7741

HOYA(7741)に経済的な堀はあるか

精密機器 電機・精密

株価

現在株価
24,890
2026-09-01
時価総額
95,273 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 4,789 867 802 16.8 221.9 77.5
FY2017 5,356 995 670 18.8 258.5 75.0 80.9
FY2018 5,658 1,221 764 19.5 321.6 75.0 81.6
FY2019 5,765 1,144 1,160 18.2 303.3 90.0 79.5
FY2020 5,479 1,254 1,220 18.7 335.8 90.0 80.6
FY2021 6,615 1,645 1,608 20.9 446.5 90.0 81.0
FY2022 7,236 1,686 1,543 20.7 469.8 110.0 79.6
FY2023 7,626 1,814 1,870 18.9 515.5 110.0 80.4
FY2024 8,660 2,021 2,019 20.8 581.5 110.0 78.9
FY2025 9,477 2,531 2,709 24.5 743.9 160.0 78.4

バフェット流モート診断

無形資産
●●●●○
4/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:12/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産4/5

HOYAは、光学レンズ事業において長年培ってきた高度な技術力と、医療用レンズ(眼内レンズ、人工骨など)における高いブランド力と特許網を持つ。特に眼内レンズ市場では、世界でもトップクラスのシェアを誇り、その品質と信頼性が無形資産となっている。

スイッチングコスト3/5

医療機器分野(眼内レンズ、人工骨、歯科材料など)では、一度採用された製品は、その安全性や有効性、医師・病院の慣れから、他社製品への切り替えに高いハードルが存在する。特に眼内レンズは、手術の成功率に直結するため、医師は実績のある製品を選びやすい。

ネットワーク効果0/5

HOYAの主要事業において、ユーザー数の増加が直接的に製品・サービスの価値を高めるネットワーク効果は限定的である。

コスト優位1/5

精密機器の製造においては、一定の規模によるコスト効率は存在するが、競合他社と比較して構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。技術開発や品質維持にコストがかかる。

規模の経済4/5

光学レンズ、半導体マスクブランクス、HDD用基盤、医療用機器といった多岐にわたる事業で、それぞれ一定以上の市場シェアと生産規模を持つ。特に半導体関連やHDD基盤では、グローバルな供給体制を構築しており、効率的な規模の経済を享受している。

競合との比較優位

強気シナリオ

医療機器分野における継続的な新製品開発と市場シェア拡大

半導体マスクブランクス事業の成長性

為替変動による収益押し上げ効果

弱気シナリオ(モート侵食)

主要市場(特に先進国)における医療費抑制政策の影響

新興国市場での競合激化と価格競争

為替の円高進行による収益悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

HOYAの投資が失敗するには、同社が長年築き上げてきた無形資産、特に医療機器分野におけるブランド力と技術的優位性が、競合他社の急速な技術革新や、より低コストで同等以上の性能を持つ製品の登場によって陳腐化することが必要である。また、スイッチング・コストの高さが、医療従事者の慣れや安全性への信頼からくるものではなく、単なる情報非対称性や参入障壁の低さからくるものであることが露呈し、価格競争に巻き込まれるシナリオも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンや生産効率の優位性が、地政学的リスクや技術革新の遅れによって失われ、規模の経済が働かなくなることも、同社の競争優位性を揺るがす要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

医療機器分野での新製品投入とシェア拡大、半導体関連事業の好調により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。為替メリットも追い風となる。

中立

既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。医療機器分野での競争は激化する可能性もある。

弱気

医療費抑制や新興国での価格競争激化、円高進行により、売上・利益ともに伸び悩む、あるいは減益となるリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 95,273億
2. 健全な財務 自己資本比率 78.4%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 16.6%
6. 適度なPER PER 37.6倍
7. 適度なPBR PBR 9.21倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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