共栄タンカー(9130)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 125 | 19 | 10 | -22 | 11.2 | 27.0 | — | 14.6 |
| FY2016 | 131 | 23 | 2 | 32 | 1.7 | 4.2 | — | 15.0 |
| FY2017 | 125 | 15 | 8 | -5 | 7.9 | 204.0 | 6.0 | 16.0 |
| FY2018 | 134 | 17 | 11 | 54 | 9.7 | 297.4 | 40.0 | 20.7 |
| FY2019 | 125 | 16 | 21 | -61 | 15.4 | 274.6 | 40.0 | 20.5 |
| FY2020 | 117 | 8 | 2 | -28 | 1.2 | 21.1 | 20.0 | 20.2 |
| FY2021 | 121 | 4 | 9 | 4 | 5.8 | 115.4 | 20.0 | 20.6 |
| FY2022 | 143 | 7 | 9 | 54 | 4.9 | 114.6 | 20.0 | 25.3 |
| FY2023 | 142 | -1 | 1 | 34 | 0.8 | 19.2 | 20.0 | 27.5 |
| FY2024 | 152 | 14 | 51 | 26 | 20.4 | 668.4 | 20.0 | 32.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
共栄タンカーは特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPによる競争優位性は見られない。汎用的なタンカー事業であり、参入障壁となる無形資産は限定的である。
一部の長期契約や顧客との関係性により、短期的な乗り換えは限定的である可能性はある。しかし、タンカーの仕様や運賃水準で代替可能なため、スイッチング・コストは低いと考えられる。
タンカー事業はネットワーク効果を生むビジネスモデルではない。船舶の数や運航効率が重要であり、ユーザーが増えることで価値が増大するような構造は存在しない。
同業他社と比較して、船舶の老朽化率や運航効率、燃料費管理など、コスト構造における優位性は現時点では明確ではない。規模の経済によるコスト優位も限定的。
タンカー業界は、特定の航路や貨物において、一定規模を持つ企業が効率的な運航や交渉力を発揮しやすい。共栄タンカーも一定の事業規模を有しており、業界内での効率的なオペレーションは可能と考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
世界的な海運需要の回復と、それに伴う運賃の上昇。
老朽化船舶の淘汰による供給制約の発生。
燃料費高騰に対するコスト管理能力の向上。
弱気シナリオ(モート侵食)
世界経済の減速による海運需要の低迷。
新造船の大量供給による運賃の低下圧力。
地政学リスクによる航路の混乱や燃料費の高騰。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
共栄タンカーの投資が失敗するには、海運市況が長期的に低迷し、運賃収入が構造的に低下し続ける必要がある。また、同社が保有する船舶の老朽化が急速に進み、修繕費や燃料費の増加、代替船舶への投資負担が経営を圧迫するシナリオも考えられる。さらに、競合他社がより効率的な船舶を導入したり、デジタル技術を活用して運航コストを大幅に削減したりすることで、共栄タンカーのコスト競争力が相対的に低下し、市場シェアを失っていく可能性も否定できない。最終的には、グローバルなサプライチェーンの変化や、環境規制の強化に対応できず、事業継続そのものが困難になる状況も想定される。
5年後のモート予測
世界経済の回復と供給制約により、運賃が上昇し、収益性が改善。老朽化船舶の更新も進み、競争力強化に繋がる。
海運市況は変動するものの、一定の需要は維持。コスト管理と効率的な運航により、安定的な収益を確保。
世界経済の減速や供給過剰により、運賃が低迷。燃料費高騰や環境規制対応コストが増加し、収益性が悪化。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 113億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 32.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 79.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 2.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.45倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書