1963

日揮ホールディングス(1963)に経済的な堀はあるか

建設業 建設・資材

株価

現在株価
2,379
2026-09-01
時価総額
6,797 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 8,800 497 428 -411 10.2 169.6 60.7
FY2016 6,932 -215 -221 -419 -5.8 -87.4 59.1
FY2017 7,230 215 166 173 4.2 65.8 30.0 57.6
FY2018 6,192 232 240 -599 5.9 95.1 25.0 57.7
FY2019 4,808 202 41 1,118 1.1 16.3 28.5 58.2
FY2020 4,340 229 51 -11 1.2 20.4 12.0 59.4
FY2021 4,284 207 -356 116 -9.2 -140.8 12.0 55.8
FY2022 6,069 367 307 993 7.7 122.3 15.0 55.7
FY2023 8,326 -190 -78 -91 -2.0 -32.5 38.0 48.7
FY2024 8,581 -115 -4 256 -0.1 -1.7 40.0 49.8

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

日揮ホールディングスは、プラントエンジニアリングにおける長年の実績と技術力を持つが、明確なブランド力や特許による独占的な優位性は限定的。特定の技術やノウハウは存在するものの、模倣や代替が比較的容易な側面もある。

スイッチングコスト2/5

プラント建設においては、顧客(エネルギー企業など)が建設会社を変更する際の切り替えコストは高い。設計、調達、建設(EPC)のプロセス全体にわたる関係構築や、既存インフラとの互換性などが要因となる。

ネットワーク効果0/5

プラントエンジニアリング事業は、直接的なネットワーク効果を生み出すビジネスモデルではない。顧客との関係は重要だが、プラットフォーム型のようなネットワーク効果は期待できない。

コスト優位1/5

大規模プロジェクトの遂行には、サプライヤーとの交渉力や調達網の効率化が重要となるが、競合他社も同様の努力をしており、圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。

規模の経済3/5

日揮グループは、世界各地で大規模なプラント建設・エンジニアリングを手掛けており、その規模と実績は強みとなる。グローバルな事業展開、多数のプロジェクトを同時に遂行する能力は、他社に対する優位性となり得る。

競合との比較優位

千代田化工建設

日揮と同様にプラントエンジニアリング大手であり、LNGプラントなどで強みを持つ。規模や技術力で類似するが、近年は財務状況の改善が課題。日揮はより広範な事業領域と安定した財務基盤を持つ傾向がある。

東洋エンジニアリング

石油化学プラントやインフラ分野に強みを持つ。日揮と比較して、特定の分野での専門性が高い場合がある。近年はDX推進やM&Aによる事業拡大を図っており、日揮とは異なる成長戦略をとる可能性がある。

強気シナリオ

世界的なエネルギー転換(LNG、再生可能エネルギー、水素など)に伴うプラント建設需要の増加を取り込む。

大規模プロジェクトの遂行能力とグローバルネットワークを活かし、高収益案件の受注を拡大する。

M&Aや技術提携を通じて、新たな成長分野での競争力を強化する。

弱気シナリオ(モート侵食)

原油価格の低迷や地政学リスクにより、新規プラント投資が抑制される。

競合他社との価格競争が激化し、収益性が悪化する。

為替変動や資源価格の高騰が、プロジェクト採算を悪化させる。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

プラント建設・エンジニアリング業界は、景気変動や資源価格、地政学リスクの影響を受けやすい。特に、大規模プロジェクトは長期化し、予期せぬコスト増リスクを抱える。競合他社との激しい価格競争や、技術革新への対応遅れが収益性を圧迫し、持続的な成長が困難になるシナリオ。

5年後のモート予測

強気

エネルギー転換需要の取り込み、高付加価値プロジェクトの受注拡大、M&Aによる成長加速により、売上・利益ともに年率10%以上の成長を目指す。ROEも10%超を維持。

中立

既存事業の安定的な受注と、一部新規分野での成長により、売上は年率5%程度、営業利益は同3-5%程度の緩やかな成長を見込む。ROEは5-8%程度で推移。

弱気

世界経済の減速や資源価格の低迷により、新規投資が抑制され、受注が減少。プロジェクト採算も悪化し、売上・利益ともに横ばいか微減。ROEは低迷し、5%を下回る可能性。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 6,797億
2. 健全な財務 自己資本比率 55.7%
3. 利益の安定性 6年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 %
6. 適度なPER PER 22.2倍
7. 適度なPBR PBR 1.64倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 日揮ホールディングス の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →