7537

丸文(7537)に経済的な堀はあるか

卸売業 商社・卸売

株価

現在株価
1,888
2026-09-01
時価総額
414 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 2,707 29 17 -78 3.5 63.1 33.1
FY2017 3,475 38 21 -86 4.2 79.5 25.0 31.7
FY2018 3,267 50 16 15 3.3 62.6 30.0 33.9
FY2019 2,876 24 -1 -9 -0.2 -2.9 30.0 32.2
FY2020 2,893 10 -21 144 -4.7 -81.6 30.0 31.5
FY2021 1,678 60 24 -28 5.1 93.3 16.0 28.8
FY2022 2,262 110 52 -193 9.8 199.0 30.0 27.1
FY2023 2,365 130 34 213 6.0 130.1 80.0 29.1
FY2024 2,108 90 43 165 7.1 163.3 52.0 37.7
FY2025 2,134 78 33 71 5.3 126.1 66.0 39.2

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

丸文は特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPを直接的な競争優位の源泉としているわけではない。主力事業である電子部品専門商社としての機能は、技術情報やサプライヤーとの関係性に依存するが、これらは無形資産として明確に定義しにくい。

スイッチングコスト3/5

丸文は長年にわたり、特定の顧客(特に大手メーカー)やサプライヤーとの強固な関係を構築している。これらの顧客は、丸文が提供する高度な技術サポート、カスタム対応、安定供給といった付加価値に依存しており、他社への切り替えには開発・設計変更やサプライチェーン再構築のリスクが伴うため、一定のスイッチングコストが発生する。

ネットワーク効果0/5

電子部品専門商社としてのビジネスモデルは、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。サプライヤーと顧客のマッチングが中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。

コスト優位0/5

卸売業であり、特に電子部品という高付加価値商材を扱う性質上、構造的なコスト優位性を築くことは困難である。仕入れ価格や物流コストは市場原理に左右されやすく、他社との価格競争力で圧倒的な優位を確立することは難しい。

規模の経済3/5

電子部品専門商社として長年の実績と幅広いサプライヤー・顧客ネットワークを有しており、業界内で一定の規模とシェアを確保している。特に特定のニッチ分野や大手顧客との取引においては、その規模が安定した事業基盤を支える要因となっている。ただし、業界全体で見ると寡占度はそれほど高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

長年の顧客・サプライヤーとの関係性維持・深化によるスイッチングコストの継続的な活用

高付加価値サービス(技術サポート、設計支援)の提供による収益性向上

特定分野におけるニッチな需要の取り込みとシェア拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

顧客企業の垂直統合や内製化の進展による取引縮小

競合他社による価格攻勢や代替サプライヤーの台頭

電子部品市場全体の構造変化や技術革新への対応遅延

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

丸文の投資が失敗するには、長年培ってきた顧客・サプライヤーとの関係性が急速に陳腐化し、スイッチングコストが実質的に消失することが必要である。具体的には、顧客企業が丸文の提供する技術サポートや付加価値を不要と判断し、より安価な代替サプライヤーへ容易に移行できるようになるシナリオが考えられる。また、サプライヤー側が丸文を経由しない直接販売チャネルを強化したり、競合商社がより低コストで同等以上のサービスを提供できるようになることも、丸文の優位性を損なう要因となる。さらに、電子部品市場全体がコモディティ化し、価格競争が激化することで、丸文の付加価値サービスが評価されなくなる状況も考えられる。これらの要因が複合的に作用し、丸文の収益性と市場シェアが低下していくことが、投資失敗の道筋となるだろう。

5年後のモート予測

強気

既存顧客との関係を維持・強化し、高付加価値サービスを拡充することで、安定した収益基盤を維持。特定分野でのシェア拡大も期待できる。

中立

緩やかな市場成長と競争環境の変化に対応しつつ、既存事業を堅調に推移させる。大きな飛躍はないものの、安定した業績を維持する見込み。

弱気

顧客企業の垂直統合や競合の台頭により、既存取引が縮小。市場の変化に対応できず、収益性が悪化するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 414億
2. 健全な財務 自己資本比率 39.2%
3. 利益の安定性 8年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -14.1%
6. 適度なPER PER 12.5倍
7. 適度なPBR PBR 0.73倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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