経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。(1) 会社の経営の基本方針当行は「信用を大切にする社会をささえます。」「公明正大で責任ある経営をします。」「良識ある社会人として誠実に行動します。」の3つの企業理念に基づき、健全な金融活動を通じて信頼し合える社会づくりに努めるとともに、お客さま本位の経営を推進しております。(2) 目標とする経営指標2022年4月からスタートしました、中期経営計画「KAI-KAKU150 2nd STAGE『未来へのとびらⅡ』」では、5つの基本方針「カーボンニュートラルへの取組みの強化」「ビジネスモデルの強化」「生産性の向上」「経営基盤の強化」「SDGs/ESGの浸透」を掲げ、目標の達成に向けてさまざまな取組みを展開してまいりました。この間、各営業拠点と配置人員の最適化を図り、お客さまとの深い対話による課題発掘ができる体制を再整備いたしました。また、行員のコンサルティング能力向上に取り組み、多様化・複雑化するお客さまの課題解決に向けたご支援ができる体制を構築いたしました。その結果、中期経営計画のKGIである連結当期純利益は180億円と過去最高実績となりました。 (中期経営計画「KAI-KAKU150 2nd STAGE『未来へのとびらⅡ』」における目標と2024年度の実績)項目2024年度目標2024年度実績連結当期純利益150億円以上180億円連結純資産ROE3.5%以上3.87%コアOHR67%未満59.61%自己資本比率11%以上11.92%住宅ローン関連手数料44億円以上28億円預り資産関連手数料34億円以上28億円法人ソリューション手数料30億円以上29億円プロフェッショナル資格保有者数※450人以上451人 ※ FP1級技能士、CFP、中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、証券アナリスト、CIA(公認内部監査人)(3) 中長期的な会社の経営戦略当行グループは取り巻く環境の変化やこれまでの取組みを踏まえ、2022年4月より長期ビジョンを「グリーン&コンサルバンクグループをめざして」へと刷新しております。また、長期ビジョンのもと、当行グループのめざす姿について3つの姿を定義しております。 1つ目は、地域のカーボンニュートラルへの公正な移行「Just Transition」を支援し、地域社会の持続可能な経済発展に貢献すること。2つ目は、課題解決型コンサルティングを実践し、お客さまと地域社会の未来を切り拓くこと。3つ目が、IT戦略を継続し、生産性の向上を図るとともに、コンサルティングを通じて、お客さまと地域社会のIT化を支援することです。 伝統的な銀行業務での収益の先細りが懸念される中、「お客さまとともに地域の脱炭素化に取り組むこと」「お客さまの課題・ニーズに対して、質の高いコンサルティングを提供すること」を当行グループが果たすべき役割として捉え、経営資源配分の最適化や人的資本への投資などを通じて変化に強いビジネスモデルを構築することで、長期ビジョンとめざす姿の実現に向けた活動に取組んでまいります。(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当行を取り巻く環境は、生産年齢人口の減少や気候変動リスクの顕在化、人々の価値観の多様化など大きく変化しております。このように大きく外部環境が変化するなかでも、企業価値を高め、お客さまに「頼りにされる銀行」となるために、当行が取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を「活力あふれる地域づくり」「安心と豊かな暮らしへの貢献」「一人ひとりが輝ける社会づくり」「自然との共生」「責任ある経営」と定め、その解決に向けた取組みを進めております。本年4月からは、中期経営計画「KAI-KAKU150 FINAL STAGE『未来への挑戦』」を策定し、計画達成に向けて活動を行っております。この計画では、5つの基本戦略「社会価値の創造」「成長への挑戦」「人材戦略」「デジタルトランスフォーメーション」「戦略基盤の強化」を掲げております。「社会価値の創造」では、地域を創造する新しい業務に積極的に挑戦することで、社会価値と経済価値の双方の創出をめざしてまいります。「成長への挑戦」では、銀行業務の徹底的な効率化と、コンサルティングによるお客さまの課題解決を通じて、地域や当行の成長へとつなげてまいります。「人材戦略」では、当行がめざす人材・組織像を定性・定量の両面から定義することで、働きやすい職場環境で従業員が主体的にキャリア形成に取り組み、働きがいを感じながら活き活きと働くことができる組織をめざしてまいります。「デジタルトランスフォーメーション」では、デジタル技術を活用したペーパレスによる業務効率化や省人化を通じて、柔軟な店舗戦略・行員の働き方改革・お客さまサービスの向上を実現してまいります。「戦略基盤の強化」では、サステナビリティ経営の実践、コーポレート・ガバナンスの高度化、サイバーセキュリティ対策の強化などを通じて、盤石な経営基盤のもと企業価値の向上につなげてまいります。グループ各社においても積極的に業務革新を行い、百五グループ全体としてより質の高い多角的な金融サービスの提供に努めることによって、総合力の強化を図ってまいります。 (中期経営計画「KAI-KAKU150 FINAL STAGE『未来への挑戦』」における財務・非財務目標)〇財務目標項目2028年度目標連結純資産ROE5%以上連結当期純利益240億円以上 項目2030年度目標サステナブルファイナンス1兆円 うち環境関連融資5,000億円以上 〇非財務目標項目2028年度目標お客さまの経営課題解決数累計1,000件地域課題への関与件数累計30件預り資産残高増加額※500億円金融経済教育開催数累計500回従業員エンゲージメント指数85%以上女性役職者比率25%以上GHG排出量(Scope1,2)ネットゼロ ※ 2025年3月末比
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。(1) 会社の経営の基本方針当行は「信用を大切にする社会をささえます。」「公明正大で責任ある経営をします。」「良識ある社会人として誠実に行動します。」の3つの企業理念に基づき、健全な金融活動を通じて信頼し合える社会づくりに努めるとともに、お客さま本位の経営を推進しております。(2) 目標とする経営指標2022年4月からスタートしました、中期経営計画「KAI-KAKU150 2nd STAGE『未来へのとびらⅡ』」では、5つの基本方針「カーボンニュートラルへの取組みの強化」「ビジネスモデルの強化」「生産性の向上」「経営基盤の強化」「SDGs/ESGの浸透」を掲げ、目標の達成に向けてさまざまな取組みを展開してまいりました。この間、各営業拠点と配置人員の最適化を図り、お客さまとの深い対話による課題発掘ができる体制を再整備いたしました。また、行員のコンサルティング能力向上に取り組み、多様化・複雑化するお客さまの課題解決に向けたご支援ができる体制を構築いたしました。その結果、中期経営計画のKGIである連結当期純利益は180億円と過去最高実績となりました。 (中期経営計画「KAI-KAKU150 2nd STAGE『未来へのとびらⅡ』」における目標と2024年度の実績)項目2024年度目標2024年度実績連結当期純利益150億円以上180億円連結純資産ROE3.5%以上3.87%コアOHR67%未満59.61%自己資本比率11%以上11.92%住宅ローン関連手数料44億円以上28億円預り資産関連手数料34億円以上28億円法人ソリューション手数料30億円以上29億円プロフェッショナル資格保有者数※450人以上451人 ※ FP1級技能士、CFP、中小企業診断士、税理士、社会保険労務士、証券アナリスト、CIA(公認内部監査人)(3) 中長期的な会社の経営戦略当行グループは取り巻く環境の変化やこれまでの取組みを踏まえ、2022年4月より長期ビジョンを「グリーン&コンサルバンクグループをめざして」へと刷新しております。また、長期ビジョンのもと、当行グループのめざす姿について3つの姿を定義しております。 1つ目は、地域のカーボンニュートラルへの公正な移行「Just Transition」を支援し、地域社会の持続可能な経済発展に貢献すること。2つ目は、課題解決型コンサルティングを実践し、お客さまと地域社会の未来を切り拓くこと。3つ目が、IT戦略を継続し、生産性の向上を図るとともに、コンサルティングを通じて、お客さまと地域社会のIT化を支援することです。 伝統的な銀行業務での収益の先細りが懸念される中、「お客さまとともに地域の脱炭素化に取り組むこと」「お客さまの課題・ニーズに対して、質の高いコンサルティングを提供すること」を当行グループが果たすべき役割として捉え、経営資源配分の最適化や人的資本への投資などを通じて変化に強いビジネスモデルを構築することで、長期ビジョンとめざす姿の実現に向けた活動に取組んでまいります。(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当行を取り巻く環境は、生産年齢人口の減少や気候変動リスクの顕在化、人々の価値観の多様化など大きく変化しております。このように大きく外部環境が変化するなかでも、企業価値を高め、お客さまに「頼りにされる銀行」となるために、当行が取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を「活力あふれる地域づくり」「安心と豊かな暮らしへの貢献」「一人ひとりが輝ける社会づくり」「自然との共生」「責任ある経営」と定め、その解決に向けた取組みを進めております。本年4月からは、中期経営計画「KAI-KAKU150 FINAL STAGE『未来への挑戦』」を策定し、計画達成に向けて活動を行っております。この計画では、5つの基本戦略「社会価値の創造」「成長への挑戦」「人材戦略」「デジタルトランスフォーメーション」「戦略基盤の強化」を掲げております。「社会価値の創造」では、地域を創造する新しい業務に積極的に挑戦することで、社会価値と経済価値の双方の創出をめざしてまいります。「成長への挑戦」では、銀行業務の徹底的な効率化と、コンサルティングによるお客さまの課題解決を通じて、地域や当行の成長へとつなげてまいります。「人材戦略」では、当行がめざす人材・組織像を定性・定量の両面から定義することで、働きやすい職場環境で従業員が主体的にキャリア形成に取り組み、働きがいを感じながら活き活きと働くことができる組織をめざしてまいります。「デジタルトランスフォーメーション」では、デジタル技術を活用したペーパレスによる業務効率化や省人化を通じて、柔軟な店舗戦略・行員の働き方改革・お客さまサービスの向上を実現してまいります。「戦略基盤の強化」では、サステナビリティ経営の実践、コーポレート・ガバナンスの高度化、サイバーセキュリティ対策の強化などを通じて、盤石な経営基盤のもと企業価値の向上につなげてまいります。グループ各社においても積極的に業務革新を行い、百五グループ全体としてより質の高い多角的な金融サービスの提供に努めることによって、総合力の強化を図ってまいります。 (中期経営計画「KAI-KAKU150 FINAL STAGE『未来への挑戦』」における財務・非財務目標)〇財務目標項目2028年度目標連結純資産ROE5%以上連結当期純利益240億円以上 項目2030年度目標サステナブルファイナンス1兆円 うち環境関連融資5,000億円以上 〇非財務目標項目2028年度目標お客さまの経営課題解決数累計1,000件地域課題への関与件数累計30件預り資産残高増加額※500億円金融経済教育開催数累計500回従業員エンゲージメント指数85%以上女性役職者比率25%以上GHG排出量(Scope1,2)ネットゼロ ※ 2025年3月末比
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ・業績当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費に一部足踏みが残るものの、企業収益は改善しており、設備投資に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな改善が続きました。当行の主要な営業地域である三重県・愛知県下におきましては、個人消費は物価上昇などの影響が見られるものの緩やかな増加基調にあります。また、輸出や生産、設備投資も増加傾向にあるなど、経済は緩やかに回復しております。先行きにつきましては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。ただし、物価上昇の継続による消費マインドの下振れ等が個人消費に与える影響や、通商政策などアメリカの政策動向が企業に与える影響などは、わが国の景気を下押しするリスクとなり、注意する必要があります。また、金融資本市場の変動等の影響にも十分注意する必要があります。このような経済情勢のなかで、当行の連結ベースでの業績は次のようになりました。預金等(譲渡性預金含む)は公金預金が増加したことなどから、当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ809億円増加し、6兆1,438億円となりました。貸出金は住宅ローンなどの個人向け貸出や中小企業向け貸出が増加したことなどから、当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ1,681億円増加し、5兆520億円となりました。また、有価証券の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ650億円減少し、1兆4,871億円となりました。損益状況につきましては、経常収益は貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により資金運用収益が増加したことなどから、前連結会計年度に比べ50億4百万円増加し、1,244億91百万円となりました。一方、経常費用は貸倒引当金繰入額の減少によりその他経常費用が減少したことなどから、前連結会計年度に比べ6億45百万円減少し、987億87百万円となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ56億49百万円増加し、257億4百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ37億61百万円増加し、180億42百万円となりました。なお、包括利益は前連結会計年度に比べ1,662億95百万円減少し、△552億64百万円となりました。報告セグメントごとの損益状況は、銀行業セグメントにおいて経常収益は前連結会計年度に比べ39億20百万円増加して1,037億59百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ54億79百万円増加して246億79百万円となりました。リース業セグメントにおいて経常収益は前連結会計年度に比べ8億64百万円増加して168億21百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ1億57百万円増加して6億94百万円となりました。また、報告セグメントに含まれていない事業セグメントにおいて経常収益は前連結会計年度に比べ1億89百万円増加して64億24百万円、セグメント利益は前連結会計年度に比べ11百万円減少して9億40百万円となりました。 ・キャッシュ・フロー当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが、コールマネーの減少や貸出金の増加などにより7,101億71百万円のマイナス(前連結会計年度比7,943億34百万円減少)、投資活動によるキャッシュ・フローが、有価証券の取得による支出などにより290億11百万円のマイナス(前連結会計年度比108億97百万円減少)、財務活動によるキャッシュ・フローが、配当金の支払や自己株式の取得による支出により62億15百万円のマイナス(前連結会計年度比50百万円減少)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度に比べ7,453億98百万円減少し、6,627億79百万円となりました。 ① 国内・国際業務部門別収支当連結会計年度の資金運用収支は、国内業務部門で前連結会計年度比27億9百万円増加して507億56百万円、国際業務部門で前連結会計年度比3億68百万円減少して158億65百万円、合計で前連結会計年度比23億40百万円増加して666億21百万円となりました。役務取引等収支は、国内業務部門で前連結会計年度比7億12百万円減少して144億1百万円、国際業務部門で前連結会計年度比38百万円減少して65百万円、合計で前連結会計年度比7億51百万円減少して144億67百万円となりました。その他業務収支は、国内業務部門で前連結会計年度比26億45百万円減少して△32億1百万円、国際業務部門で前連結会計年度比55億4百万円増加して△106億16百万円、合計で前連結会計年度比28億59百万円増加して△138億18百万円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)資金運用収支前連結会計年度48,04716,233―64,280当連結会計年度50,75615,865―66,621うち資金運用収益前連結会計年度48,36125,2711973,613当連結会計年度55,60826,45528781,776うち資金調達費用前連結会計年度3149,037199,333当連結会計年度4,85210,58928715,154役務取引等収支前連結会計年度15,114103―15,218当連結会計年度14,40165―14,467うち役務取引等収益前連結会計年度20,552181―20,734当連結会計年度20,120150―20,271うち役務取引等費用前連結会計年度5,43777―5,515当連結会計年度5,71885―5,804その他業務収支前連結会計年度△556△16,121―△16,677当連結会計年度△3,201△10,616―△13,818うちその他業務収益前連結会計年度16,8593254717,138当連結会計年度17,874117517,986うちその他業務費用前連結会計年度17,41516,4464733,815当連結会計年度21,07510,734531,804 (注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。3 相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息等であります。 ② 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況当連結会計年度の資金運用勘定につきましては、平均残高(相殺消去後)は前連結会計年度比328億円増加して7兆2,562億円、利回りは前連結会計年度比0.11ポイント上昇して1.12%となりました。このうち国内業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比17億円減少して7兆704億円、利回りは前連結会計年度比0.10ポイント上昇して0.78%となりました。国際業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比344億円増加して5,085億円、利回りは前連結会計年度比0.13ポイント低下して5.20%となりました。一方、資金調達勘定につきましては、平均残高(相殺消去後)は前連結会計年度比60億円増加して7兆1,322億円、利回りは前連結会計年度比0.08ポイント上昇して0.21%となりました。このうち国内業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比328億円減少して6兆9,542億円、利回りは前連結会計年度比0.06ポイント上昇して0.06%となりました。国際業務部門においては、平均残高は前連結会計年度比387億円増加して5,008億円、利回りは前連結会計年度比0.16ポイント上昇して2.11%となりました。 (ア) 国内業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度7,072,21048,3610.68当連結会計年度7,070,43455,6080.78うち貸出金前連結会計年度4,486,26433,6320.74当連結会計年度4,727,81737,7630.79うち商品有価証券前連結会計年度11100.52当連結会計年度10800.36うち有価証券前連結会計年度1,063,08013,4681.26当連結会計年度1,119,85314,9921.33うちコールローン及び買入手形前連結会計年度58120.38当連結会計年度7,450460.61うち買現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち預け金前連結会計年度1,173,7771,1780.10当連結会計年度872,9382,4450.28資金調達勘定前連結会計年度6,987,1593140.00当連結会計年度6,954,2674,8520.06うち預金前連結会計年度5,836,6832610.00当連結会計年度5,983,4733,9500.06うち譲渡性預金前連結会計年度158,507130.00当連結会計年度197,4282850.14うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度409,222△93△0.02当連結会計年度183,6483860.21うち売現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度111,010110.01当連結会計年度117,1451010.08うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち借用金前連結会計年度470,157260.00当連結会計年度469,879420.00 (注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度81,611百万円、当連結会計年度53,773百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度1,986百万円、当連結会計年度999百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 (イ) 国際業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度474,10325,2715.33当連結会計年度508,56926,4555.20うち貸出金前連結会計年度220,65613,9076.30当連結会計年度236,31013,9705.91うち商品有価証券前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち有価証券前連結会計年度244,61211,0154.50当連結会計年度262,88912,1364.61うちコールローン及び買入手形前連結会計年度5,7513135.45当連結会計年度6,1783135.06うち買現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち預け金前連結会計年度53100.01当連結会計年度50400.02資金調達勘定前連結会計年度462,0379,0371.95当連結会計年度500,80610,5892.11うち預金前連結会計年度13,8331541.11当連結会計年度12,9921571.21うち譲渡性預金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度1,9701125.72当連結会計年度10,8556145.65うち売現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度123,0186,9855.67当連結会計年度153,9758,0965.25うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち借用金前連結会計年度205.69当連結会計年度304.52 (注) 1 国際業務部門は当行の国内店及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。3 国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。4 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度32百万円、当連結会計年度30百万円)を控除して表示しております。 (ウ) 合計 種類期別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り(%)小計相殺消去額(△)合計小計相殺消去額(△)合計資金運用勘定前連結会計年度7,546,313322,9507,223,36373,6331973,6131.01当連結会計年度7,579,003322,7817,256,22282,06328781,7761.12うち貸出金前連結会計年度4,706,921―4,706,92147,540―47,5401.01当連結会計年度4,964,127―4,964,12751,733―51,7331.04うち商品有価証券前連結会計年度111―1110―00.52当連結会計年度108―1080―00.36うち有価証券前連結会計年度1,307,692―1,307,69224,483―24,4831.87当連結会計年度1,382,743―1,382,74327,128―27,1281.96うちコールローン及び買入手形前連結会計年度6,333―6,333316―3164.99当連結会計年度13,628―13,628359―3592.63うち買現先勘定前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち預け金前連結会計年度1,174,309―1,174,3091,179―1,1790.10当連結会計年度873,443―873,4432,445―2,4450.27資金調達勘定前連結会計年度7,449,196322,9507,126,2459,352199,3330.13当連結会計年度7,455,073322,7817,132,29215,44228715,1540.21うち預金前連結会計年度5,850,516―5,850,516415―4150.00当連結会計年度5,996,466―5,996,4664,107―4,1070.06うち譲渡性預金前連結会計年度158,507―158,50713―130.00当連結会計年度197,428―197,428285―2850.14うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度411,193―411,19319―190.00当連結会計年度194,503―194,5031,001―1,0010.51うち売現先勘定前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度234,029―234,0296,997―6,9972.98当連結会計年度271,121―271,1218,198―8,1983.02うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち借用金前連結会計年度470,160―470,16026―260.00当連結会計年度469,882―469,88242―420.00 (注) 1 相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度81,644百万円、当連結会計年度53,804百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度1,986百万円、当連結会計年度999百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 ③ 国内・国際業務部門別役務取引の状況当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比4億62百万円減少して202億71百万円となりました。このうち国内業務部門においては、前連結会計年度比4億32百万円減少して201億20百万円、国際業務部門においては、前連結会計年度比30百万円減少して1億50百万円となりました。一方、役務取引等費用につきましては、国内業務部門で前連結会計年度比2億80百万円増加して57億18百万円、国際業務部門で前連結会計年度比7百万円増加して85百万円、合計で前連結会計年度比2億88百万円増加して58億4百万円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度20,55218120,734当連結会計年度20,12015020,271うち預金・貸出業務前連結会計年度7,643―7,643当連結会計年度6,822―6,822うち為替業務前連結会計年度2,8451733,019当連結会計年度2,9901423,132うち証券関連業務前連結会計年度2,932―2,932当連結会計年度3,230―3,230うち代理業務前連結会計年度245―245当連結会計年度253―253うち保護預り・ 貸金庫業務前連結会計年度130―130当連結会計年度124―124うち保証業務前連結会計年度2958303当連結会計年度2628271うち保険販売業務前連結会計年度1,272―1,272当連結会計年度1,028―1,028役務取引等費用前連結会計年度5,437775,515当連結会計年度5,718855,804うち為替業務前連結会計年度25752310当連結会計年度32757384 (注) 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。 ④ 国内・国際業務部門別預金残高の状況○ 預金の種類別残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度5,877,04612,9355,889,981当連結会計年度5,965,53912,1805,977,719うち流動性預金前連結会計年度3,936,771―3,936,771当連結会計年度3,943,089―3,943,089うち定期性預金前連結会計年度1,910,389―1,910,389当連結会計年度1,962,954―1,962,954うちその他前連結会計年度29,88512,93542,820当連結会計年度59,49512,18071,675譲渡性預金前連結会計年度172,888―172,888当連結会計年度166,115―166,115総合計前連結会計年度6,049,93512,9356,062,870当連結会計年度6,131,65412,1806,143,835 (注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金3 定期性預金=定期預金 ⑤ 貸出金残高の状況(ア) 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国内(除く特別国際金融取引勘定分)4,883,888100.005,052,036100.00製造業418,7488.57406,9758.06農業,林業6,2930.135,6440.11漁業3,7590.083,1940.06鉱業,採石業,砂利採取業14,1020.2912,5480.25建設業155,0953.18155,2883.07電気・ガス・熱供給・水道業140,4892.88142,9472.83情報通信業11,8670.2410,6890.21運輸業,郵便業148,4893.04146,1222.89卸売業,小売業309,0376.33290,9205.76金融業,保険業341,6416.99333,9086.61不動産業,物品賃貸業559,84211.46583,86811.56学術研究,専門・技術サービス業29,2260.6033,3470.66宿泊業14,7560.3013,7510.27飲食業19,7800.4017,7230.35生活関連サービス業,娯楽業25,8940.5327,0780.54教育,学習支援業9,0600.198,7450.17医療・福祉167,4483.43171,7673.40その他のサービス57,2741.1762,8451.25国・地方公共団体159,1093.26153,0783.03その他2,291,97146.932,471,59048.92特別国際金融取引勘定分――――政府等――――金融機関――――その他――――合計4,883,888―5,052,036― (注) 「国内」とは当行の国内店及び連結子会社であります。 (イ) 外国政府等向け債権残高(国別)「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号2022年4月14日)に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等に対する債権残高はありません。 ⑥ 国内・国際業務部門別有価証券の状況○ 有価証券残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度171,284―171,284当連結会計年度121,073―121,073地方債前連結会計年度451,745―451,745当連結会計年度455,392―455,392短期社債前連結会計年度―――当連結会計年度―――社債前連結会計年度226,060―226,060当連結会計年度235,306―235,306株式前連結会計年度301,130―301,130当連結会計年度242,407―242,407その他の証券前連結会計年度152,042249,960402,002当連結会計年度173,641259,344432,985合計前連結会計年度1,302,263249,9601,552,223当連結会計年度1,227,821259,3441,487,165 (注) 1 国内業務部門は当行の国内店及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。2 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (自己資本比率の状況)(参考)自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準)(単位:億円、%) 2025年3月31日1 連結自己資本比率(2÷3)12.332 連結における自己資本の額2,8783 リスク・アセットの額23,3444 連結総所要自己資本額933 単体自己資本比率(国内基準)(単位:億円、%) 2025年3月31日1 単体自己資本比率(2÷3)11.922 単体における自己資本の額2,7493 リスク・アセットの額23,0554 単体総所要自己資本額922 (資産の査定)(参考)資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のうち、上記1及び2に掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 4 正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分2024年3月31日2025年3月31日金額(百万円)金額(百万円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権10,02112,351危険債権49,33547,928要管理債権8,0027,737正常債権4,895,5355,057,639 (注) 債権のうち外国為替、未収利息及び仮払金については、資産の自己査定基準に基づき、債務者区分を行っているものを対象としております。 (生産、受注及び販売の状況)「生産、受注及び販売の状況」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。中期経営計画の目標と2024年度実績等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 当連結会計年度は、資金運用収支やその他業務収支の増加により連結業務粗利益が増加したことや、その他経常費用(一般貸倒引当金繰入額)の減少により連結業務純益が増加したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は180億42百万円となりました。 前連結会計年度(百万円)当連結会計年度(百万円)前連結会計年度比(百万円)資金運用収支①64,28066,6212,340資金運用収益 73,61381,7768,162資金調達費用(金銭の信託運用見合費用控除後) 9,33315,1545,821役務取引等収支②15,21814,467△751役務取引等収益 20,73420,271△462役務取引等費用 5,5155,804288その他業務収支③△16,677△13,8182,859その他業務収益 17,13817,986848その他業務費用 33,81531,804△2,010連結業務粗利益(=①+②+③)④62,82267,2704,448営業経費(臨時費用控除後)⑤43,53044,158628連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)(=④-⑤) 19,29123,1113,820その他経常費用(一般貸倒引当金繰入額)⑥2,935331△2,603連結業務純益(=④-⑤-⑥) 16,35622,7796,423その他経常収益⑦8,0014,457△3,544うち貸倒引当金戻入益 ―――うち償却債権取立益 00△0うち株式等売却益 7,5224,025△3,497資金調達費用(金銭の信託運用見合費用)⑧000営業経費(臨時費用)⑨△681△2,804△2,123その他経常費用(一般貸倒引当金繰入額控除後)⑩4,9834,336△647うち不良債権処理額 4,2303,463△767うち株式等売却損 46852354うち株式等償却 3823△14臨時損益(=⑦-⑧-⑨-⑩) 3,6982,924△774経常利益 20,05425,7045,649特別損益 △173△259△86税金等調整前当期純利益 19,88125,4445,563法人税、住民税及び事業税 6,4466,207△239法人税等調整額 △8461,1942,041法人税等合計 5,6007,4011,801当期純利益 14,28118,0423,761親会社株主に帰属する当期純利益 14,28118,0423,761 当連結会計年度における主な項目の具体的な分析は、以下のとおりであります。 ① 経営成績の分析主な収支中期経営計画「KAI-KAKU150 2nd STAGE『未来へのとびらⅡ』」に掲げる「ビジネスモデルの強化」に基づいて、貸出金収益・役務収益増強戦略、有価証券戦略などを展開する一方、「生産性の向上」への取組みとして、チャネル戦略、IT戦略などによる業務効率化を追求した結果、当連結会計年度における主な収支は以下のとおりとなりました。・資金運用収支貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことなどにより、資金運用収支は前連結会計年度比23億40百万円増加し666億21百万円となりました。・役務取引等収支住宅ローン取扱手数料が減少したことなどにより、役務取引等収支は前連結会計年度比7億51百万円減少し144億67百万円となりました。・その他業務収支国債等債券損益が改善したことなどにより、その他業務収支は前連結会計年度比28億59百万円増加し△138億18百万円となりました。以上の結果、連結業務粗利益は、前連結会計年度比44億48百万円増加し672億70百万円となりました。・営業経費(臨時費用控除後)物件費や人件費が増加したことなどから、営業経費(臨時費用控除後)は前連結会計年度比6億28百万円増加し441億58百万円となりました。以上の結果、連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)は、前連結会計年度比38億20百万円増加し231億11百万円となりました。・与信関係費用(一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額-貸倒引当金戻入益-償却債権取立益)与信関係費用は、一般貸倒引当金繰入額や債権等売却損が減少したことなどから、前連結会計年度比33億70百万円減少し37億95百万円となりました。・株式等関係損益株式等関係損益は、株式等売却益が減少したことなどにより、前連結会計年度比35億37百万円減少し34億78百万円となりました。以上の結果、経常利益は、前連結会計年度比56億49百万円増加し257億4百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比37億61百万円増加し180億42百万円となりました。 ② 財政状態の分析(ア) 貸出金貸出金は、住宅ローンなどの個人向け貸出や中小企業向け貸出が増加したことなどから、前連結会計年度末比1,681億円増加し5兆520億円となりました。 前連結会計年度末(億円)当連結会計年度末(億円)前連結会計年度末比(億円)貸出金残高(末残) 48,83850,5201,681うち個人向け貸出金 22,91924,7151,796うち住宅ローン 22,26724,0461,778 〔ご参考〕○金融再生法ベースの区分による債権及びリスク管理債権の状況金融再生法ベースの区分による債権及びリスク管理債権は、前連結会計年度末比8億円増加し698億円となりました。総与信に占める割合は、前連結会計年度末比0.03ポイント低下し1.35%となりました。債権区分別では、破産更生債権及びこれらに準ずる債権額が23億円増加、危険債権額が12億円減少、要管理債権額が2億円減少しております。 部分直接償却は実施しておりません。 金融再生法ベースの区分による債権及びリスク管理債権の残高 前連結会計年度末(億円)当連結会計年度末(億円)前連結会計年度末比(億円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権額10813223危険債権額500488△12要管理債権額8077△2 三月以上延滞債権額―00 貸出条件緩和債権額8077△2小計額6896988正常債権額49,17050,8181,647合計額49,86051,5161,655 総与信に占める割合 前連結会計年度末(%)当連結会計年度末(%)前連結会計年度末比(%)破産更生債権及びこれらに準ずる債権額0.210.250.04危険債権額1.000.94△0.06要管理債権額0.160.15△0.01 三月以上延滞債権額0.000.00― 貸出条件緩和債権額0.160.15△0.01合計額1.381.35△0.03 (イ) 有価証券有価証券は、株式の減少等により、前連結会計年度末比650億円減少し、1兆4,871億円となりました。 