ③ ビジョン(当社グループが目指すべき長期事業目標)「全国展開から世界への持続的な歩みを通してお客様の求める商品サービスをワンストップで提供する。」グローバル化する社会環境の中でグループの総合力をさらに強化し、生活密着・地域密着の多彩なサービスを次々とお届けします。 ④ バリュー(当社グループの社員が行動する上で大切にするべき共通価値観)「ずっと、あなたとともに笑顔と感動を。」・みんなをつなぐコミュニケーションで。身近なパートナーとして、大切にするのはコミュニケーション。チームの力を活かして、皆様に新たな感動を生みだします。・安心・安全・充実をあなたのそばに。安心・安全を第一に、常に感謝の心と、最善のサービスをお届けします。・心にいつもプロの熱意と誇りを持って。いつまでも選ばれ続けるプロフェッショナルであるために、日々自己を磨き、自由な発想で仕事を面白くしていきます。・地域と共に未来につなぐ成長を。子供からお年寄りまで安心して暮らせる地域環境、自然環境づくりや地域活性化に貢献します。 (2) コーポレートメッセージ・コーポレートスローガン① コーポレートメッセージ私たちは、自由な発想とチャレンジで、暮らしに、社会に、笑顔を広げていきます。② コーポレートスローガン暮らしに社会にもっと笑顔を。(英文:More smiles for a better life) (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、「中期経営計画2025」を2023年5月に公表しております。この中計では①事業収益力の成長、②持続的成長基盤の強化、③人財・組織の活力最大化について、当社グループの持続的成長に向けて取り組むべきテーマとしております。そして、事業成長と収益基盤の拡充により、売上高・各利益項目は増収増益、顧客件数も安定的な増加を見込んでおります。また、営業キャッシュ・フローの配分については、事業の成長投資に積極的に振り向けるとともに、株主還元は配当性向40~50%の範囲で安定的に行い、自己株式取得についても機動的に実施していく方針です。資本効率(ROE:自己資本利益率、ROIC:投下資本利益率)についても市場の期待に応えるよう取り組んでまいります。 中期経営計画2025の経営指標は以下のとおりとなります。2023年5月公表中期経営計画 2023年3月期実績2024年3月期予想前期比2025年3月期計画前期比2026年3月期計画前期比売上高2,302億円2,400億円+98億円2,500億円+100億円2,600億円+100億円営業利益149億円150億円+1億円160億円+10億円175億円+15億円経常利益133億円150億円+17億円160億円+10億円175億円+15億円親会社株主に帰属する当期純利益65億円85億円+20億円90億円+5億円100億円+10億円営業CF212億円217億円+5億円230億円+13億円244億円+14億円顧客件数330万件338万件+8万件348万件+10万件357万件+9万件配当性向64.8%49.2%△15.6pt40~50%ROE8.2%10.3%+2.1pt10.4%+0.1pt10.8%+0.4ptROIC8.3%8.0%△0.3pt8.2%+0.2pt8.7%+0.5pt ②2025年3月期実績、2026年3月期予想について 2023年3月期実績2024年3月期実績2025年3月期実績前期比2026年3月期予想前期比売上高2,302億円2,315億円2,435億円+120億円2,530億円+95億円営業利益149億円155億円168億円+13億円175億円+7億円経常利益133億円155億円174億円+18億円175億円+1億円親会社株主に帰属する当期純利益65億円85億円92億円+7億円100億円+8億円営業CF212億円301億円258億円△43億円--顧客件数330万件336万件342万件+6万件346万件+4万件配当性向64.8%50.8%48.2%△2.6pt44.4%△3.8ptROE8.2%10.0%10.1%+0.1pt--ROIC8.3%8.2%8.4%+0.2pt-- 2025年3月期の連結業績は、グループ顧客件数の増加、情報通信法人向け事業でキャリアサービス及びクラウドサービスの順調な推移等による増収により、売上高が2,435億円となり、前連結会計年度比120億円(5.2%)増となり、過去最高を更新しました。各利益項目についても、顧客件数増等により営業利益が168億円となり同13億円(8.6%)増、親会社株主に帰属する当期純利益が92億円で同7億円(8.7%)増となりました。なお、売上高については8期連続の増収、各利益項目については2期連続で増益となり、いずれも過去最高を更新いたしました。2026年3月期の連結業績は、売上高については主要事業を中心に顧客件数の増加やエリア拡大を図り2,530億円(前連結会計年度比95億円(3.9%)増)を計画しております。各利益項目についても、営業利益175億円(同7億円(3.9%)増)、親会社株主に帰属する当期純利益100億円(同8億円(8.5%)増)を計画しております。 (4) 中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき課題当社グループにおいて認識している対処すべき課題及びそれらの課題に対する取組については、以下に記載するとおりであります。 (全社共通)「中期経営計画2025」では、3つのキーメッセージ「①事業収益力の成長」、「②持続的成長基盤の強化」、「③人財・組織の活力最大化」を掲げています。2026年3月期は、同計画の最終年度として、目標を達成してまいります。エネルギー、情報通信、CATV、建築設備不動産、アクアなどの多様なサービスを通じて、お客様や地域社会に寄り添い、暮らしや社会に不可欠なインフラを安定的に提供いたします。それとともに、顧客基盤の拡大や新たな付加価値の創造に努め、一層の成長を目指してまいります。更に、様々な社会課題、地域課題、気候変動などの環境課題にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。これらの活動をより効果的に推進するためには、人財・組織の活力を最大限に発揮することが重要です。人財育成やダイバーシティの推進、働きがいのある環境整備に注力し、従業員のエンゲージメントやパフォーマンスを高め、組織全体の持続的な成長を促進いたします。そして、グループ一丸となって、コーポレートメッセージ「私たちは、自由な発想とチャレンジで、暮らしに、社会に、笑顔を広げていきます。」を実現してまいります。 また全社共通の対処すべき主要な課題は以下のとおりであります。 ① 事業ポートフォリオ経営への取組 当社では企業価値向上に向けた取組の一環として、資本収益性と市場成長性・当社の期待の二軸による事業ポートフォリオ経営を実施しております。事業ごとの状況を数値で的確に把握し、各事業が抱える課題解決と併せて進めていくことで、経営資源の効率的な活用につなげるとともに、当社グループの企業価値の向上に寄与するよう取り組んでおります。 ② 内部統制・コンプライアンスに関する取組 当社は、コンプライアンス遵守とガバナンス強化が定着した組織風土の醸成に取り組んでおり、経営層及び従業員に対する研修や内部統制を強化し、組織のコンプライアンス意識の向上やガバナンスの浸透に努めております。また、グループ監査室及びコンプライアンス・リスク管理統括室が、内部統制機能が有効に機能しているかを監視・検証しております。 ③ 健康経営について 当社は、従業員の健康増進を経営の重要課題として捉えております。『人財戦略(理想の個、理想の組織)を実施することで 従業員のウェルビーイング向上により、働きがいのある元気な企業集団へ』をテーマに掲げて人的資本への投資を進めており、その一環としてトップレベルを目指した健康経営を推進しています。経営トップを最高健康責任者(CHO)として健康経営大綱を制定し、「安全衛生」「健康増進」「働き方改革」の3つの柱を中心に様々な健康経営施策を実施し、従業員一人ひとりが働きやすく活き活きと輝ける環境づくりに積極的に取り組んでおります。 (各事業) 各事業の対処すべき課題は以下のとおりであります。 ① エネルギー事業LPガス・都市ガス事業につきましては、「中期経営計画2025」で掲げたGX(グリーントランスフォーメーション)の推進策に基づき、低・脱炭素化への取組を推進しております。当社グループは、都市ガス事業においてJクレジットを活用したカーボン・オフセット都市ガスを自治体や企業向けに販売を行い、LPガス事業においても、カーボンニュートラルLPガスの販売に取り組んでおります。2024年度には、家庭用戸建向けに新料金メニュー『カーボン・オフセット都市ガス(New G Life)』の新設や、PPAモデルを活用した「TOKAI ZERO SOLAR」サービスにおけるJクレジット制度の登録認証取得などに取り組みました。今後もエネルギー事業者として培ったノウハウや技術力を活かしながら、再生可能エネルギー、高効率ガス機器の販売等と掛け合わせて、持続可能な低・脱炭素社会の実現に向け努力してまいります。また、気候変動以外にも、人口の減少やエネルギー事業者間での競合など事業環境は厳しく、これらへの対応が課題と認識しております。そのため、業務の効率化(DXの活用)やコスト低減、顧客の利便性向上による差別化などに取り組んでまいります。 ② 情報通信事業コンシューマー向け事業につきましては、ブロードバンドやスマートフォンは日常生活に不可欠であり、市場は成熟期を迎えております。事業者間競争の激しさは常態化しておりますが、当社グループにおいては、お客様のニーズに合わせた最適プランの提案、獲得ルートの選定や解約率の低減に努めるなど、効率的な事業運営に取り組んでおります。法人向け事業につきましては、技術革新の変化への対応とそれを実現する技術者の確保・育成が課題と認識しております。当社グループにおいては、従来からの自社光ファイバーネットワークとデータセンター、システム開発を三位一体で提供するソリューションサービスに加え、クラウドサービスを取り込むなど、ストックサービスの拡充に取り組んでまいりました。また、発展著しいAI・IoT・ビッグデータを活用したサービスの商品化についても進めております。このような新しい技術に対応するため、技術者の確保・育成については、教育・研修プログラムを充実させるなど、より一層力を入れて取り組んでまいります。 ③ CATV事業CATV事業につきましては、大手通信事業者との競合が年々激しさを増している状況にあります。 このような状況に対し、当社グループは、コミュニティチャンネルについて、お客様の暮らしに寄り添う番組作りを念頭に、行政と連携した地域の日々の出来事から災害情報の発信、地元を巡る視聴者参加型番組、イベント・スポーツの生中継など、地域と一体となって取り組んでおります。今後も地域の皆様の暮らしを支える、地元の活性化につながる番組作りに取り組んでまいります。また当社グループは、放送・通信セット加入による割引サービス、大手携帯キャリアとの連携によるスマホセット割引、大手動画配信事業との提携による番組コンテンツの充実などに取り組んでおりますが、今後もお客様のニーズに合わせたサービスを取り込み、CATV事業者としての価値を高め、顧客基盤の強化、拡充にも取り組んでまいります。 ④ 建築設備不動産事業建築設備不動産事業につきましては、住宅のネット・ゼロ・エネルギー化に向けた住宅設備機器の提案や耐震リフォーム・介護リフォームを展開するなど、お客様の暮らしの基盤づくりに取り組んでおります。また、オフィスビルや大型店舗、公共施設などにおける主要設備3工事(空調、給排水、電気)の総合提案を推進しており、引き続き総合建設事業者としての事業拡大に取り組んでまいります。 ⑤ アクア事業アクア事業につきましては、顧客先より引き上げたウォーターサーバー、ボトルの取扱いを取組課題の1つにあげて、環境に配慮した材質の使用、自社再生工場による循環再利用の促進に努めております。また、宅配事業者からの配送単価の値上げ要請や製造原価の上昇等、コスト管理についても事業課題と捉え、顧客獲得の強化と並行して同業他社とのアライアンス等、コストの抑制に努めてまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) グループの基本理念「TOKAI-WAY」当社は、2011年4月、「企業理念」、「ミッション」、「ビジョン」、「バリュー」の4層から成る「TOKAI-WAY」を理念体系として策定し、当社グループ全体で共有することで、新たなスタートを踏み出しました。社会環境や顧客ニーズが急速に変化する中で、当社グループが一体となって運営し、「顧客力」、「総合力」、「機動力」を十分に活かし、グループ全体で持続的成長を図ってまいります。 ① 企業理念(当社グループの信条)「お客様の暮らしのために。地域とともに、地球とともに、成長・発展し続けます。」私たちは暮らしを総合的に支える企業体として、創業以来培ってきた自らの力と可能性を原動力に、地域そして地球とのつながりを深めながら、お客様の幸せへの貢献を続けていきます。 ② ミッション(当社グループが社会・顧客・株主に対して果たすべき使命)「変革し、挑戦し、実現する。」私たちは、お客様のお役に立つ強い信念のもと、自己変革に絶えず挑戦して暮らしのニーズを先取りし、「安心・安全」「便利・快適」「喜び・生きがい」のご提供を実現します。 ③ ビジョン(当社グループが目指すべき長期事業目標)「全国展開から世界への持続的な歩みを通してお客様の求める商品サービスをワンストップで提供する。」グローバル化する社会環境の中でグループの総合力をさらに強化し、生活密着・地域密着の多彩なサービスを次々とお届けします。 ④ バリュー(当社グループの社員が行動する上で大切にするべき共通価値観)「ずっと、あなたとともに笑顔と感動を。」・みんなをつなぐコミュニケーションで。身近なパートナーとして、大切にするのはコミュニケーション。チームの力を活かして、皆様に新たな感動を生みだします。・安心・安全・充実をあなたのそばに。安心・安全を第一に、常に感謝の心と、最善のサービスをお届けします。・心にいつもプロの熱意と誇りを持って。いつまでも選ばれ続けるプロフェッショナルであるために、日々自己を磨き、自由な発想で仕事を面白くしていきます。・地域と共に未来につなぐ成長を。子供からお年寄りまで安心して暮らせる地域環境、自然環境づくりや地域活性化に貢献します。 (2) コーポレートメッセージ・コーポレートスローガン① コーポレートメッセージ私たちは、自由な発想とチャレンジで、暮らしに、社会に、笑顔を広げていきます。② コーポレートスローガン暮らしに社会にもっと笑顔を。(英文:More smiles for a better life) (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、「中期経営計画2025」を2023年5月に公表しております。この中計では①事業収益力の成長、②持続的成長基盤の強化、③人財・組織の活力最大化について、当社グループの持続的成長に向けて取り組むべきテーマとしております。そして、事業成長と収益基盤の拡充により、売上高・各利益項目は増収増益、顧客件数も安定的な増加を見込んでおります。また、営業キャッシュ・フローの配分については、事業の成長投資に積極的に振り向けるとともに、株主還元は配当性向40~50%の範囲で安定的に行い、自己株式取得についても機動的に実施していく方針です。資本効率(ROE:自己資本利益率、ROIC:投下資本利益率)についても市場の期待に応えるよう取り組んでまいります。 中期経営計画2025の経営指標は以下のとおりとなります。