自重堂(3597)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 166 | 26 | 6 | 0 | 2.1 | 38.8 | 50.0 | 81.6 |
| FY2017 | 171 | 30 | 28 | 42 | 9.3 | 190.8 | 50.0 | 85.3 |
| FY2018 | 174 | 29 | 22 | 7 | 7.1 | 771.6 | 300.0 | 83.0 |
| FY2019 | 194 | 25 | 16 | -46 | 5.0 | 545.1 | 300.0 | 81.0 |
| FY2020 | 185 | 18 | 16 | -1 | 5.0 | 556.3 | 300.0 | 83.7 |
| FY2021 | 179 | 22 | 15 | 50 | 4.7 | 535.8 | 300.0 | 84.9 |
| FY2022 | 170 | 22 | 28 | 49 | 8.1 | 983.7 | 300.0 | 87.5 |
| FY2023 | 177 | 31 | 25 | 4 | 6.6 | 851.8 | 500.0 | 87.7 |
| FY2024 | 169 | 26 | 20 | 38 | 5.3 | 699.3 | 500.0 | 92.1 |
| FY2025 | 149 | 14 | 11 | 38 | 3.0 | 391.6 | 600.0 | 90.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「Jawin」や「Z-DRAGON」といった作業服ブランドは一定の認知度を持つが、競合他社も類似ブランドを展開しており、明確なブランドロイヤリティや特許による優位性は限定的。特定のデザインや機能性特許の保有状況は不明。
作業服は消耗品であり、一度採用されたブランドを継続利用する慣習はあるものの、価格や機能性で競合品に乗り換える可能性は否定できない。特に法人顧客においては、コストパフォーマンスが重視される傾向がある。
作業服の製造・販売事業には、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果は基本的に存在しない。
長年の製造ノウハウやサプライヤーとの関係性により、一定のコスト競争力は維持していると考えられるが、中国等海外生産拠点とのコスト差は縮小傾向にあり、構造的なコスト優位性は限定的。
国内作業服市場において一定のシェアを持ち、製造・販売網を構築している点は評価できる。しかし、グローバルな大手アパレルメーカーと比較すると規模の経済性は限定的であり、業界全体で見た寡占度は高くない。
競合との比較優位
強気シナリオ
インバウンド需要の回復による観光・サービス業での作業服需要増加
高機能・高付加価値作業服へのシフトによる単価上昇
DX推進による生産性向上とコスト削減効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
円安進行による原材料費・海外生産コストの上昇
競合他社による低価格品の投入やデザイン競争の激化
国内景気低迷による作業服市場全体の縮小
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、自重堂の作業服が、競合他社と比較して、価格、品質、デザイン、機能性のいずれにおいても明確な優位性を失い、顧客のスイッチングコストを乗り越えてでも乗り換えられる状況が常態化する必要がある。具体的には、主要顧客層である建設業や製造業の景気低迷が長期化し、作業服への投資意欲が減退する一方で、競合他社がより革新的な素材やデザイン、あるいは圧倒的な低価格を実現し、自重堂の市場シェアを侵食し続けるシナリオが考えられる。また、サプライチェーンの混乱や為替の急激な変動により、コスト競争力が著しく低下し、利益率が維持できなくなることも、この投資の失敗につながるだろう。
5年後のモート予測
インバウンド需要や高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。DXによる効率化も進み、収益性が向上する。
国内景気の影響を受けつつも、既存顧客基盤とブランド力で一定の売上を維持。緩やかな成長または横ばい。
円安や競合激化により、売上・利益ともに減少。特に低価格帯での競争が激化し、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 296億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 90.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -26.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 26.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.78倍 |
合格数:4/7 部分的合格