2108

日本甜菜製糖(2108)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
5,450
2026-09-01
時価総額
533 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 578 20 14 24 2.1 9.6 69.2
FY2016 581 22 15 -20 2.2 107.1 69.5
FY2017 589 16 12 16 1.8 86.5 50.0 68.9
FY2018 580 16 13 6 1.9 93.4 50.0 70.6
FY2019 570 16 13 4 2.0 94.4 80.0 69.4
FY2020 548 19 16 -29 2.4 115.9 50.0 70.3
FY2021 585 22 20 31 2.9 141.8 50.0 67.6
FY2022 650 15 13 -35 1.9 93.6 50.0 66.1
FY2023 693 9 18 117 2.5 138.5 50.0 70.4
FY2024 648 5 27 -9 3.7 215.2 55.0 72.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

ブランド力や特許などの無形資産は限定的。主要製品であるてんさい糖は、一般的な砂糖に比べてブランドによる差別化が弱く、価格競争に陥りやすい。独自の技術や製法に関する特許も、競合他社が代替技術を開発するリスクがある。

スイッチングコスト2/5

顧客のスイッチングコストは中程度。製菓・食品メーカーなどBtoB顧客は、品質や供給安定性を重視するため、安易な切り替えは少ない。しかし、代替甘味料の普及や、自社での原料調達能力向上により、スイッチングコストが低下する可能性はある。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果はほとんど見られない。製品の消費や利用において、利用者が増えることで価値が高まるような性質はない。プラットフォームビジネスのような特性を持たないため、ネットワーク効果による競争優位性は期待できない。

コスト優位1/5

コスト優位性は限定的。てんさい糖の製造プロセスにおいて、規模の経済や独自の効率化による顕著なコスト削減効果は確認しにくい。原料であるてんさいの調達コストや、砂糖精製におけるエネルギーコストが変動要因となる。

規模の経済3/5

規模の経済は一定程度存在する。国内有数のてんさい糖メーカーであり、一定の生産規模を持つことで、原料調達や製造プロセスにおいて効率化が図られている。また、製糖以外の事業(飼料、肥料、食品素材など)との多角化によるシナジー効果も期待できる。

競合との比較優位

ホクレン農業協同組合連合会

ホクレンもてんさい糖を扱っており、生産者組織としての強みを持つ。日本甜菜製糖は製糖技術や研究開発力に強みを持つが、ホクレンは広範な農業ネットワークを活かした原料調達力で対抗する可能性がある。

三菱商事ライフサイエンス

三菱商事ライフサイエンスは、多様な食品素材を扱っており、てんさい糖以外の甘味料や機能性素材で競合する。日本甜菜製糖はてんさい糖に特化しているが、三菱商事は幅広いポートフォリオで顧客ニーズに対応できる。

強気シナリオ

てんさい糖の健康志向の高まりによる需要拡大

高付加価値製品(機能性食品素材など)の開発・販売成功

海外市場への展開による新たな収益源の確保

弱気シナリオ(モート侵食)

原料(てんさい)の価格高騰や供給不安

競合他社による低価格攻勢や代替甘味料の普及

気候変動によるてんさいの不作リスク

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

てんさい糖以外の事業(飼料、肥料、食品素材など)が競争力を失い、収益の柱とならなくなった場合。また、主要顧客である食品メーカーが、より安価な代替甘味料へシフトし、売上が大幅に減少した場合、競争優位性が失われる。

5年後のモート予測

強気

健康志向の高まりや機能性素材開発の成功により、てんさい糖および関連製品の需要が拡大。海外展開も進み、売上・利益ともに年平均5%以上の成長を達成する。

中立

てんさい糖の安定した需要を維持しつつ、既存事業の効率化を進める。新規事業は緩やかな成長に留まり、売上・利益ともに年平均1-3%程度の微増に留まる。

弱気

原料価格の高騰や競合激化により、てんさい糖の収益性が悪化。新規事業も期待したほどの成長が見込めず、売上・利益ともに横ばい、もしくは微減となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 533億
2. 健全な財務 自己資本比率 72.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 14.9%
6. 適度なPER PER 19.7倍
7. 適度なPBR PBR 0.72倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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