小松マテーレ(3580)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 359 | 14 | 14 | -0 | 4.3 | 33.4 | — | 74.5 |
| FY2017 | 387 | 22 | 21 | 16 | 6.0 | 49.7 | 12.0 | 74.0 |
| FY2018 | 391 | 22 | 21 | 0 | 6.0 | 49.7 | 14.0 | 75.0 |
| FY2019 | 365 | 16 | 14 | 45 | 3.9 | 32.1 | 14.0 | 75.5 |
| FY2020 | 300 | 14 | 18 | 30 | 5.0 | 42.4 | 15.0 | 79.0 |
| FY2021 | 314 | 16 | 22 | 15 | 6.1 | 52.3 | 16.0 | 75.0 |
| FY2022 | 354 | 16 | 11 | 16 | 3.1 | 27.9 | 18.0 | 75.2 |
| FY2023 | 367 | 19 | 18 | 29 | 4.9 | 46.0 | 20.0 | 75.6 |
| FY2024 | 395 | 22 | 29 | -9 | 7.4 | 73.4 | 22.0 | 74.6 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 25.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
小松マテーレは、独自の染色・加工技術である「小松式染色」や「STC(Super Tough Coating)」などの特許技術を多数保有。これにより、高機能・高付加価値なテキスタイルを開発・製造し、アパレル業界や産業資材分野で高い評価を得ている。これらの技術は模倣が困難であり、ブランドイメージ向上にも寄与している。
アパレルメーカーや産業資材メーカーは、小松マテーレの独自技術を用いた生地を採用することで、製品の差別化や機能性向上を図っている。しかし、代替となる素材や加工技術も存在するため、顧客が完全に乗り換えることによる損失は限定的である可能性がある。特に、汎用的な用途ではスイッチングコストは低い。
該当なし
長年の経験と技術蓄積により、一定の生産効率は実現していると考えられる。しかし、特殊な加工技術への投資や、高品質な素材の使用により、必ずしもコスト競争力が最優先されるビジネスモデルではない。
繊維製品業界は競争が激しく、グローバルなプレイヤーも多数存在する。小松マテーレは特定の高機能素材分野で一定の地位を築いているが、業界全体の規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えない。ニッチ市場での強みはある。
競合との比較優位
強気シナリオ
高機能素材への需要拡大
独自技術による新規市場開拓
サステナビリティ対応素材の競争力強化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の技術革新
アパレル市場の低迷
原材料価格の高騰
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
小松マテーレの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた独自の染色・加工技術(小松式染色、STCなど)が、競合他社によって容易に模倣されるか、あるいは陳腐化してしまう必要がある。具体的には、代替となる安価で同等以上の機能を持つ素材や加工技術が急速に普及し、同社の技術優位性が失われるシナリオが考えられる。また、主要顧客であるアパレル業界や産業資材業界において、同社製品への依存度が低下し、より汎用的な素材へのシフトが進むことも、同社の競争優位性を損なう要因となるだろう。さらに、環境規制の強化やサステナビリティへの要求が、同社の既存技術やサプライチェーンに予期せぬコスト増をもたらす可能性も否定できない。
5年後のモート予測
高機能・サステナブル素材への需要増を背景に、独自技術を活かした新製品開発が進み、売上・利益ともに堅調に成長する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。技術革新への対応や市場の変化に左右される。
競合技術の台頭やアパレル市場の構造的変化により、売上・利益が伸び悩み、競争環境が厳しくなる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 283億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 74.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 12.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.71倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準