2023年5月公表中期経営計画 2023年3月期実績2024年3月期予想前期比2025年3月期計画前期比2026年3月期計画前期比売上高2,302億円2,400億円+98億円2,500億円+100億円2,600億円+100億円営業利益149億円150億円+1億円160億円+10億円175億円+15億円経常利益133億円150億円+17億円160億円+10億円175億円+15億円親会社株主に帰属する当期純利益65億円85億円+20億円90億円+5億円100億円+10億円営業CF212億円217億円+5億円230億円+13億円244億円+14億円顧客件数330万件338万件+8万件348万件+10万件357万件+9万件配当性向64.8%49.2%△15.6pt40~50%ROE8.2%10.3%+2.1pt10.4%+0.1pt10.8%+0.4ptROIC8.3%8.0%△0.3pt8.2%+0.2pt8.7%+0.5pt ②2025年3月期実績、2026年3月期予想について 2023年3月期実績2024年3月期実績2025年3月期実績前期比2026年3月期予想前期比売上高2,302億円2,315億円2,435億円+120億円2,530億円+95億円営業利益149億円155億円168億円+13億円175億円+7億円経常利益133億円155億円174億円+18億円175億円+1億円親会社株主に帰属する当期純利益65億円85億円92億円+7億円100億円+8億円営業CF212億円301億円258億円△43億円--顧客件数330万件336万件342万件+6万件346万件+4万件配当性向64.8%50.8%48.2%△2.6pt44.4%△3.8ptROE8.2%10.0%10.1%+0.1pt--ROIC8.3%8.2%8.4%+0.2pt-- 2025年3月期の連結業績は、グループ顧客件数の増加、情報通信法人向け事業でキャリアサービス及びクラウドサービスの順調な推移等による増収により、売上高が2,435億円となり、前連結会計年度比120億円(5.2%)増となり、過去最高を更新しました。各利益項目についても、顧客件数増等により営業利益が168億円となり同13億円(8.6%)増、親会社株主に帰属する当期純利益が92億円で同7億円(8.7%)増となりました。なお、売上高については8期連続の増収、各利益項目については2期連続で増益となり、いずれも過去最高を更新いたしました。2026年3月期の連結業績は、売上高については主要事業を中心に顧客件数の増加やエリア拡大を図り2,530億円(前連結会計年度比95億円(3.9%)増)を計画しております。各利益項目についても、営業利益175億円(同7億円(3.9%)増)、親会社株主に帰属する当期純利益100億円(同8億円(8.5%)増)を計画しております。 (4) 中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき課題当社グループにおいて認識している対処すべき課題及びそれらの課題に対する取組については、以下に記載するとおりであります。 (全社共通)「中期経営計画2025」では、3つのキーメッセージ「①事業収益力の成長」、「②持続的成長基盤の強化」、「③人財・組織の活力最大化」を掲げています。2026年3月期は、同計画の最終年度として、目標を達成してまいります。エネルギー、情報通信、CATV、建築設備不動産、アクアなどの多様なサービスを通じて、お客様や地域社会に寄り添い、暮らしや社会に不可欠なインフラを安定的に提供いたします。それとともに、顧客基盤の拡大や新たな付加価値の創造に努め、一層の成長を目指してまいります。更に、様々な社会課題、地域課題、気候変動などの環境課題にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。これらの活動をより効果的に推進するためには、人財・組織の活力を最大限に発揮することが重要です。人財育成やダイバーシティの推進、働きがいのある環境整備に注力し、従業員のエンゲージメントやパフォーマンスを高め、組織全体の持続的な成長を促進いたします。そして、グループ一丸となって、コーポレートメッセージ「私たちは、自由な発想とチャレンジで、暮らしに、社会に、笑顔を広げていきます。」を実現してまいります。 また全社共通の対処すべき主要な課題は以下のとおりであります。 ① 事業ポートフォリオ経営への取組 当社では企業価値向上に向けた取組の一環として、資本収益性と市場成長性・当社の期待の二軸による事業ポートフォリオ経営を実施しております。事業ごとの状況を数値で的確に把握し、各事業が抱える課題解決と併せて進めていくことで、経営資源の効率的な活用につなげるとともに、当社グループの企業価値の向上に寄与するよう取り組んでおります。 ② 内部統制・コンプライアンスに関する取組 当社は、コンプライアンス遵守とガバナンス強化が定着した組織風土の醸成に取り組んでおり、経営層及び従業員に対する研修や内部統制を強化し、組織のコンプライアンス意識の向上やガバナンスの浸透に努めております。また、グループ監査室及びコンプライアンス・リスク管理統括室が、内部統制機能が有効に機能しているかを監視・検証しております。 ③ 健康経営について 当社は、従業員の健康増進を経営の重要課題として捉えております。『人財戦略(理想の個、理想の組織)を実施することで 従業員のウェルビーイング向上により、働きがいのある元気な企業集団へ』をテーマに掲げて人的資本への投資を進めており、その一環としてトップレベルを目指した健康経営を推進しています。経営トップを最高健康責任者(CHO)として健康経営大綱を制定し、「安全衛生」「健康増進」「働き方改革」の3つの柱を中心に様々な健康経営施策を実施し、従業員一人ひとりが働きやすく活き活きと輝ける環境づくりに積極的に取り組んでおります。 (各事業) 各事業の対処すべき課題は以下のとおりであります。 ① エネルギー事業LPガス・都市ガス事業につきましては、「中期経営計画2025」で掲げたGX(グリーントランスフォーメーション)の推進策に基づき、低・脱炭素化への取組を推進しております。当社グループは、都市ガス事業においてJクレジットを活用したカーボン・オフセット都市ガスを自治体や企業向けに販売を行い、LPガス事業においても、カーボンニュートラルLPガスの販売に取り組んでおります。2024年度には、家庭用戸建向けに新料金メニュー『カーボン・オフセット都市ガス(New G Life)』の新設や、PPAモデルを活用した「TOKAI ZERO SOLAR」サービスにおけるJクレジット制度の登録認証取得などに取り組みました。今後もエネルギー事業者として培ったノウハウや技術力を活かしながら、再生可能エネルギー、高効率ガス機器の販売等と掛け合わせて、持続可能な低・脱炭素社会の実現に向け努力してまいります。また、気候変動以外にも、人口の減少やエネルギー事業者間での競合など事業環境は厳しく、これらへの対応が課題と認識しております。そのため、業務の効率化(DXの活用)やコスト低減、顧客の利便性向上による差別化などに取り組んでまいります。 ② 情報通信事業コンシューマー向け事業につきましては、ブロードバンドやスマートフォンは日常生活に不可欠であり、市場は成熟期を迎えております。事業者間競争の激しさは常態化しておりますが、当社グループにおいては、お客様のニーズに合わせた最適プランの提案、獲得ルートの選定や解約率の低減に努めるなど、効率的な事業運営に取り組んでおります。法人向け事業につきましては、技術革新の変化への対応とそれを実現する技術者の確保・育成が課題と認識しております。当社グループにおいては、従来からの自社光ファイバーネットワークとデータセンター、システム開発を三位一体で提供するソリューションサービスに加え、クラウドサービスを取り込むなど、ストックサービスの拡充に取り組んでまいりました。また、発展著しいAI・IoT・ビッグデータを活用したサービスの商品化についても進めております。このような新しい技術に対応するため、技術者の確保・育成については、教育・研修プログラムを充実させるなど、より一層力を入れて取り組んでまいります。 ③ CATV事業CATV事業につきましては、大手通信事業者との競合が年々激しさを増している状況にあります。 このような状況に対し、当社グループは、コミュニティチャンネルについて、お客様の暮らしに寄り添う番組作りを念頭に、行政と連携した地域の日々の出来事から災害情報の発信、地元を巡る視聴者参加型番組、イベント・スポーツの生中継など、地域と一体となって取り組んでおります。今後も地域の皆様の暮らしを支える、地元の活性化につながる番組作りに取り組んでまいります。