8011

三陽商会(8011)に経済的な堀はあるか

繊維製品 素材・化学

株価

現在株価
1,530
2026-09-01
時価総額
401 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 676 -84 -114 -67 -22.9 -90.4 4.0 61.4
FY2017 625 -19 -10 19 -2.1 -81.6 40.0 64.6
FY2018 591 -22 -8 -6 -1.8 -65.2 40.0 61.4
FY2019 689 -29 -27 -34 -6.9 -219.2 62.0
FY2020 379 -89 -50 101 -14.9 -412.1 23.0 63.2
FY2021 386 -11 7 -30 2.0 54.6 0.0 65.4
FY2022 583 22 22 32 5.9 178.7 0.0 66.9
FY2023 614 30 28 21 6.8 239.0 55.0 70.2
FY2024 605 27 40 43 10.2 351.5 88.0 68.9
FY2025 584 13 41 26 10.1 392.2 129.0 68.3

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

三陽商会は「バーバリー」や「ポール・スチュアート」などのライセンスブランドを長年展開し、一定のブランド認知度を確立している。しかし、近年は主力ブランドのライセンス契約終了など、無形資産の維持・強化に課題が見られる。

スイッチングコスト1/5

アパレル製品は、ブランドイメージやデザイン、価格帯などにより顧客の嗜好が分かれる。一度特定のブランドやテイストに愛着を持った顧客が、他社ブランドへ容易に乗り換えるとは考えにくいが、スイッチングコストは限定的。

ネットワーク効果0/5

アパレル小売業であり、ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。

コスト優位1/5

SPA(製造小売業)モデルを推進しているが、高品質・高価格帯ブランドの展開が多く、コスト競争力で他社を圧倒するほどの優位性は見られない。グローバルな調達網や生産効率化は進めている。

規模の経済2/5

国内アパレル業界においては一定の規模を持つが、グローバルな競争環境や、ファストファッションなど異業態との比較では、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

自社開発ブランドの育成成功による収益源の多様化

ECチャネルの強化と顧客体験の向上

サステナビリティへの取り組みによるブランドイメージ向上

弱気シナリオ(モート侵食)

主力ブランドの収益性低下と新規ブランド育成の遅延

国内アパレル市場の縮小と競争激化

消費者の嗜好変化への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

三陽商会の投資が失敗するには、まず自社開発ブランドが消費者の支持を得られず、既存ブランドの収益性も低下し続けるシナリオが考えられる。さらに、EC化の遅れや、変化の激しいファッション市場のトレンドに乗り遅れ、デジタル戦略やサステナビリティへの対応も競合他社に劣後することで、ブランド価値そのものが毀損される必要がある。結果として、財務体質が悪化し、再建が困難になる状況が真実となれば、この投資は失敗するだろう。特に、長年培ってきたブランドビジネスのノウハウが活かせず、新たな収益の柱を築けないことが致命的となる。

5年後のモート予測

強気

自社ブランド育成とEC強化が奏功し、既存事業の収益性を維持・向上。新たな顧客層を獲得し、安定的な成長軌道に乗る。

中立

既存ブランドの収益性は維持しつつ、新規ブランド育成は緩やかな進展。EC売上は伸長するが、市場環境の厳しさから成長は限定的。

弱気

主力ブランドの競争力低下と新規ブランドの不振が続き、売上・利益ともに減少。EC化の遅れも響き、厳しい経営環境に直面する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 401億
2. 健全な財務 自己資本比率 68.3%
3. 利益の安定性 5年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 30.0%
6. 適度なPER PER 9.8倍
7. 適度なPBR PBR 0.95倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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