前連結会計年度末(億円)当連結会計年度末(億円)前連結会計年度末比(億円)有価証券 15,52214,871△650国債 1,7121,210△502地方債 4,5174,55336社債 2,2602,35392株式 3,0112,424△587その他の証券 4,0204,329309 (注) 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (ウ) 預金預金は、公金預金が増加したことなどから、前連結会計年度末比877億円増加し5兆9,777億円となりました。 前連結会計年度末(億円)当連結会計年度末(億円)前連結会計年度末比(億円)預金 58,89959,777877うち個人 43,75943,876116うち法人 12,59912,513△85 (注) 「法人」には「公金」及び「金融機関」は含まれておりません。 (エ) 純資産の部利益剰余金は、親会社株主に帰属する当期純利益180億円等により、前連結会計年度末比140億円増加し2,988億円となりました。その他有価証券評価差額金は、株式の評価差額が減少したことなどから、前連結会計年度末比628億円減少し957億円となりました。 前連結会計年度末(億円)当連結会計年度末(億円)前連結会計年度末比(億円)純資産の部合計 4,9694,354△614うち利益剰余金 2,8472,988140うちその他有価証券評価差額金 1,585957△628 ③ 経営成績に重要な影響を与える主な要因の分析(ア) 与信関係費用国内外の景気の低迷、特に主要な営業の地盤である地域経済の低迷は、貸出先の体力を低下させ債権分類区分の低下につながることから、貸倒引当金や貸出金償却等を増加させる要因となります。また、景気動向は土地等の不動産価格にも影響し、担保価値の変動要因となります。これらにより影響を受ける与信関係費用の増加は、経営成績に重要な影響を与える要因となります。・当連結会計年度の与信関係費用与信関係費用は、前連結会計年度比33億70百万円減少し37億95百万円となりました。一般貸倒引当金繰入額については、前期に算定方法を変更した反動などにより、前連結会計年度比26億3百万円減少しました。個別貸倒引当金繰入額については、前連結会計年度比1億48百万円減少し32億99百万円となりました。また、不良債権のオフバランス化を進めた結果、債権等売却損4百万円を計上しました。 前連結会計年度(百万円)当連結会計年度(百万円)前連結会計年度比(百万円)その他経常費用のうち一般貸倒引当金繰入額①2,935331△2,603その他経常費用のうち不良債権処理額②4,2303,463△767貸出金償却 207△12個別貸倒引当金繰入額 3,4473,299△148債権等売却損 5304△526その他 231151△79その他経常収益のうち貸倒引当金戻入益③―――その他経常収益のうち償却債権取立益④00△0与信関係費用(=①+②-③-④)⑤7,1653,795△3,370連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前)⑥19,29123,1113,820差引(=⑥-⑤) 12,12519,3167,191 (イ) 株式等関係損益株価が大幅に下落した場合は、株式等償却を増加させるため、経営成績に重要な影響を与える要因となります。・当連結会計年度の株式等関係損益株式等関係損益は、株式等売却益が減少したことなどにより、前連結会計年度比35億37百万円減少し、34億78百万円となりました。 前連結会計年度(百万円)当連結会計年度(百万円)前連結会計年度比(百万円)株式等関係損益 7,0153,478△3,537その他経常収益のうち株式等売却益 7,5224,025△3,497その他経常費用のうち株式等売却損 46852354その他経常費用のうち株式等償却 3823△14 ④ 連結自己資本比率(国内基準)当連結会計年度末の連結における自己資本の額は、前連結会計年度末比70億円増加し2,878億円となりました。リスク・アセットの額は、前連結会計年度末比930億円増加し2兆3,344億円となりました。これにより、連結自己資本比率(国内基準)は前連結会計年度末比0.19ポイント低下し、12.33%となりました。 前連結会計年度末(億円)当連結会計年度末(億円)前連結会計年度末比(億円)1 連結自己資本比率(2÷3)(%) 12.5212.33△0.192 連結における自己資本の額 2,8072,878703 リスク・アセットの額 22,41423,3449304 連結総所要自己資本額 89693337 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが、コールマネーの減少や貸出金の増加などにより7,101億円のマイナス(前連結会計年度比7,943億円減少)、投資活動によるキャッシュ・フローが、有価証券の取得による支出などにより290億円のマイナス(前連結会計年度比108億円減少)、財務活動によるキャッシュ・フローが、配当金の支払や自己株式の取得による支出により62億円のマイナス(前連結会計年度比0億円減少)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度に比べ7,453億円減少し、6,627億円となりました。貸出金や有価証券による運用については、預金のほか、必要に応じて借用金や債券貸借取引により資金調達しております。また、設備投資や株主還元等については、自己資金を財源として実施いたします。設備投資計画の詳細については「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」を、配当政策については「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご参照ください。 前連結会計年度(億円)当連結会計年度(億円)前連結会計年度比(億円)営業活動によるキャッシュ・フロー 841△7,101△7,943投資活動によるキャッシュ・フロー △181△290△108財務活動によるキャッシュ・フロー △61△62△0現金及び現金同等物の期末残高 14,0816,627△7,453 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。