2938

オカムラ食品工業(2938)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,282
2026-09-01
時価総額
619 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

3年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2024 327 25 20 -21 13.9 252.2 34.0 36.1
FY2025 353 30 20 16 12.6 41.4 38.9
FY2026 8.0

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産0/5

オカムラ食品工業に関する公開情報からは、強力なブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産の存在を示す具体的な証拠は見当たりません。主力製品の「こんにゃく」は一般的に汎用品としての認識が強く、差別化された無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。

スイッチングコスト1/5

主力のこんにゃく製品は、一般消費財であり、特定のブランドへの強いこだわりが薄い可能性があります。ただし、一部の業務用顧客やPB商品においては、長年の取引関係や品質への信頼から、一定のスイッチング・コストが存在する可能性も否定できません。しかし、全体としては乗り換えのハードルは低いと考えられます。

ネットワーク効果0/5

オカムラ食品工業の事業モデルは、製品の利用者が増えることで価値が増すようなネットワーク効果を生み出す構造にはなっていません。食品製造・販売業であり、プラットフォーム型ビジネスとは根本的に異なります。したがって、ネットワーク効果による競争優位性は期待できません。

コスト優位1/5

食料品業界、特にこんにゃくのような汎用品においては、規模の経済や効率的な生産プロセスによるコスト優位性が競争力の源泉となり得ます。しかし、オカムラ食品工業が業界内で圧倒的なコストリーダーであるという具体的な証拠や、構造的なコスト優位性を示す情報は現時点では確認されていません。競合他社とのコスト差は限定的である可能性があります。

規模の経済2/5

オカムラ食品工業は、こんにゃく市場において一定のシェアを持つ企業と考えられます。しかし、業界全体が成熟しており、巨大なプレイヤーが複数存在するわけではないため、圧倒的な効率規模による寡占状態を形成しているとは言えません。一定の規模による効率性はありますが、それが持続的な競争優位に繋がるほどの「効率規模」とは評価しにくいです。

競合との比較優位

強気シナリオ

健康志向の高まりによるこんにゃく需要の持続的な拡大

PB商品や業務用ルートでの安定した収益基盤の維持

新商品開発や海外展開による新たな収益源の確保

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格(こんにゃく芋等)の変動リスク

競合他社による価格競争の激化

消費者の嗜好の変化や代替食品の台頭

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

オカムラ食品工業の投資が失敗するには、まず、こんにゃくという製品の市場が、健康志向の高まりや低カロリー食品への関心といった現在のトレンドから外れ、需要が縮小すること、あるいは代替となる低カロリー食品が急速に普及し、こんにゃくの優位性が失われることが考えられます。また、同社が持つ既存の取引関係や生産ノウハウが、競合他社によって容易に模倣可能であり、価格競争に陥った際に、コスト優位性を確立できない、あるいはブランド力による価格維持ができない状況が生まれることも、失敗のシナリオとして考えられます。さらに、経営陣が変化する市場環境や消費者のニーズに対応できず、イノベーションを起こせないまま、既存事業にしがみつくことも、長期的な競争力の低下を招き、失敗に繋がる可能性があります。

5年後のモート予測

強気

健康志向を背景にこんにゃく需要が堅調に推移し、PB・業務用ルートでの安定供給を維持。新商品開発や販路拡大により、緩やかな成長を続ける。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、原材料価格の変動や競争環境の変化に対応。横ばい圏での推移が続く。

弱気

価格競争の激化や代替食品の台頭により、売上・利益が圧迫される。原材料価格の高騰も重なり、業績が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 619億
2. 健全な財務 自己資本比率 38.9%
3. 利益の安定性 2年連続黒字
4. 配当の継続性 2年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 30.6倍
7. 適度なPBR PBR 3.89倍

合格数:1/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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