3597

自重堂(3597)に経済的な堀はあるか

繊維製品 素材・化学

株価

現在株価
9,120
2026-09-01
時価総額
296 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 166 26 6 0 2.1 38.8 50.0 81.6
FY2017 171 30 28 42 9.3 190.8 50.0 85.3
FY2018 174 29 22 7 7.1 771.6 300.0 83.0
FY2019 194 25 16 -46 5.0 545.1 300.0 81.0
FY2020 185 18 16 -1 5.0 556.3 300.0 83.7
FY2021 179 22 15 50 4.7 535.8 300.0 84.9
FY2022 170 22 28 49 8.1 983.7 300.0 87.5
FY2023 177 31 25 4 6.6 851.8 500.0 87.7
FY2024 169 26 20 38 5.3 699.3 500.0 92.1
FY2025 149 14 11 38 3.0 391.6 600.0 90.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

「Jawin」や「Z-DRAGON」といった作業服ブランドは一定の認知度を持つが、競合他社も類似ブランドを展開しており、明確なブランドロイヤリティや特許による優位性は限定的。特定のデザインや機能性特許の保有状況は不明。

スイッチングコスト2/5

作業服は消耗品であり、一度採用されたブランドを継続利用する慣習はあるものの、価格や機能性で競合品に乗り換える可能性は否定できない。特に法人顧客においては、コストパフォーマンスが重視される傾向がある。

ネットワーク効果0/5

作業服の製造・販売事業には、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果は基本的に存在しない。

コスト優位2/5

長年の製造ノウハウやサプライヤーとの関係性により、一定のコスト競争力は維持していると考えられるが、中国等海外生産拠点とのコスト差は縮小傾向にあり、構造的なコスト優位性は限定的。

規模の経済3/5

国内作業服市場において一定のシェアを持ち、製造・販売網を構築している点は評価できる。しかし、グローバルな大手アパレルメーカーと比較すると規模の経済性は限定的であり、業界全体で見た寡占度は高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

インバウンド需要の回復による観光・サービス業での作業服需要増加

高機能・高付加価値作業服へのシフトによる単価上昇

DX推進による生産性向上とコスト削減効果の発現

弱気シナリオ(モート侵食)

円安進行による原材料費・海外生産コストの上昇

競合他社による低価格品の投入やデザイン競争の激化

国内景気低迷による作業服市場全体の縮小

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、自重堂の作業服が、競合他社と比較して、価格、品質、デザイン、機能性のいずれにおいても明確な優位性を失い、顧客のスイッチングコストを乗り越えてでも乗り換えられる状況が常態化する必要がある。具体的には、主要顧客層である建設業や製造業の景気低迷が長期化し、作業服への投資意欲が減退する一方で、競合他社がより革新的な素材やデザイン、あるいは圧倒的な低価格を実現し、自重堂の市場シェアを侵食し続けるシナリオが考えられる。また、サプライチェーンの混乱や為替の急激な変動により、コスト競争力が著しく低下し、利益率が維持できなくなることも、この投資の失敗につながるだろう。

5年後のモート予測

強気

インバウンド需要や高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。DXによる効率化も進み、収益性が向上する。

中立

国内景気の影響を受けつつも、既存顧客基盤とブランド力で一定の売上を維持。緩やかな成長または横ばい。

弱気

円安や競合激化により、売上・利益ともに減少。特に低価格帯での競争が激化し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 296億
2. 健全な財務 自己資本比率 90.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -26.4%
6. 適度なPER PER 26.3倍
7. 適度なPBR PBR 0.78倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 自重堂 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →