北海道コカ・コーラボトリング(2573)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 566 | 24 | 16 | 11 | 4.2 | 43.5 | 12.0 | 78.4 |
| FY2017 | 561 | 23 | 19 | 26 | 4.8 | 51.6 | 12.0 | 81.3 |
| FY2018 | 560 | 21 | 14 | 15 | 3.6 | 193.3 | — | 81.4 |
| FY2019 | 553 | 21 | 14 | 21 | 3.4 | 194.4 | 60.0 | 82.4 |
| FY2020 | 514 | 8 | 8 | 12 | 2.0 | 114.9 | 60.0 | 84.5 |
| FY2021 | 520 | 7 | 6 | 11 | 1.6 | 87.5 | 60.0 | 82.7 |
| FY2022 | 516 | 6 | 6 | -0 | 1.4 | 81.8 | 60.0 | 83.0 |
| FY2023 | 564 | 17 | 13 | 13 | 3.2 | 96.5 | — | 80.0 |
| FY2024 | 569 | 22 | 15 | 16 | 3.7 | 113.6 | 30.0 | 81.1 |
| FY2025 | 591 | 26 | 17 | 0 | 3.9 | 122.8 | 30.0 | 79.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
コカ・コーラブランドの強力な認知度とロイヤリティは、北海道という地域限定ながらも無形資産として機能する。長年の販売実績と地域に根差したマーケティング活動がブランド価値を支えている。
自動販売機や店舗での飲料販売において、特定のブランドへの固定客は存在するが、競合他社製品への乗り換え障壁は比較的低い。価格やキャンペーンが乗り換え要因となりうる。
飲料の製造・販売事業には、ユーザー数の増加が直接的に製品価値を高めるネットワーク効果は基本的に見られない。
コカ・コーラ社からの原料供給や、確立された物流網は一定のコスト効率をもたらす可能性があるが、地域限定ボトラーであり、スケールメリットは限定的。競合他社も同様の効率化を図っている。
北海道という特定の地域市場において、コカ・コーラ製品の主要な供給者としての地位を確立している。地域内での一定の市場シェアと、それに伴う物流・販売網の効率性は競争優位となりうる。
競合との比較優位
強気シナリオ
コカ・コーラブランドの地域内での揺るぎない人気維持
地域限定のイベントやプロモーションによる新規顧客獲得と既存顧客維持
効率的な地域物流網の維持・強化によるコスト競争力の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
健康志向の高まりによる炭酸飲料市場全体の縮小
地域内での競合他社(特にPB商品やローカルブランド)の台頭
原材料費や物流費の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、コカ・コーラブランドの地域内での魅力が急速に失われ、消費者が競合他社の安価な飲料や健康志向の代替品に大きくシフトする必要がある。また、地域内での価格競争が激化し、同社の価格決定力が失われるか、あるいは物流コストや原材料費の高騰が、ブランド力による価格プレミアムを吸収し、利益率を著しく圧迫する状況が継続することも考えられる。さらに、地域限定ボトラーとしての規模の経済性が、より広域で事業展開する競合他社に対して劣後し、販売チャネルやコスト面で不利になるシナリオも考えられる。最終的には、地域社会との関係性が悪化し、販売チャネルへのアクセスが制限されるような事態も、同社の競争優位を損なう要因となりうる。
5年後のモート予測
コカ・コーラブランドの強さと地域密着戦略が奏功し、安定した売上と利益を維持。健康志向に対応した新商品投入や、地域イベントとの連携強化で市場シェアを堅守。
炭酸飲料市場の緩やかな成長鈍化の影響を受けつつも、ブランド力と既存の販売網を活かし、微増収益を確保。コスト管理を徹底し、安定した収益性を維持する。
健康志向の高まりと競合激化により、売上・利益ともに減少。価格競争の激化やコスト増により、収益性が悪化し、市場シェアの低下が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 569億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 79.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 9年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 14.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 34.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.31倍 |
合格数:4/7 部分的合格