オープンアップグループ(2154)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 301 | 25 | 15 | -4 | 28.6 | 78.9 | — | 44.6 |
| FY2017 | 430 | 32 | 19 | -1 | 28.7 | 99.2 | 45.0 | 39.2 |
| FY2018 | 654 | 43 | 26 | 24 | 18.7 | 128.6 | 55.0 | 48.3 |
| FY2019 | 816 | 57 | 37 | 36 | 23.5 | 87.5 | 70.0 | 49.5 |
| FY2020 | 818 | 47 | 13 | 28 | 9.0 | 31.3 | 40.0 | 46.2 |
| FY2021 | 951 | 34 | 26 | 22 | 2.7 | 47.7 | 44.0 | 74.2 |
| FY2022 | 1,486 | 101 | 70 | 133 | 11.0 | 78.3 | 45.0 | 65.6 |
| FY2023 | 1,617 | 128 | 95 | 162 | 14.7 | 109.1 | 50.0 | 64.0 |
| FY2024 | 1,732 | 143 | 118 | 141 | 16.0 | 135.8 | 65.0 | 62.8 |
| FY2025 | 1,880 | 162 | 126 | 86 | 15.9 | 144.6 | 75.0 | 64.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ブランド力や特許などの無形資産は限定的。人材派遣・紹介事業が中心であり、特定の技術やブランドに依存する度合いは低い。ただし、長年の実績による信頼性は一定の評価が可能。
求職者側からのスイッチングコストは低い。企業側にとっては、人材紹介会社を変更する手間やコストは存在するが、代替となるサービスも多く、限定的。ただし、長年の取引実績や担当者との関係性はスイッチングを抑制する要因となりうる。
求職者と企業のマッチングプラットフォームは持つが、強力なネットワーク効果は限定的。新規参入企業も多く、既存プラットフォームへの依存度は高くない。規模の拡大によるネットワーク効果の強化は期待できる。
人材紹介手数料が主な収益源であり、規模の経済によるコスト優位性は限定的。オペレーションの効率化は進んでいるが、競合他社とのコスト差を大きく生み出すほどの優位性は見られない。人材獲得コストが変動要因。
売上高、営業利益ともに直近5期で着実に成長しており、一定の事業規模を有している。特にFY2025では売上1879億円、営業利益162億円と伸長。規模の拡大による採用力強化やサービス提供能力の向上が期待できる。
競合との比較優位
リクルートは圧倒的なブランド力、多様なサービス展開、強力なネットワーク効果を持つ。オーペンアップグループは人材派遣・紹介に特化しており、規模では劣るが、特定の領域での専門性を強みとする可能性がある。
強気シナリオ
人材需要の底堅さと景気回復による求人増加で、売上・利益が継続的に拡大する。
M&Aや新規事業展開により、事業規模をさらに拡大し、スケールメリットを享受する。
DX推進によるマッチング精度の向上や業務効率化が進み、収益性が改善する。
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退による求人数の減少や、人材獲得競争の激化で、売上・利益が伸び悩む。
競合他社の台頭や、人材紹介サービスへの依存度低下により、シェアを奪われる。
法規制の変更や、派遣・請負に関する労働市場の変化が事業に悪影響を与える。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
人材需要の急減、主要顧客の業績悪化、競合による価格破壊、労働市場の構造的変化などが複合的に発生し、売上・利益が大幅に減少。スケールメリットが失われ、コスト競争力も低下する。
5年後のモート予測
堅調な人材需要と事業拡大戦略により、売上・利益は年平均10%以上の成長を維持。ROEも15%超を維持し、株主価値を向上させる。
緩やかな景気回復と人材需要の安定化により、売上・利益は年平均5-8%程度の成長。ROEは12-15%程度で推移し、安定した収益基盤を維持する。
景気後退や人材市場の停滞により、売上・利益の成長が鈍化、あるいは微減。ROEは10%を下回る可能性があり、株価への下押し圧力となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,617億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 64.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.05倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準