シード(7743)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 218 | 9 | 5 | 34 | 6.2 | 57.7 | — | 32.1 |
| FY2016 | 245 | 15 | 9 | -25 | 9.7 | 105.0 | — | 30.8 |
| FY2017 | 278 | 21 | 12 | -23 | 11.9 | 143.6 | 27.5 | 29.0 |
| FY2018 | 295 | 19 | 10 | -21 | 8.9 | 38.5 | 27.5 | 26.9 |
| FY2019 | 318 | 17 | 3 | 12 | 2.3 | 10.1 | 12.0 | 25.5 |
| FY2020 | 286 | 12 | 11 | 20 | 9.7 | 45.1 | 12.0 | 27.9 |
| FY2021 | 288 | 12 | 12 | 24 | 9.2 | 46.1 | 12.0 | 29.3 |
| FY2022 | 306 | 6 | -3 | 29 | -2.6 | -12.6 | 12.0 | 29.6 |
| FY2023 | 324 | 21 | 20 | 23 | 11.1 | 77.4 | 12.0 | 35.0 |
| FY2024 | 332 | 16 | 11 | -16 | 5.9 | 36.1 | 15.0 | 34.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
シードはコンタクトレンズおよび関連製品の製造・販売を手掛けているが、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPによる持続的な競争優位性は、公開情報からは明確に確認できない。競合他社も同様の製品ラインナップを持つ場合が多い。
コンタクトレンズは定期購入やリピート購入が中心となるため、一定の顧客ロイヤルティや使い慣れた製品からの乗り換えに対する心理的・習慣的なハードルは存在する。しかし、価格や機能面で魅力的な新製品が登場した場合、乗り換えは比較的容易であると考えられる。
シードの事業モデルは、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。コンタクトレンズの利用は個人の消費行動であり、プラットフォーム型ビジネスのような相互依存関係は存在しない。
コンタクトレンズ製造における生産効率の向上や、サプライチェーンの最適化によるコスト削減努力は行われていると考えられるが、業界全体として構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。競合他社も同様の効率化を進めている可能性が高い。
シードは日本国内におけるコンタクトレンズ市場で一定のシェアを確保しており、製造・販売網の規模は競争力となっている。特に国内市場においては、規模の経済を活かした効率的な事業運営が可能であり、一定の優位性を有していると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内コンタクトレンズ市場におけるシェア拡大とブランド認知度向上
高付加価値製品(例:乱視用、遠近両用、カラーコンタクト)の開発・投入による単価向上
海外市場への展開加速による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
国内市場の成熟化による成長鈍化と価格競争の激化
新興国メーカーなどの低価格製品の台頭による競争圧力
コンタクトレンズ以外の代替視力矯正手段(例:レーシック、オルソケラトロジー)の普及による市場縮小
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
シードの投資が失敗するには、まず国内コンタクトレンズ市場が予想以上に縮小するか、あるいは価格競争が激化し、同社が規模の経済を活かしたコスト優位性を維持できなくなるシナリオが考えられる。また、競合他社がより強力なブランド力や技術革新(例:素材、デザイン、機能性)を打ち出し、シードの製品優位性を凌駕した場合も、同社の競争環境は悪化するだろう。さらに、海外市場への展開が計画通りに進まず、成長ドライバーを失うこともリスク要因となる。コンタクトレンズの代替技術の急速な普及も、長期的な市場の魅力を損なう可能性がある。
5年後のモート予測
国内市場でのシェア維持・拡大と高付加価値製品の浸透により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。海外展開も進展し、収益基盤が強化される。
国内市場は緩やかな成長に留まるが、既存製品の安定販売とコスト管理により、利益水準は維持される。海外事業は限定的な貢献に留まる。
国内市場での競争激化や代替技術の台頭により、売上・利益ともに減少傾向となる。海外展開も想定通りに進まず、業績は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 153億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 30.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.79倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書