オーバル(7727)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 131 | 6 | 3 | 5 | 2.7 | 15.5 | — | 58.0 |
| FY2016 | 121 | 4 | 3 | -2 | 2.1 | 12.1 | — | 60.7 |
| FY2017 | 109 | 3 | 1 | 2 | 0.9 | 5.5 | 6.0 | 61.4 |
| FY2018 | 117 | 4 | 5 | 7 | 3.6 | 21.1 | 6.0 | 61.8 |
| FY2019 | 119 | 5 | 3 | -7 | 2.1 | 12.6 | 6.0 | 61.2 |
| FY2020 | 103 | -1 | 0 | -2 | 0.2 | 1.3 | 7.0 | 57.6 |
| FY2021 | 111 | 3 | 3 | 11 | 2.1 | 12.8 | 6.0 | 60.6 |
| FY2022 | 133 | 11 | 6 | 2 | 4.5 | 29.0 | 6.0 | 62.0 |
| FY2023 | 143 | 15 | 11 | 8 | 7.2 | 49.2 | 9.0 | 63.6 |
| FY2024 | 150 | 14 | 10 | 11 | 6.3 | 46.0 | 14.0 | 64.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
オーバルは精密機器メーカーであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する公開情報は限定的である。そのため、無形資産による競争優位性は現時点では確認できない。
オーバルの製品は、主に半導体製造プロセスにおけるウェーハ検査装置や計測機器である。これらの装置は、顧客の生産ラインに組み込まれるため、他社製品への切り替えには一定の検証コストや生産ラインの再調整が必要となる可能性がある。しかし、その程度は限定的と考えられる。
オーバルの事業は、個々の顧客の生産ラインにおける装置の導入が中心であり、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は発生しにくい構造である。
精密機器業界において、オーバルが構造的に顕著なコスト優位性を持っているという公開情報は少ない。製造プロセスやサプライチェーンにおける効率化の努力は考えられるが、それが持続的な競争優位に繋がるほどのレベルかは不明瞭である。
オーバルはウェーハ検査装置市場において一定のシェアを持つが、業界全体で見ると、より大規模な競合企業も存在する。そのため、効率規模による優位性は限定的であり、業界規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言い難い。
競合との比較優位
強気シナリオ
半導体製造装置市場の成長
新規技術開発による製品競争力の向上
特定顧客との強固な関係維持
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体市場の景気変動リスク
競合他社による技術的優位性の獲得
主要顧客の設備投資抑制
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
オーバルの投資が失敗するシナリオは、まず、半導体市場全体が長期的な構造不況に陥り、同社の主要顧客である半導体メーカーの設備投資が大幅に縮小することである。次に、オーバルが技術革新の波に乗り遅れ、競合他社がより高性能で低コストな代替製品を開発し、市場シェアを急速に奪われること。さらに、主要顧客がオーバルの製品に依存する度合いが低下し、代替製品への切り替えコストが低下することで、オーバルの価格決定力が失われることも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、オーバルの収益性と市場での地位を蝕む可能性がある。
5年後のモート予測
半導体市場の回復と技術革新により、オーバルの高付加価値製品の需要が拡大し、売上・利益ともに堅調に成長する。
市場環境の変動を受けつつも、既存顧客基盤と一定の技術力を維持し、緩やかな成長を続ける。
半導体市場の低迷と競合激化により、オーバルの売上・利益が減少し、市場シェアを失うリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 160億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 64.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 53.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.01倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-04 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-08 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-02 臨時報告書
- 2026-06-08 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-14 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)