共同印刷(7914)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 951 | 26 | 22 | 17 | 3.8 | 25.2 | — | 55.3 |
| FY2016 | 946 | 33 | 26 | 21 | 4.1 | 29.5 | — | 55.1 |
| FY2017 | 951 | 17 | 20 | -18 | 3.2 | 232.1 | 8.0 | 53.0 |
| FY2018 | 978 | 10 | 11 | -75 | 1.7 | 126.0 | — | 50.5 |
| FY2019 | 1,009 | 16 | 15 | 13 | 2.5 | 175.2 | 100.0 | 47.9 |
| FY2020 | 910 | 6 | 8 | -18 | 1.3 | 97.0 | 100.0 | 48.7 |
| FY2021 | 884 | 8 | 7 | -12 | 1.1 | 83.7 | 100.0 | 47.4 |
| FY2022 | 934 | 8 | 13 | 190 | 2.2 | 159.4 | 100.0 | 46.7 |
| FY2023 | 970 | 16 | 15 | 2 | 2.4 | 199.2 | 100.0 | 47.9 |
| FY2024 | 1,000 | 23 | 33 | 58 | 5.3 | 115.0 | 100.0 | 49.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
長年の歴史と実績に基づく信頼性はあるが、特許やブランド力が突出しているとは言えない。特定の印刷技術やノウハウは存在するものの、明確な競争優位となる無形資産の強度は限定的。
顧客との長期的な取引関係は存在するが、印刷業界全体として、仕様やコスト次第で乗り換えの可能性はゼロではない。特に汎用的な印刷物においてはスイッチングコストは高くない。
ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。印刷サービスは個別の顧客ニーズに応じるものであり、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上する構造ではない。
生産効率の改善や自動化への取り組みは進めているが、業界全体でコスト競争が激しく、構造的なコスト優位を確立しているとは言えない。規模の経済による効率化は一定程度存在する。
印刷業界において一定の規模を持つ企業であり、多様な印刷技術と設備を有している。特に特殊印刷や情報関連サービスなど、ニッチな分野での規模の経済が競争力に寄与している可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
情報セキュリティ印刷や特殊印刷分野での技術的優位性の確立
デジタル化への対応と高付加価値サービスへのシフト成功
M&Aによる事業領域拡大とシナジー創出
弱気シナリオ(モート侵食)
デジタル化の進展による印刷物需要の構造的減少
価格競争の激化による収益性の低下
新規参入企業や異業種からの技術革新による脅威
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、共同印刷がデジタル化の波に乗り遅れ、従来の印刷事業の収益性が急速に悪化することが真実でなければならない。また、同社が強みを持つ特殊印刷や情報関連サービス分野においても、競合他社がより革新的な技術や低コストでのサービス提供を実現し、共同印刷の優位性が失われるシナリオが考えられる。さらに、顧客が印刷会社を選定する際に、価格や納期以外の要素(例えば、環境対応、サステナビリティへの貢献度、DX支援能力など)を重視するようになり、共同印刷がこれらの新しい要求に応えられない場合、既存の顧客基盤すら揺らぐ可能性がある。最終的には、同社が保有する設備投資やノウハウが陳腐化し、市場からの需要が急速に減少していくことが、この投資の失敗を決定づけるだろう。
5年後のモート予測
情報セキュリティ印刷や高付加価値印刷分野での成長が加速し、デジタルサービスとの連携も進み、収益性が向上する。
既存事業の安定性を維持しつつ、デジタル化への対応を進めるが、大きな成長は見込めず、緩やかな収益変動が続く。
印刷需要の減少と価格競争の激化により、収益性が悪化し、事業再編を余儀なくされる可能性がある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 432億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 49.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 11.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.67倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書