8418

山口フィナンシャルグループ(8418)に経済的な堀はあるか

銀行業 銀行

株価

現在株価
3,255
2026-09-01
時価総額
5,906 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 1,655 323 2,437 5.5 132.4 5.5
FY2016 1,636 316 -2,177 5.1 128.7 6.0
FY2017 1,613 329 231 5.0 133.7 18.0 6.3
FY2018 1,626 231 919 3.5 94.7 20.0 6.4
FY2019 1,754 254 -317 4.0 100.1 22.0 5.9
FY2020 1,833 250 8,266 3.7 99.6 24.0 5.6
FY2021 1,470 -130 3,848 -2.0 -53.3 26.0 5.2
FY2022 1,573 179 -2,989 2.9 77.4 28.0 5.0
FY2023 1,848 252 -4,618 3.9 114.2 31.0 5.2
FY2024 2,134 353 4,685 5.7 165.2 43.0 4.8

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

地方銀行としての長年の地域密着による信頼は無形資産となり得るが、ブランド力や特許などは限定的。特にデジタル化の進展で、差別化要因としてのブランド価値は相対的に低下する可能性もある。特定の規制ライセンスは銀行業に不可欠だが、競争優位性は低い。

スイッチングコスト3/5

既存顧客との長期的な取引関係や、住宅ローン・事業融資などのサービスは、顧客が他行へ乗り換える際の心理的・手続き的ハードルを生む。特に中小企業向け融資では、長年の取引実績がスイッチング・コストを高める要因となる。

ネットワーク効果0/5

銀行業において、顧客が増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に見られない。個々の顧客との関係性は重要だが、プラットフォーム型のネットワーク効果は存在しない。

コスト優位1/5

地方銀行は一般的に、全国規模のメガバンクと比較して、店舗網の維持や人件費などの固定費負担が相対的に大きい傾向にある。コスト構造での明確な優位性は見出しにくい。

規模の経済2/5

山口FGは山口県、広島県、福岡県を主な地盤とする地方銀行グループであり、地域内での一定のシェアは確保している。しかし、全国的な銀行業界の規模に対して最適化された少数寡占とは言えず、規模の経済性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

地域経済の活性化に伴う貸出需要の増加

M&Aや業務提携による収益基盤の拡大

デジタル化推進によるコスト効率化とサービス向上

弱気シナリオ(モート侵食)

少子高齢化による地域経済の縮小と貸出需要の低迷

金利上昇局面での資金調達コストの増加

フィンテック企業との競争激化による収益機会の喪失

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、地域経済の持続的な衰退が予測以上に深刻化し、貸出金利息収入が期待通りに伸びない、あるいは低下することが必要である。さらに、デジタル化への対応が遅れ、顧客離れが加速し、メガバンクやフィンテック企業との競争で劣後する。特に、地方銀行特有の固定費構造が、収益悪化局面での財務体質を脆弱にし、資本効率の低下を招くシナリオが考えられる。また、規制緩和や新たな金融技術の登場により、既存のスイッチング・コストが容易に乗り越えられるようになり、競争環境が激変することも考えられる。

5年後のモート予測

強気

地域経済の回復とグループシナジーの発揮により、貸出金利息収入が増加。デジタル化による効率化も進み、収益性が改善する。

中立

地域経済の緩やかな成長と、現状の競争環境が継続。デジタル化による一定の効率化は見られるものの、大きな収益改善は見込めない。

弱気

地域経済の縮小が続き、貸出需要が低迷。金利環境の悪化や競争激化により、収益性が悪化し、財務基盤が弱まる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 5,906億
2. 健全な財務 自己資本比率 5.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 26.6%
6. 適度なPER PER 17.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.87倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

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