乾汽船(9308)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 207 | -35 | -142 | 128 | -71.0 | -567.9 | — | 39.4 |
| FY2016 | 179 | -22 | -9 | 40 | -4.8 | -35.1 | — | 38.4 |
| FY2017 | 206 | 8 | 18 | -12 | 9.2 | 73.1 | 18.0 | 40.6 |
| FY2018 | 230 | 4 | 6 | -37 | 3.2 | 25.7 | 24.0 | 37.7 |
| FY2019 | 218 | -9 | 1 | -40 | 0.4 | 3.2 | 7.7 | 35.8 |
| FY2020 | 189 | -12 | -12 | -22 | -6.6 | -47.5 | 6.0 | 34.3 |
| FY2021 | 376 | 134 | 118 | 150 | 39.7 | 473.9 | 6.0 | 45.2 |
| FY2022 | 443 | 131 | 99 | 60 | 28.9 | 393.7 | 224.0 | 49.0 |
| FY2023 | 295 | 17 | 12 | -39 | 3.8 | 47.6 | 184.0 | 47.5 |
| FY2024 | 318 | 37 | 50 | 36 | 13.6 | 199.9 | 14.3 | 49.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
乾汽船は特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPに依存する事業モデルではない。海運業はコモディティ性が高く、差別化要因は限定的。
一部の長期契約や特定顧客との関係性により、顧客が他社へ乗り換える際の事務的・時間的コストは存在する可能性がある。しかし、運賃やサービス内容で比較されることが多く、乗り換え障壁は高くない。
乾汽船の事業は、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生む構造ではない。海運業は個別の輸送契約に基づき運営される。
乾汽船は、特定の航路や船舶の種類に特化することで、効率的な運航体制を構築している可能性がある。また、長年の経験に基づくオペレーションノウハウがコスト削減に寄与していると考えられる。
海運業は規模の経済が働きやすい産業であり、乾汽船は一定の船舶保有数と輸送能力を持つことで、規模のメリットを享受している。特に、特定の貨物や航路における効率的な運航が強みとなりうる。
競合との比較優位
強気シナリオ
世界経済の回復に伴う海運需要の増加
特定の航路・貨物における運賃上昇
燃料費高騰に対するコスト管理能力の維持
弱気シナリオ(モート侵食)
世界的な景気後退による海運需要の低迷
過剰供給による運賃の低下
地政学リスクによる航路の混乱や燃料費の高騰
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
乾汽船への投資が失敗するには、海運業界全体の構造的な問題が顕在化する必要がある。例えば、世界的な景気後退が長期化し、海運需要が恒久的に低迷するシナリオ。あるいは、技術革新(例:代替輸送手段の登場、自動運航技術の普及による参入障壁低下)が急速に進み、乾汽船の既存のオペレーションノウハウや規模の経済が無力化される場合。また、環境規制の強化が、既存船舶の運用コストを大幅に増加させ、競争力を削ぐ可能性も考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社がコスト優位性を維持できなくなった場合、投資は失敗するだろう。
5年後のモート予測
世界経済の堅調な成長と海運需要の持続的な拡大により、運賃収入が増加。コスト管理能力も維持され、収益性が向上する。
世界経済は緩やかな成長を続けるが、海運市況は変動。同社はコスト管理を維持しつつ、安定的な収益を確保する。
世界経済の減速や地政学リスクの高まりにより海運需要が低迷し、運賃が下落。コスト増加圧力も加わり、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 405億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 49.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -25.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.10倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-23 臨時報告書