また当社グループは、放送・通信セット加入による割引サービス、大手携帯キャリアとの連携によるスマホセット割引、大手動画配信事業との提携による番組コンテンツの充実などに取り組んでおりますが、今後もお客様のニーズに合わせたサービスを取り込み、CATV事業者としての価値を高め、顧客基盤の強化、拡充にも取り組んでまいります。 ④ 建築設備不動産事業建築設備不動産事業につきましては、住宅のネット・ゼロ・エネルギー化に向けた住宅設備機器の提案や耐震リフォーム・介護リフォームを展開するなど、お客様の暮らしの基盤づくりに取り組んでおります。また、オフィスビルや大型店舗、公共施設などにおける主要設備3工事(空調、給排水、電気)の総合提案を推進しており、引き続き総合建設事業者としての事業拡大に取り組んでまいります。 ⑤ アクア事業アクア事業につきましては、顧客先より引き上げたウォーターサーバー、ボトルの取扱いを取組課題の1つにあげて、環境に配慮した材質の使用、自社再生工場による循環再利用の促進に努めております。また、宅配事業者からの配送単価の値上げ要請や製造原価の上昇等、コスト管理についても事業課題と捉え、顧客獲得の強化と並行して同業他社とのアライアンス等、コストの抑制に努めてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】以下に関する事項は、当連結会計年度末日現在において判断したものであります。(1) 経営成績等の状況の概要① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、雇用情勢の改善や個人消費の持ち直しの動き等がみられ、景気は一部に足踏みが残るものの、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の継続による消費者マインドの下振れや米国の通商政策等の動向、金融資本市場の変動の影響等、先行きは不透明な状況が続いております。当連結会計年度は、2025年度を最終年度とする「中期経営計画2025」の2期目となります。当連結会計年度における業績につきましては、グループの継続取引顧客件数は64千件増加(前連結会計年度は59千件増加)し、3,423千件となりました。TLC会員数は53千件増加(前連結会計年度は56千件増加)し、1,267千件となりました。グループ顧客件数の増加等により、売上高は243,482百万円(前連結会計年度比5.2%増)となり、営業利益は16,841百万円(同8.6%増)、経常利益は17,370百万円(同11.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,216百万円(同8.7%増)となりました。なお、売上高については8期連続の増収、各利益項目については2期連続で増益となり、いずれも過去最高を更新いたしました。当連結会計年度におけるトピックスとしては、2024年4月にLPガス事業を営む株式会社フジプロ(神奈川県茅ケ崎市)の株式を取得し連結子会社といたしました。また、同年4月にインドネシア共和国におけるクラウドサービス関連事業及びクラウド人材育成事業の展開、拡大を目的として、同国でIT関連サービスを提供するPT Sisnet Mitra Sejahtera社と合弁会社PT TOKAICOM Mitra Indonesia(インドネシア共和国南ジャカルタ市)を設立し、9月より本格的に事業展開を開始いたしました。8月には、鹿児島県鹿児島市に九州エリアで3拠点目となるLPガス販売の営業拠点を開設し、事業基盤拡大に取り組んでまいりました。12月にはITシステムの構築等を手掛ける株式会社ジーアンドエフ(東京都新宿区)の株式を取得し連結子会社といたしました。気候変動対応としてGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みも積極的に推進しており、2025年1月に「TOKAIグループ GXの取り組みについて」を公開しました。また、当連結会計年度においても従業員向けの子育て支援、介護支援など働き手の課題解決に向けた人事制度の拡充を図るなど、従業員のエンゲージメント向上に積極的に取り組んでまいりました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 (エネルギー)LPガス事業につきましては、連結子会社が増加したことに加え、新規顧客獲得を推進した結果、需要家件数は前連結会計年度末から28千件増加し807千件となりました。この需要家件数の増加や仕入価格に連動した販売価格の引き上げにより、売上高は88,776百万円(前連結会計年度比6.1%増)となりました。都市ガス事業につきましては、需要家件数は前連結会計年度末並みの74千件となりました。また、原料費調整制度の影響により、売上高は17,094百万円(同1.1%減)となりました。これらにより、当セグメントの売上高は105,871百万円(同4.8%増)となり、売上高の増加に加えて顧客獲得費用を含むコスト削減を図り、営業利益は6,652百万円(同30.8%増)となりました。 (情報通信)コンシューマー向け事業につきましては、ISP事業やモバイル事業において、大手携帯キャリアと連携する等、顧客獲得を推進いたしました。これらの施策の結果、ブロードバンド顧客は前連結会計年度末から6千件増加し674千件となりましたが、一方、LIBMOは前連結会計年度末から1千件減少し79千件となり、売上高はARPUが減少したことにより23,425百万円(同3.3%減)となりました。法人向け事業につきましては、キャリアサービス及びクラウドサービスが順調に進捗したことにより、売上高は35,623百万円(同9.8%増)となりました。これらにより、当セグメントの売上高は59,049百万円(同4.2%増)となりましたが、体制強化やネットワーク設備費用の増加等により営業利益は3,555百万円(同15.8%減)となりました。 (CATV)CATV事業につきましては、地域密着の事業者として地元の情報発信や番組制作に注力するとともに、大手動画配信事業者と提携する等コンテンツの充実に努めてまいりました。また、新規エリアにおいても営業活動を積極的に実施したことで、放送サービスの顧客件数は前連結会計年度末から3千件増加し922千件、通信サービスの顧客件数は前連結会計年度末から19千件増加し413千件となりました。これらにより、当セグメントの売上高は36,488百万円(同2.0%増)、営業利益は5,567百万円(同1.1%増)となりました。 (建築設備不動産)建築設備不動産事業につきましては、建築工事の受注が順調に推移したこと等により、当セグメントの売上高は26,863百万円(同7.3%増)、営業利益は1,377百万円(同17.6%増)となりました。 (アクア)アクア事業につきましては、大型商業施設等での催事営業やWEB獲得、テレマーケティング等により更なる顧客基盤の拡充に取り組んだ結果、顧客件数は前連結会計年度末から24千件増加し191千件となりました。これらにより、当セグメントの売上高は9,764百万円(同26.1%増)、営業利益は450百万円(同27.9%増)となりました。 (その他)その他の事業のうち、介護事業につきましては、利用者数が微減したことにより、売上高は1,398百万円(同0.9%減)となりました。船舶修繕事業につきましては、修繕隻数が減少したことにより、売上高は1,688百万円(同6.2%減)となりました。婚礼催事事業につきましては、法人・各種団体を中心とした一般宴会が増加したことにより、売上高は1,321百万円(同3.7%増)となりました。これらにより、当セグメントの売上高は5,444百万円(同2.2%増)となりましたが、新規事業に伴う営業費用の増加等により、営業損失は72百万円(前連結会計年度は34百万円の営業利益)となりました。 財政状態につきましては、当連結会計年度末における資産合計は211,114百万円となり、前連結会計年度末と比較して5,813百万円の増加となりました。これは主として、デリバティブ評価差額資産の減少等により流動資産「その他」が3,034百万円減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が3,036百万円、無形固定資産が2,860百万円、投資有価証券が1,477百万円、それぞれ増加したこと等によるものであります。負債合計は115,259百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,258百万円の増加となりました。これは主として、支払手形及び買掛金が2,068百万円減少した一方で、繰延税金負債及び資産除去債務の増加等により固定負債「その他」が1,561百万円、未払消費税及び設備未払金の増加等により流動負債「その他」が1,403百万円、それぞれ増加したこと等によるものであります。純資産合計は95,855百万円となり、前連結会計年度末と比較して4,554百万円の増加となりました。これは主として、剰余金の配当4,466百万円を実施した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益9,216百万円を計上したこと等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末から140百万円減少し5,463百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、25,769百万円の資金の増加(前連結会計年度比△4,296百万円)となりました。これは法人税等の支払、仕入債務の減少及び売上債権の増加等により資金が減少した一方で、税金等調整前当期純利益、非資金項目である減価償却費等の要因により資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、15,385百万円の資金の減少(同+3,445百万円)となりました。これは有形及び無形固定資産の取得に加え、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、10,534百万円の資金の減少(同△864百万円)となりました。これは借入金による資金調達等の一方で、借入金及びリース債務の返済、配当金の支払等を行ったことによるものであります。 ③ 仕入、受注及び販売の実績a.仕入実績当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)の仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前連結会計年度比(%)エネルギー54,302106.4情報通信3,04297.1CATV139.4建築設備不動産9,220105.4アクア72894.6その他70397.2合計67,999105.6(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)の受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前連結会計年度比(%)受注残高(百万円)前連結会計年度比(%)エネルギー1491,058.34039.4情報通信20,718104.91,32391.2CATV----建築設備不動産12,997108.15,213104.6アクア----その他1,09494.04529.5合計34,960106.16,62399.0(注)1.当社グループは一部を除き受注生産を行っておりません。「エネルギー」はガス関連機器等の請負工事、「情報通信」はソフトウェア開発、「建築設備不動産」は住宅及び土木建築等の請負工事、「その他」は船舶修繕の受注高を記載しております。2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前連結会計年度比(%)エネルギー105,871104.8情報通信59,049104.2CATV36,488102.0建築設備不動産26,863107.3アクア9,764126.1その他5,444102.2合計243,482105.2(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等ⅰ.財政状態当連結会計年度の財政状態の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ⅱ.経営成績当社グループの当連結会計年度の経営成績は以下のとおりであります。 (売上高)売上高は、243,482百万円(前連結会計年度比5.2%増)となりました。売上高の主な内訳をセグメント別でみると、下記のとおりであります。エネルギー事業におきましては、顧客件数は順調に増加したことや仕入価格に連動した販売価格の引き上げにより、105,871百万円(同4.8%増)となりました。情報通信事業におきましては、法人向け事業でキャリアサービス及びクラウドサービスが順調に推移し、59,049百万円(同4.2%増)となりました。CATV事業におきましては、顧客件数が順調に増加し36,488百万円(同2.0%増)となりました。建築設備不動産事業におきましては建築工事の受注が順調に推移したこと等により、26,863百万円(同7.3%増)となりました。アクア事業におきましては、顧客増加等により、9,764百万円(同26.1%増)となりました。その他の事業におきましては、婚礼催事事業における一般宴会の増加等により、5,444百万円(同2.2%増)となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費)売上原価は、エネルギー事業においてガスの仕入れコストの増加等により8,181百万円増加し、149,742百万円(同5.8%増)となりました。販売費及び一般管理費は、顧客増に伴う営業費用の増加等により2,457百万円増加し76,898百万円(同3.3%増)となりました。以上により、営業利益は1,330百万円増加し、16,841百万円(同8.6%増)となりました。 (営業外損益)営業外損益は、持分法投資損益の改善等により、529百万円の利益(同24.5%増)となりました。なお、支払利息は前連結会計年度から100百万円増加し、411百万円となりました。これらにより、経常利益は17,370百万円(同11.8%増)となりました。 (特別損益)特別損益は、固定資産除却損、減損損失を計上したこと等により、2,451百万円の損失(前連結会計年度は1,699百万円の損失)となりました。 以上により、税金等調整前当期純利益は14,919百万円(前連結会計年度比7.9%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等の負担(法人税等調整額を含む)、非支配株主に帰属する当期純利益を差し引き、9,216百万円(同8.7%増)となりました。1株当たり当期純利益は70円55銭(前連結会計年度は64円94銭)となりました。 ⅲ.キャッシュ・フローの状況当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標等当社グループは2023年5月に、2023年度(2024年3月期)から2025年度(2026年3月期)までの3ヵ年を対象とする「中期経営計画2025」を策定いたしました。「中期経営計画2025」で掲げた3年間の計画及び2024年3月期実績、2025年3月期実績、2026年3月期予想については「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。 c.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a.キャッシュ・フロー詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。なお、当社グループの財政状態及びキャッシュ・フローの指標の推移は下記のとおりであります。 