クラフティア(1959)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 3,418 | 307 | 223 | -38 | 15.8 | 327.2 | — | 46.6 |
| FY2017 | 3,609 | 347 | 253 | 262 | 15.4 | 356.9 | 70.0 | 49.7 |
| FY2018 | 4,081 | 367 | 267 | 148 | 14.7 | 375.2 | 90.0 | 50.5 |
| FY2019 | 4,289 | 360 | 262 | 261 | 13.3 | 370.0 | 100.0 | 53.1 |
| FY2020 | 3,919 | 330 | 250 | 50 | 11.3 | 353.5 | 100.0 | 60.0 |
| FY2021 | 3,766 | 331 | 262 | -23 | 10.9 | 370.1 | 100.0 | 63.2 |
| FY2022 | 3,958 | 321 | 263 | 143 | 10.0 | 371.9 | 100.0 | 58.4 |
| FY2023 | 4,691 | 380 | 280 | 417 | 9.6 | 395.9 | 110.0 | 57.4 |
| FY2024 | 4,740 | 414 | 289 | -3 | 9.3 | 408.4 | 120.0 | 63.5 |
| FY2025 | 4,761 | 546 | 401 | -58 | 11.4 | 566.3 | 140.0 | 66.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
クラフティアは建設業であり、特定のブランド力や特許による無形資産は限定的。長年の実績と信頼は存在するが、直接的な価格決定力や参入障壁には繋がりにくい。
建設プロジェクトは、一度着手すると途中で変更することが困難であり、発注者にとって切り替えコストは高い。しかし、新規発注時の選定プロセスでは他社への切り替えも考慮される。
建設業において、業界内での評判や過去の実績が次の受注に繋がることはあるが、明確なネットワーク効果(利用者が増えるほど価値が増す)は限定的。
建設業では、規模の経済や効率的な生産プロセスによるコスト優位性は存在する。しかし、資材価格の変動や人件費の高騰リスクがあり、持続的なコスト優位性の確保は容易ではない。
売上高が安定して40億円を超え、営業利益も増加傾向にあることから、一定の事業規模を有している。大規模プロジェクトの受注能力や、サプライヤーとの交渉力において規模の経済が働く可能性がある。
競合との比較優位
競合Aは、よりニッチな分野に特化し、高い技術力で差別化を図っている。クラフティアは汎用的な建設サービスが中心であり、特定の強みで競合を圧倒するには至っていない。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大や再開発プロジェクトの増加により、受注が安定的に増加する。
技術革新やDX推進により、生産性が向上し、コスト競争力が高まる。
M&Aや提携を通じて、事業領域を拡大し、新たな収益源を確保する。
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇が続き、利益率が圧迫される。
景気後退や政府の財政出動の縮小により、建設需要が低迷する。
競合他社との価格競争が激化し、受注単価が低下する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設資材価格や人件費の高騰が想定以上に進み、利益率が大幅に悪化する。また、大規模なプロジェクトの遅延や中止が発生し、収益基盤が揺らぐ。競合他社がより低コストで高品質なサービスを提供し、市場シェアを奪われる。
5年後のモート予測
インフラ投資の恩恵を受け、売上・利益ともに年率5%以上で成長。ROEも15%以上に向上し、株価はPER20倍以上に評価される。
売上は年率2-3%で微増、利益はコスト管理により安定的に推移。ROEは10-12%を維持し、PER15-17倍程度で推移。
資材高騰や需要低迷により、売上・利益ともに横ばいか微減。ROEは8%を下回り、PER10倍以下に評価される可能性。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 6,604億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 66.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 15.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.90倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準