2211

不二家(2211)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
2,509
2026-09-01
時価総額
616 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,044 25 13 29 4.1 5.0 1.0 49.3
FY2017 1,059 11 163 184 33.9 631.8 15.0 60.9
FY2018 1,052 24 14 -42 2.8 53.2 15.0 65.3
FY2019 1,033 18 12 -23 2.4 46.8 15.0 66.5
FY2020 991 25 10 30 2.1 40.6 15.0 67.6
FY2021 1,048 41 32 28 5.8 123.1 30.0 68.5
FY2022 1,006 43 34 -28 5.7 131.0 30.0 65.6
FY2023 1,055 14 10 -12 1.6 37.6 30.0 67.3
FY2024 1,100 23 17 -26 2.7 64.9 30.0 64.0
FY2025 1,196 28 20 -71 3.1 78.8 30.0 57.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

不二家は「ペコちゃん」という長年にわたり愛されるキャラクターと、全国に展開する店舗網、そして「ミルキー」「カントリーマアム」といったロングセラー商品群を持つ。これらのブランド力と顧客のロイヤリティは、新規参入障壁として機能する。

スイッチングコスト1/5

菓子類は一般的にスイッチング・コストが低い。消費者は価格や気分で容易に他社製品に乗り換える可能性がある。ただし、特定のブランドへの愛着は限定的なスイッチング・コストを生む。

ネットワーク効果0/5

不二家の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果は直接的には見られない。

コスト優位1/5

食料品業界全体として、原材料価格の変動や効率的な生産体制の構築がコスト競争力に影響する。不二家は規模の経済を活かした効率化を進めているが、業界内で突出したコスト優位性を持つとは言えない。

規模の経済2/5

全国に約1,000店舗(直営・FC含む)を展開し、一定の規模の経済を享受している。しかし、業界全体で見ると、より巨大なプレイヤーも存在するため、圧倒的な規模の優位性とは言い難い。

競合との比較優位

強気シナリオ

「ペコちゃん」ブランドの再活性化と新規キャラクター開発による若年層へのアピール強化

健康志向や高級志向に対応した新商品開発による高付加価値化

海外市場への積極的な展開とブランド浸透

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰が利益率を圧迫し、価格転嫁が困難な状況

競合他社の積極的なプロモーションや低価格戦略によるシェア低下

消費者の嗜好の変化への対応遅れによるブランドイメージの陳腐化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

不二家が長期的な競争優位性を失うシナリオは、まず「ペコちゃん」という強力な無形資産が、消費者の間で急速にその魅力を失い、ブランドイメージが陳腐化することである。さらに、競合他社がより革新的な商品開発や効果的なマーケティング戦略を展開し、不二家の既存顧客層を奪い、新規顧客層を獲得することに成功した場合、不二家の市場での存在感は急速に低下するだろう。また、グローバルな食品大手による買収や、国内大手食品メーカーとの合併により、独立した企業としての独自性が失われ、ブランド価値が希薄化する可能性も考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、不二家が築き上げてきた競争優位性は崩壊する可能性がある。

5年後のモート予測

強気

「ペコちゃん」ブランドの再評価と新商品投入が奏功し、既存顧客の維持と新規顧客獲得が進む。海外展開も進み、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。ブランド力は維持されるが、大きな飛躍は見られない。コスト管理と効率化が継続的な課題となる。

弱気

原材料価格の高騰や競合激化により、利益率が低下。ブランドイメージの低下も進み、売上・利益ともに低迷する。海外展開も期待通りに進まない。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 616億
2. 健全な財務 自己資本比率 57.0%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -15.6%
6. 適度なPER PER 30.3倍
7. 適度なPBR PBR 1.02倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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