第10期(2021年3月期)第11期(2022年3月期)第12期(2023年3月期)第13期(2024年3月期)第14期(2025年3月期)フリー・キャッシュ・フロー(百万円)15,1556,2167,04011,23410,383自己資本比率(%)41.641.941.543.444.3時価ベースの自己資本比率(%)70.061.159.062.960.8債務償還年数(年)1.32.12.21.51.8インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)108.275.477.596.562.9(注)フリー・キャッシュ・フロー  : 営業活動キャッシュ・フロー+投資活動キャッシュ・フロー自己資本比率         : 自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率   : 株式時価総額/総資産債務償還年数         : 有利子負債/営業活動キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業活動キャッシュ・フロー/利払い※ 各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。なお、当社は、「株式給付信託(BBT)」を導入しており、株式時価総額の算定上使用する発行済株式数から控除する自己株式については、株式給付信託(BBT)によって株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する当社株式を含めております。※ 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、社債及び借入金を対象としております。また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 b.財務政策ⅰ.財務戦略の基本的な考え方当社グループは、2023年度から2025年度までの3ヵ年を対象とする「中期経営計画2025」において、経営資源配分方針については、既存事業で創出した営業キャッシュ・フローを更なる成長に向けた積極的な投資(収益基盤の拡大・強化に向けた投資や、新サ―ビス・再生可能エネルギー投資等)に優先的に振り向ける一方で、配当についても安定的に行う方針を定めております。また、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり経営指標の目標数値を掲げ、市場の期待に応える資本効率(ROEやROIC)の水準の維持も意識しております。なお、手許資金につきましては足許の資金需要に耐えられる必要最小限に留めております。 ⅱ.資金需要の主な内容当社グループにおける主な資金需要は仕入代金や人件費といった営業上の支出のほか、収益基盤拡大に向けた成長投資や新サービスの展開に向けた投資に係る資金や、顧客へのサービス提供のために継続的な設備投資を実施することに伴う支出であります。設備投資の例としては、エネルギー事業における供給権や供給設備等、情報通信事業におけるネットワーク設備等、CATV事業における放送設備や伝送設備等が挙げられます。 ⅲ.資金調達当社グループにおける資金調達の方法は、内部資金に加え、設備投資資金や長期運転資金は銀行からの長期借入、短期的な運転資金は銀行からの短期借入や短期社債(CP)及び売掛債権流動化によって調達しております。各連結子会社の必要資金を当社が一括して調達した上で各社に貸し付ける体制をとり、加えてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)により資金の一元管理を行うことで、調達コストの削減と効率的な資金管理を行っております。また、取引銀行とは良好な関係を維持しており、加えて強固な財務体質を有していることから、当社グループの事業の維持拡大、運営に必要な運転資金、投資資金の調達に関しては問題なく実施可能と認識しております。また、取引銀行3行と貸出コミットメント契約60億円を設定しており、緊急時の流動性を確保しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成において使用される当社グループの重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 a.収益の認識 当社グループの売上高は、主力のガスの計量販売についてはガスメーターの検針時に収益を認識しておりますが、最終検針時から決算日までの収益については、推計した使用量に基づき計上しております。ガスについては商品の性格上季節的要因を受け易く、最終検針後の推計計上分については最終検針までの一定期間のガス使用量・平均気温の推移等を基に期末までの使用量を推定しておりますが、特に、推定気温より高めに推移した場合には実際の消費量が推計消費量に比べ減少する可能性があります。 また、ソフトウェア開発や住宅等の建築工事等については、受注金額が僅少又は期間が短い等連結財務諸表に与える影響が僅少なものを除いて、履行義務の充足に係る進捗度を原価比例法にて見積り、当該進捗度に基づき一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度は案件の原価総額の見積りに対する決算日までの発生原価の割合に基づき算定しておりますが、当該見積りについて将来の事業環境の変動等により見直しが必要となった場合には、認識する収益の金額に影響を与える可能性があります。 b.棚卸資産の評価当社グループは、主として先入先出法により評価し、営業循環過程から外れた場合や正味売却価額が著しく下落した場合には、収益性の低下に伴う簿価切下げを行っております。将来の市況悪化または滞留在庫が増加した場合等には更なる評価損の計上が必要となる可能性があります。なお、主力のガスは実勢価格により評価し、最終検針時より期末までの使用量を推計し、期末時点の在庫を計上しております。 c.貸倒引当金当社グループは、売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるために貸倒引当金を計上しております。顧客の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、貸倒引当金の追加計上が必要となる可能性があります。 d.投資有価証券の減損当社グループは、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合にはすべて減損処理を行い、30~50%程度下落した場合及び市場価格のない株式については、銘柄別に回復可能性を考慮して、必要と認められた額について減損処理を行っておりますが、将来の市況悪化または投資先の業績不振により更なる減損損失の計上が必要となる可能性があります。 e.固定資産の減損減損の兆候がある資産グループの内、回収可能価額が帳簿価額を著しく下回った場合に、その差額を減損損失に計上しますが、回収可能価額は、資産グループの正味売却価額と割引後将来キャッシュ・フローとして算定される使用価値のいずれか大きい方としていることから、今後、業績の顕著な低下、不動産取引相場や賃料相場等が変動した場合等には減損損失の計上が必要となる可能性があります。 f.繰延税金資産当社グループは、繰延税金資産について、その回収可能性を検討しております。回収可能性は、将来の課税所得及び慎重かつ実現可能性の高いタックスプランニングをもとに検討しますが、繰延税金資産の全部または一部を将来実現できないと判断した場合、繰延税金資産を計上しない、または取り崩すことが必要となる可能性があります。 g.退職給付に係る資産及び負債当社グループは、退職給付会計に基づいた退職給付費用及び退職給付に係る資産・退職給付に係る負債を計上しております。前提条件として年金資産に係る長期期待運用収益率、割引率等を計算に用いており、これらが著しく変動した場合は大きく影響を受けることが考えられます。当社グループは日本の優良債券の期末時点の固定利回りを参考に割引率を決定しております。長期期待運用収益率は年金資産が投資されているファンドの予想収益率と過去の実績収益率をもとに決定されます。当社グループは毎期退職給付債務の計算の基礎となる前提条件を見直しており、割引率の低下等、将来市場環境が悪化した場合、退職給付に係る負債の追加計上が必要となる可能性があります。

事業リスク

  • 大規模災害による影響
