進和(7607)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 460 | 30 | 21 | 11 | 10.7 | 160.3 | 50.0 | 57.9 |
| FY2017 | 514 | 37 | 25 | 3 | 11.6 | 193.4 | 58.0 | 59.5 |
| FY2018 | 566 | 44 | 32 | 37 | 13.2 | 246.4 | 72.0 | 56.1 |
| FY2019 | 625 | 47 | 33 | 50 | 12.0 | 248.1 | 74.0 | 51.4 |
| FY2020 | 681 | 48 | 33 | 1 | 11.2 | 248.0 | 76.0 | 59.3 |
| FY2021 | 612 | 40 | 28 | -21 | 8.7 | 207.4 | 72.0 | 56.0 |
| FY2022 | 711 | 52 | 38 | 60 | 10.4 | 283.3 | 85.0 | 57.6 |
| FY2023 | 761 | 50 | 36 | -7 | 9.1 | 268.1 | 90.0 | 66.4 |
| FY2024 | 778 | 36 | 27 | 33 | 6.6 | 203.9 | 102.0 | 63.2 |
| FY2025 | 861 | 45 | 33 | 105 | 7.6 | 247.2 | 124.0 | 58.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
進和は特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPを強みとする事業モデルではない。主要な競争優位性は、無形資産ではなく、事業運営上の効率性や顧客との関係性に依存していると考えられる。
顧客は進和の取り扱う製品(例:自動車部品)を調達する際に、代替サプライヤーへの切り替えコストが一定程度存在する可能性がある。しかし、製品の汎用性やサプライヤー間の競争により、スイッチング・コストは限定的と考えられる。
進和の事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を向上させるネットワーク効果を直接的に生み出す構造ではない。卸売業としてのプラットフォーム機能は存在するものの、典型的なネットワーク効果とは異なる。
長年の事業運営で培われた調達力、物流網、在庫管理能力により、競合他社と比較して効率的なコスト構造を維持している可能性がある。特に、特定の自動車メーカーとの長期取引におけるスケールメリットがコスト優位に寄与していると考えられる。
自動車部品卸売業というニッチな市場において、一定の規模を持つことで、調達や物流における効率性を高めている。業界内での主要プレイヤーとしての地位が、規模の経済性を活かす基盤となっている。
競合との比較優位
強気シナリオ
自動車業界のEVシフトに対応した部品調達網の強化と拡充
既存顧客との関係深化による取引拡大とシェア維持
サプライチェーンの効率化によるコスト競争力の維持・向上
弱気シナリオ(モート侵食)
自動車メーカーの直接調達へのシフト加速による販売チャネルの縮小
競合他社による価格競争の激化と利益率の低下
新興メーカーの台頭による市場シェアの低下
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
進和の投資が失敗するには、自動車メーカーがサプライヤーとの直接取引を大幅に増やし、進和のような卸売業者を介在させない戦略を加速させることが真実でなければならない。また、進和が持つ調達力や物流網の効率性が、競合他社や新規参入者によって容易に模倣され、価格競争に巻き込まれる状況も考えられる。さらに、自動車業界全体の構造変化(例:EV化の遅延や、特定の部品への依存度低下)が、進和の主要顧客の業績を悪化させ、結果として進和の売上・利益を圧迫するシナリオも、この投資の失敗に繋がる可能性がある。
5年後のモート予測
EVシフトへの対応やサプライチェーン効率化が進み、自動車部品卸売市場での地位を維持・強化。売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
自動車業界の変動に対応しつつ、既存顧客との関係を維持。売上は横ばい傾向で、利益率は安定を保つ。
自動車メーカーの直接調達化や価格競争の激化により、売上・利益ともに減少。市場シェアも低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 407億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 58.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -4.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.94倍 |
合格数:4/7 部分的合格