1860

戸田建設(1860)に経済的な堀はあるか

建設業 建設・資材

株価

現在株価
1,568
2026-09-01
時価総額
4,494 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 4,926 216 200 -150 11.3 65.3 31.9
FY2016 4,227 250 421 491 18.6 137.1 41.7
FY2017 4,290 305 255 115 10.2 82.7 15.0 43.7
FY2018 5,104 345 256 -529 9.5 83.5 20.0 39.9
FY2019 5,187 352 258 555 9.5 84.3 20.0 42.7
FY2020 5,071 277 197 -520 6.3 64.4 26.0 42.1
FY2021 5,015 244 186 68 5.8 60.4 20.0 41.6
FY2022 5,472 141 110 -569 3.4 35.6 26.0 38.9
FY2023 5,224 179 161 133 4.5 52.2 27.0 40.0
FY2024 5,867 266 252 -348 7.1 83.6 28.0 37.1

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
●○○○○
1/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

戸田建設は長年の歴史と実績を持つゼネコンであり、ブランド力や信頼性は一定程度存在する。しかし、建設業特有の技術やノウハウは模倣されやすく、明確な特許や独自技術による強力な無形資産は限定的。

スイッチングコスト2/5

建設プロジェクトは長期にわたり、顧客(発注者)との関係構築が重要。一度採用された建設会社は、その実績や信頼から継続して指名される可能性がある。しかし、入札競争が激しく、価格や提案力次第でスイッチングは起こりうる。

ネットワーク効果1/5

建設業におけるネットワークは、協力会社、資材供給業者、設計事務所など多岐にわたる。これらの強固な関係は事業遂行に不可欠だが、競合他社も同様のネットワークを構築しており、明確なネットワーク効果による競争優位性は薄い。

コスト優位2/5

大規模プロジェクトの実行には、高度なプロジェクト管理能力、資材調達力、熟練した労働力の確保が求められる。これらのオペレーション効率の高さはコスト競争力に繋がる可能性があるが、建設資材価格の変動や人件費の高騰リスクも存在する。

規模の経済4/5

戸田建設は大手ゼネコンとして、大規模かつ複雑なプロジェクトを遂行する能力を持つ。豊富な資本力、多数の従業員、広範な設備投資により、中小企業には真似できない規模の事業展開が可能。これにより、より有利な条件での資材調達や、リスク分散が図れる。

競合との比較優位

清水建設

清水建設も戸田建設と同様に総合建設大手であり、規模の経済性において類似した競争優位性を持つ。技術力やブランド力も匹敵するが、近年は環境・エネルギー分野への注力がより顕著に見られる。

大林組

大林組は戸田建設と同規模のゼネコンであり、規模の経済性で優位性を持つ。特に、海外事業や都市開発における実績が豊富であり、技術開発力も高いレベルにある。

強気シナリオ

インフラ老朽化対策や防災・減災投資の拡大により、大型案件の受注が増加する。

M&Aや技術提携を通じて、新たな成長分野(例:再生可能エネルギー関連施設建設)に進出し、収益源を多様化する。

DX推進による生産性向上とコスト削減が実現し、利益率が改善する。

弱気シナリオ(モート侵食)

建設資材価格の高騰や人件費の上昇が続き、利益率を圧迫する。

大型プロジェクトの遅延や赤字化が発生し、財務状況が悪化する。

景気後退により、民間設備投資が減少し、新規受注が大幅に減少する。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

建設需要の低迷、資材価格の高騰、人件費の上昇、大規模プロジェクトの失敗などが複合的に発生し、収益性が著しく悪化、株価が低迷する。特に、海外での大型案件の失敗や、国内での大規模災害による建設需要の急減は、業績に大きな打撃を与える可能性がある。

5年後のモート予測

強気

インフラ投資の拡大や、再生可能エネルギー関連の需要増加を背景に、売上・利益ともに堅調に成長。DXによる生産性向上も寄与し、ROEは10%超えを目指す。

中立

緩やかな経済成長と建設需要の維持により、売上・利益は微増傾向。資材価格の変動リスクはあるものの、規模の経済性を活かして安定的な収益を確保。ROEは8%前後を維持。

弱気

景気後退や建設資材価格の高騰により、受注が減少し、利益率が低下。一部プロジェクトの遅延や赤字化も発生し、ROEは5%を下回る可能性も。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,494億
2. 健全な財務 自己資本比率 37.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 11.4%
6. 適度なPER PER 17.8倍
7. 適度なPBR PBR 1.31倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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