エクシオグループ(1951)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,988 | 209 | 138 | 95 | 8.7 | 145.2 | — | 64.8 |
| FY2017 | 3,127 | 256 | 180 | 203 | 10.2 | 189.4 | 46.0 | 66.6 |
| FY2018 | 4,237 | 317 | 402 | -48 | 15.0 | 390.3 | 50.0 | 63.4 |
| FY2019 | 5,246 | 311 | 156 | 2 | 5.8 | 139.8 | 70.0 | 59.9 |
| FY2020 | 5,733 | 366 | 242 | -29 | 8.4 | 217.3 | 80.0 | 58.1 |
| FY2021 | 5,948 | 424 | 278 | 60 | 9.0 | 250.6 | 82.0 | 56.6 |
| FY2022 | 6,276 | 326 | 222 | -78 | 7.2 | 205.0 | 96.0 | 52.5 |
| FY2023 | 6,141 | 341 | 201 | 283 | 6.3 | 94.8 | 102.0 | 52.9 |
| FY2024 | 6,708 | 425 | 269 | -116 | 8.2 | 129.0 | 120.0 | 50.0 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 63.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
エクシオグループは建設業であり、特定のブランド力や特許による無形資産の強みは限定的。ただし、長年の実績と信頼は一定の無形資産となりうる。
顧客はインフラ構築や通信設備工事など、一度構築したインフラの切り替えには多大なコストと時間がかかるため、一定のスイッチングコストが存在する。しかし、技術革新による代替技術の登場リスクもある。
通信インフラや公共インフラの構築・保守において、地域社会や関連企業とのネットワークは重要だが、エクシオグループ特有の強力なネットワーク効果は限定的。
建設業は規模の経済や効率化によるコスト優位性を築きにくい業種。エクシオグループも、他社との明確なコスト優位性を確立しているとは言えない。
売上高6000億円超、全国に多数の拠点を持つ規模は、大規模プロジェクトの受注や、地域密着型のサービス提供において強みとなる。規模の経済による効率化の余地はある。
競合との比較優位
きんでんは電気設備工事に強みを持ち、エクシオグループは通信設備工事に強みを持つ。両社ともインフラ関連で事業領域は重複するが、得意分野が異なる。規模ではエクシオグループがやや大きい。
ユアテックは電気・空調設備工事に強みを持ち、エクシオグループは通信・情報通信設備工事に強みを持つ。地域的な事業基盤や得意とする技術領域に違いが見られる。
強気シナリオ
DX化や5Gインフラ投資の拡大により、通信建設事業が好調に推移する。
再生可能エネルギー関連のインフラ投資が増加し、新規事業の成長ドライバーとなる。
M&Aや事業再編を通じて、収益性の高い事業領域へのシフトが進む。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇が利益を圧迫する。
インフラ投資の鈍化や公共事業の削減により、受注が減少する。
競合他社との価格競争が激化し、収益性が低下する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
インフラ投資の長期的な低迷、主要顧客である通信キャリアの設備投資抑制、建設コストの制御不能な高騰、あるいは大規模な不祥事による信用失墜などが、エクシオグループの事業基盤を揺るがす可能性がある。
5年後のモート予測
DX・5G・再生可能エネルギー関連投資の拡大を背景に、売上・利益ともに堅調に成長。ROEも10%超を維持し、株主還元も強化される。
インフラ投資の緩やかな増加と、既存事業の安定運営により、売上・利益は微増傾向。ROEは8-9%程度で推移し、安定配当を維持する。
建設コストの高騰やインフラ投資の停滞により、売上・利益ともに伸び悩み。ROEは7%を下回り、株主還元も抑制される可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 6,074億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 50.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -19.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 22.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.88倍 |
合格数:3/7 部分的合格