朝日インテック(7747)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 395 | 100 | 69 | 48 | 21.4 | 109.2 | 30.0 | 64.1 |
| FY2017 | 427 | 108 | 77 | 50 | 17.3 | 121.7 | 30.4 | 70.6 |
| FY2018 | 501 | 138 | 100 | 12 | 18.7 | 77.8 | 19.4 | 73.8 |
| FY2019 | 572 | 152 | 112 | 9 | 17.2 | 43.3 | 21.6 | 77.6 |
| FY2020 | 565 | 124 | 92 | 8 | 12.8 | 35.3 | 8.8 | 76.8 |
| FY2021 | 615 | 128 | 100 | -74 | 10.7 | 38.3 | 11.3 | 80.5 |
| FY2022 | 777 | 152 | 109 | -14 | 9.0 | 40.0 | 12.0 | 77.0 |
| FY2023 | 901 | 180 | 131 | 40 | 9.8 | 48.3 | 14.5 | 76.6 |
| FY2024 | 1,075 | 221 | 158 | 135 | 10.4 | 58.2 | 20.4 | 78.9 |
| FY2025 | 1,200 | 301 | 127 | 271 | 8.4 | 46.9 | 24.2 | 77.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
同社は、医療用ワイヤーガイドやステントグラフトなどの医療機器分野で、高度な技術力と品質管理体制を構築している。特に、カテーテル治療に不可欠なワイヤーガイドでは、高いシェアとブランド認知度を持つ。しかし、特許の有効期限や競合他社の技術革新リスクは存在する。
医療機器、特にカテーテル治療に使用されるワイヤーガイドやステントグラフトは、医師の習熟度や病院の採用実績が重視されるため、スイッチング・コストは比較的高い。一度採用された製品は、安全性や有効性の観点から、容易に変更されにくい傾向がある。しかし、新しい技術やより優れた性能を持つ製品が登場すれば、乗り換えの可能性は否定できない。
該当するネットワーク効果は見られない。
精密機器の製造において、長年の経験とノウハウによる一定の生産効率は期待できるが、構造的なコスト優位性を示す具体的な証拠は乏しい。グローバルな競争環境下で、価格競争力は限定的である可能性がある。
医療用ワイヤーガイド市場において、同社は世界でもトップクラスのシェアを誇る。この規模の経済性は、生産効率の向上や研究開発への投資余力に繋がる可能性がある。しかし、市場全体の成長性や競合の規模によっては、さらなる効率化の余地も残されている。
競合との比較優位
強気シナリオ
高齢化社会の進展によるカテーテル治療需要の増加
新興国市場における医療インフラ整備と需要拡大
M&Aによる事業領域の拡大と技術ポートフォリオの強化
弱気シナリオ(モート侵食)
医療機器に関する規制強化や薬価改定の影響
競合他社による革新的な技術や低価格製品の登場
為替変動リスクや地政学リスクによる海外事業への影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が長年培ってきた医療機器分野における技術的優位性を失い、競合他社がより低コストで高性能な代替製品を開発・提供できるようになる必要がある。特に、カテーテル治療の分野では、医師のトレーニングコストや病院の採用プロセスにおけるスイッチング・コストが、同社の優位性を支えている。もし、これらのスイッチング・コストを無視できるほど革新的な技術が登場したり、あるいは同社が品質や信頼性で劣る製品を市場に投入したりすれば、その優位性は急速に失われるだろう。また、主要な販売国における医療制度の変更や、為替レートの急激な変動が、同社の収益性を著しく悪化させるシナリオも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱が、安定した製品供給を妨げ、顧客離れを招く可能性も否定できない。
5年後のモート予測
高齢化と医療技術の進歩を背景に、カテーテル治療関連製品の需要が拡大し、同社はシェアを維持・拡大。新興国での販売増と新製品投入により、売上・利益ともに堅調に成長する。
既存事業の安定成長に加え、一部新製品の貢献が見込まれる。市場の競争激化や為替変動の影響を受けつつも、一定の成長を維持する。
医療規制の強化や競合の台頭により、既存製品の価格圧力が上昇。新製品開発が遅れ、市場シェアを奪われるリスクがある。為替悪化も重なり、業績は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 9,213億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 77.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 5.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 72.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 6.08倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-12 臨時報告書