    東海地区や関東地区に事業展開が集中しているため、南海トラフ地震や首都直下型地震などの大規模災害が発生した場合、人員や施設に甚大な被害が生じる可能性があります。電力供給停止や通信障害、交通インフラの遮断が長期化すると、事業継続が困難になり、経営成績や財政状態に大きな影響を及ぼす恐れがあります。
  • 激化する競合環境
    エネルギー小売市場の自由化や光回線卸サービスの普及により、エネルギー事業や情報通信事業では他社との競争が激化しています。大手企業との資本力・技術力・販売力の差に加え、エネルギー間の競争も進んでおり、計画通りの収益拡大が困難になる可能性があります。
  • 技術革新への対応遅れ
    情報通信事業やCATV事業では、技術革新が非常に速いスピードで進んでいます。新しい技術への対応が遅れたり、技術者の確保・育成が不十分であったりすると、製品やサービスの陳腐化、競争力の低下を招き、経営成績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|6,390 文字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 自然災害等リスク① 大規模災害の発生について当社グループの事業展開エリアは、東海地区及び関東地区が大きな割合を占めておりますが、東海地区は南海トラフ地震、関東地区は首都直下型地震など大規模地震の発生が想定されています。BCP(事業継続計画)を策定し災害時の事業継続に備えておりますが、想定を超えた地震・風水害等の大規模災害の発生により、当社グループの人員・施設等に大きな被害が発生するだけでなく、事業継続に不可欠な電力の供給不能や、通信回線等の障害が長期化する場合や、道路等の交通インフラの遮断が長期化する場合には、事業の維持・継続に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 感染症の発生について近年、国内外において新型コロナウイルス感染症が、経済活動やお客様の生活に大きな影響を与えてきました。このような感染症に対し、当社グループはLPガス・都市ガス・アクア・インターネット・放送・介護など多くのライフラインを担っていることから、お客様と従業員の健康と安全を最大限考慮し、事業ごとに対応ルールを設けて感染防止を徹底しております。また感染者が発生した場合の緊急時体制についても、事業ごとに事業継続に向けた仕組みを整備しております。しかし、今後、新たな感染症が拡大することによって、お客様への対応に遅延を生ずるなど、安定的なサービスの提供に支障を来し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業リスク① 他社との競合についてエネルギー事業や情報通信事業等における競合事業者には、当社グループより大きな資本力、技術力、販売力等を有している企業が数多く存在しております。近年では都市ガスや電力の小売市場の自由化、NTT東日本・西日本による光回線卸サービスの提供等もあって、益々競合関係が激化する傾向にあります。また、LPガス、都市ガス、電力等、エネルギー間競争が激化して当社の収益基盤の拡大が計画どおり進捗しなくなるリスクがあります。対応策として、LPガス事業につきましては、業務の自動化、配送業務・検針等の客先業務の効率化等のコストの低減や、新規エリア拡大及びM&Aによる新規顧客獲得に取り組んでおります。都市ガス事業につきましては、複数サービスの利用や保安体制の充実により顧客との接点強化、事業基盤の拡充等に取り組んでおります。情報通信事業やCATV事業につきましては、獲得コストの効率的配分、放送・通信セット加入による割引サービス、大手携帯キャリアとの連携によるスマホセット割引など価格競争力を高めることで、新規獲得及び解約防止に取り組んでおります。しかしながら、これらの同業者、異業種業者との競争が当社グループの想定を上回って激化した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 情報通信事業、CATV事業等における技術陳腐化について当社グループが行っている情報通信事業、CATV事業では、技術革新が目覚ましいスピードで進んでおります。このような新しい技術に対応するため、技術者の確保・育成については、教育・研修プログラムを充実させるなど、より一層力を入れて取り組んでおりますが、技術革新により当社製品及びサービスの陳腐化や市場の喪失が発生した場合、技術革新に対応できない場合及び新たなサービス提供のための設備投資が十分でない場合には、競争力の低下につながり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 仕入先、業務委託先、下請先との関係について当社グループは、エネルギー事業、情報通信事業、CATV事業、建築設備不動産事業、アクア事業等、多くの事業において商品の仕入を行い、また、業務の一部を他社に委託するもしくは下請に出す等を行っております。これらの仕入・業務委託・下請先において、何らかのトラブル等が発生し、お客様へ安定的な商品・サービスの提供が困難になる事態が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 特定の取引先・受注先への依存について当社グループのソフトウェア開発事業は、特定のシステムインテグレータに対する依存度が比較的高い水準にありますが、高度な要請に的確に応えることにより、システム構築・運用ノウハウ等を培い、より強固な関係を築いてまいりました。しかしながら、取引先システムインテグレータの経営状況や事業戦略の変更等があった場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループのブロードバンドサービスは、キャリア事業者から回線の提供を受けたうえで、主に直販もしくは家電量販店等を通じて個人向けに販売しておりますが、キャリア事業者、家電量販店等の事業戦略等に変更があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、モバイル事業として、当社グループはソフトバンク株式会社の代理店事業及び株式会社NTTドコモより回線を借り受けたMVNO事業を行っております。当該各社の事業戦略、代理店施策及び回線の借り受け価格等に重要な変更があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 受注業務における不採算取引の発生について当社グループの建築設備不動産事業等における、大手メーカー・ゼネコン等からの受注・下請業務においては、適正な施工管理を行っておりますが、何らかのトラブル等が発生し、納期が遅れる、受注先の検収条件を満たせない等の事態により、採算が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループのソフトウェア開発事業等においては、引き合い・見積もり・受注段階から、プロジェクト管理の徹底を図り、効率的なシステム構築・開発を目指しております。しかしながら、納入後の不具合の発生、お客様からの開発方式の変更要求、仕様追加の発生等、工数の追加、開発途上の不測事故等により採算が悪化した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 事業提携やM&Aについて当社グループは、既存サービス等との相乗効果が期待できる場合や、新サービスを導入することにより将来的な事業展開につながる可能性があると判断した場合には、事業提携やM&A等について積極的に検討を進めていく方針です。そして、個別の投資案件に係る収支状況については担当事業部等が常に把握し、必要に応じて事業計画の見直しを行うなど、投資資金の回収可能性について厳格に管理を行っておりますが、提携先の事業や譲受事業等が計画どおりに進展せず、期待した成果が上がらない場合は、取得株式等の減損損失を計上することも想定され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 投資資金の回収について当社グループの事業の中核を形成するエネルギー事業、情報通信事業、CATV事業は、事業拡大のために多額の設備投資を行っております。