8368

百五銀行(8368)に経済的な堀はあるか

銀行業 銀行

株価

現在株価
2,450
2026-09-01
時価総額
4,835 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 832 136 1,098 4.1 53.7 6.1
FY2016 834 90 298 2.6 35.6 6.1
FY2017 914 117 2,871 3.3 46.1 8.0 6.2
FY2018 858 108 2,959 3.1 42.7 8.0 5.7
FY2019 914 114 -295 3.4 45.0 9.0 5.2
FY2020 936 130 6,978 3.3 51.1 9.0 5.3
FY2021 987 134 3,057 3.3 52.8 10.0 5.2
FY2022 1,029 145 -5,178 3.7 57.2 11.0 5.2
FY2023 1,195 143 660 2.9 56.4 13.0 6.1
FY2024 1,245 180 -7,392 4.1 72.9 15.0 5.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

百五銀行は地域密着型の金融機関として、三重県を中心に長年の信頼とブランドを築いている。特に地元企業や個人との強固なリレーションシップは無形資産と言えるが、全国的なブランド力や特許のような明確な競争優位性は限定的。

スイッチングコスト3/5

銀行口座の切り替えには手間がかかり、給与振込や公共料金の引き落とし口座変更などの手続きが必要。特に中小企業にとっては、長年取引のあるメインバンクを変更することは、融資条件や取引実績の観点からリスクを伴うため、一定のスイッチング・コストが存在する。

ネットワーク効果0/5

銀行業において、顧客数の増加が直接的にサービス価値を高めるネットワーク効果は限定的である。個々の顧客との取引は個別最適化される傾向が強く、プラットフォーム型ビジネスのような指数関数的な価値向上は見られない。

コスト優位1/5

地方銀行は一般的に、全国銀行と比較して規模の経済性が働きにくく、コスト構造で明確な優位性を確立することは難しい。デジタル化による効率化は進めているものの、構造的なコスト優位性は低いと考えられる。

規模の経済2/5

三重県内においては一定のシェアを持つが、全国的な銀行業界の規模に対しては中小規模であり、効率規模による寡占的な優位性は限定的。地域内での競争は存在するものの、業界全体を代表するような規模の経済性は見られない。

競合との比較優位

強気シナリオ

地域経済の活性化に伴う貸出金利鞘の改善

デジタル化推進による収益性向上とコスト削減

M&Aや異業種連携による新たな収益源の確保

弱気シナリオ(モート侵食)

低金利環境の長期化による利鞘の縮小

人口減少や高齢化による地域経済の停滞と貸倒引当金の増加

フィンテック企業などの新規参入による競争激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

百五銀行の投資が失敗するには、まず地域経済の持続的な成長が前提となるが、その成長が鈍化または縮小し、貸出需要が低迷することが考えられる。さらに、超低金利政策が長期化し、銀行の主要収益源である利鞘が恒常的に圧迫される状況が続けば、収益性の悪化は避けられない。加えて、デジタル化の遅れや、地域金融機関としての強みを活かせないまま、フィンテック企業やメガバンクとの競争に敗北し、顧客基盤が侵食されるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、銀行の基本的なビジネスモデルが成り立たなくなることが、この投資の失敗を招く。

5年後のモート予測

強気

地域経済の回復とデジタル化の進展により、貸出金利鞘の改善と業務効率化が進み、安定的な収益成長が見込まれる。新たな収益機会の創出も期待できる。

中立

低金利環境が継続する中で、地域経済の緩やかな成長に沿った堅調な業績を維持する。デジタル化による効率化で収益性を一定程度確保する見込み。

弱気

地域経済の停滞と低金利の長期化により、収益性が悪化。貸倒引当金の増加リスクも懸念され、厳しい経営環境に直面する可能性。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 4,835億
2. 健全な財務 自己資本比率 5.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 11.3%
6. 適度なPER PER 26.8倍
7. 適度なPBR PBR 1.10倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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