イーレックス(9517)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 312 | 35 | 19 | -115 | 12.0 | 38.4 | — | 31.3 |
| FY2017 | 469 | 48 | 30 | 18 | 17.0 | 60.3 | 10.0 | 26.3 |
| FY2018 | 658 | 47 | 28 | -183 | 10.7 | 54.6 | 12.0 | 25.9 |
| FY2019 | 886 | 92 | 45 | -94 | 13.2 | 89.0 | 12.0 | 25.0 |
| FY2020 | 1,419 | 157 | 63 | 90 | 11.5 | 116.3 | 18.0 | 34.5 |
| FY2021 | 2,305 | 125 | 97 | -97 | 14.5 | 163.4 | 18.0 | 35.5 |
| FY2022 | 2,963 | 149 | 92 | 69 | 12.4 | 155.2 | 22.0 | 36.2 |
| FY2023 | 2,450 | -199 | -223 | -233 | -40.3 | -375.3 | 22.0 | 32.7 |
| FY2024 | 1,712 | 71 | 21 | 140 | 2.9 | 28.7 | 0.0 | 41.8 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 11.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
イーレックスはバイオマス発電に特化しており、再生可能エネルギー分野における一定のブランド認知と技術ノウハウを持つ。しかし、特許や規制ライセンスによる明確な独占性は限定的であり、参入障壁は相対的に低い。
電力小売市場は自由化されており、顧客は比較的容易に電力会社を乗り換え可能。イーレックスの顧客基盤は、特定の付加価値サービスやブランドロイヤルティによって強く繋ぎ止められているわけではない。
イーレックスの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。
バイオマス燃料の安定調達と効率的な発電技術により、一定のコスト競争力を有する。特に、燃料調達におけるスケールメリットや長期契約がコスト優位性に寄与している可能性がある。
国内有数のバイオマス発電事業者として、一定の事業規模を持つ。大規模な発電設備と燃料調達網は、新規参入者に対する参入障壁となり得る。
競合との比較優位
強気シナリオ
再生可能エネルギー需要の拡大によるバイオマス発電の需要増加
燃料調達網の強化と発電効率の向上によるコスト競争力の維持・強化
新たな再生可能エネルギー関連事業への展開による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料価格の変動リスク(特に木質ペレット等)
再生可能エネルギー政策の変更や補助金制度の縮小
競合他社によるバイオマス発電分野への参入激化と価格競争
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
イーレックスの投資が失敗するには、再生可能エネルギー、特にバイオマス発電への需要が予想に反して伸び悩むか、あるいは急速に陳腐化する必要がある。また、燃料調達コストが構造的に高騰し、競合他社に対してコスト優位性を完全に失うシナリオも考えられる。さらに、政府の再生可能エネルギー政策が大きく後退し、バイオマス発電へのインセンティブが消失することも、同社の競争環境を悪化させる要因となる。技術革新により、バイオマス以外のより効率的で安価な再生可能エネルギー源が台頭し、イーレックスの事業基盤が揺らぐ可能性も否定できない。
5年後のモート予測
再生可能エネルギー市場の拡大を追い風に、バイオマス発電事業が堅調に成長。燃料調達の安定化と発電効率の向上により、収益性が改善し、安定的なキャッシュフローを生み出す。
再生可能エネルギー需要は緩やかに増加するが、燃料価格の変動や政策リスクの影響を受け、成長は限定的。既存事業の維持・改善に注力し、安定収益を確保する。
燃料価格の高騰や政策の後退により、バイオマス発電事業の収益性が悪化。競合激化により、シェア維持も困難となり、事業成長が停滞するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 715億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 41.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -44.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 33.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.17倍 |
合格数:1/7 部分的合格