また、新たな技術の開発・導入やこれに伴う新しいサービスを提供し、事業を拡大していくためには、既存の投資計画の変更・見直しを余儀なくされることがあります。投資効果を検証し、投資計画の見直しを適宜行っておりますが、景気動向・市場動向等、情勢に大きな変化が生じた等の理由により、当初想定していた投資収益が期待できなくなる可能性があります。その場合には、投下した投資資金の回収が遅れる可能性があります。個別の投資案件に係る収支状況については担当事業部等が常に把握し、必要に応じて事業計画の見直しを行うなど、投資資金の回収可能性について厳格に管理を行っておりますが、経済情勢の急激な変化、突然の需要減退等の環境変化に対応できず、所期の投資成果が期待できない可能性が高くなった場合には、固定資産の減損処理が必要になるなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 海外事業展開に係るリスクについて当社グループは、エネルギー事業、情報通信事業等において、海外への事業展開及び海外企業との取引を行っております。自社並びに外部委託先を利用して市場環境、政策動向等の情報収集を行っておりますが、現地の商習慣や法律・規制等の制約、人件費の高騰、為替レートの変動、テロやクーデター等による社会的混乱等により、事業展開及び取引に重大な支障が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 債権管理・与信リスク  与信管理について当社グループは、債権管理規程等の社内ルールを策定し、取引先の与信管理・債権管理に係る体制整備・強化に努めておりますが、取引先の経営状況が悪化し、売掛金・貸付金等の回収が遅延したり、貸し倒れ等が発生すること等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) マーケットリスク① ガス仕入価格及び為替の変動についてエネルギー事業における主力商品であるLPガスの仕入価格は、その大半を輸入に依存している関係上、地政学的要因や需給バランス等に起因する市況や為替変動の影響を受けます。この市況や為替変動による影響を最小限に食い止めるべく、一部固定化のためのヘッジ取引を実施する場合があります。これは、原料価格の急激な上昇による販売価格への影響を抑えるために行うものですが、実際の仕入時点における商品価格が、予想に反して大幅に下落した場合には、価格の固定化により損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 不動産市況悪化のリスクについて当社グループは不動産事業を行っておりますが、不動産価格が大幅に下落した場合には、販売用不動産の評価額の引下げ、自社不動産の減損処理が必要になるなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 資金調達構造ならびに金利動向の影響について当社グループは、エネルギー事業、情報通信事業、CATV事業、建築設備不動産事業、アクア事業等において経営基盤の強化・拡充を図っております。一方で、中期経営計画に基づくキャッシュ・フロー経営によって有利子負債の削減、自己資本比率の向上に努めてまいりましたが、今後、M&A等による投資拡大を進める中で、有利子負債が増加し金利上昇のリスクを受けやすくなる恐れがあります。資金調達にあたっては、長短のバランスの適正化及び長期借入の固定金利調達により金利上昇リスクを抑えてまいりますが、急激な金利上昇があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) システムリスク① 個人情報の管理について当社グループは、個人情報取扱事業者として、「プライバシーポリシー」を定め、ウェブサイト等で開示しております。当社グループでは、個人情報保護法等の法令及び社内規程に基づき顧客情報の取扱いに細心の注意を払っておりますが、万一、不正ログイン、サイバー攻撃等により、大規模な顧客情報の流出等が生じた場合には、風評による社会的信用の失墜や損害賠償金の支払等によって、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 情報システムの障害発生について当社グループでは、情報通信事業を中心に、自社の情報処理システムやデータセンター・自社回線等によるサービスを提供しております。システム障害の防止には細心の注意を払っておりますが、機器不良及び人為的なミス、大規模な自然災害等により情報システムの停止、誤作動等の障害が発生する可能性があり、これらの事故によって、当社グループにおけるサービス提供の継続が困難となった場合には、風評による社会的信用の失墜や損害賠償金の支払等によって、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 自社業務系システム構築に係るリスクについて当社及びグループ会社が、自社の業務系システムの開発を効率的に進めることを目的に、グループ内企業に発注することがあります。一方で、開発要員が不足した場合等に、当該案件の納期が遅れることで業務に支障をきたす可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。     ④ サイバー攻撃について近年、サイバー攻撃が高度化・巧妙化しております。これに対し、当社グループでは、部門横断的な情報セキュリティ体制を整備し、各種セキュリティ対策やインシデント対応訓練を継続しております。また、事故発生時には、CSIRT(被害拡大を防ぐための組織)により、サイバー攻撃の影響を最小限にとどめる対策を実施しております。しかしながら、これらの対策を超えたサイバー攻撃が行われ、基幹となる情報システムに重大な支障が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) コンプライアンスリスク① 法的規制について当社グループの事業は多岐にわたっており、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律、ガス事業法、宅地建物取引業法、建設業法、放送法、電気通信事業法、青少年ネット規制法等、関係する法令や監督官庁も様々です。また、訪問販売等の事業に適用される特定商取引法や景品表示法、下請会社を使う事業に共通な下請法の規制を受けております。さらに一般消費者に直結した事業が多いため、昨今の消費者保護行政の強化を受け、適用される法令や行政指導も増加する傾向にあります。また、将来において、現在予測し得ない法的規制等が設けられる可能性があり、これらに適切に対応できなかった場合には、行政当局等からの指導・摘発等を受けることとなり、風評による社会的信用の失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② トラブル・クレームの発生並びに訴訟について当社グループが事業活動を行う過程において、相手方が法人・個人を問わず、トラブル・クレームが発生する可能性があります。このようなトラブル・クレームの発生を未然に防止すべく、従業員教育を徹底し、当社顧客(潜在的顧客も含む)に対しましては丁寧な対応かつ正確な説明を心掛けております。加えて、必要に応じガバナンス推進室やコンプライアンス・リスク管理統括室等の専門管轄部署が中心となり、契約書面の事前チェックや契約先の与信管理等、法務面、信用面からの検討を行っております。また、トラブル・クレーム発生の際は、早期解決に努めるとともに、発生原因を追究し類似事案の再発防止に努めており、これらの活動状況につきましては、経営への重要度に応じ取締役会や監査役会に報告等を行っております。しかし、トラブル・クレーム等が長期化、社会問題化した場合や訴訟が提起された場合は、風評による社会的信用の失墜や損害賠償金等解決に係るコストの負担等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

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