アルビス(7475)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 779 | 26 | 20 | 11 | 10.2 | 255.0 | — | 53.2 |
| FY2017 | 823 | 28 | 22 | 30 | 8.2 | 286.3 | 60.0 | 58.3 |
| FY2018 | 822 | 26 | 22 | -32 | 7.8 | 235.1 | 70.0 | 63.3 |
| FY2019 | 873 | 11 | 9 | -7 | 3.4 | 104.6 | 70.0 | 58.7 |
| FY2020 | 942 | 18 | 15 | 37 | 5.3 | 170.9 | 70.0 | 58.7 |
| FY2021 | 921 | 25 | 21 | 21 | 7.2 | 240.6 | 70.0 | 60.8 |
| FY2022 | 946 | 19 | 17 | 24 | 5.5 | 192.5 | 70.0 | 63.7 |
| FY2023 | 978 | 21 | 15 | 23 | 4.9 | 178.5 | 70.0 | 63.3 |
| FY2024 | 982 | 21 | 16 | -18 | 5.0 | 187.7 | 70.0 | 61.1 |
| FY2025 | 1,010 | 22 | 13 | -11 | 4.0 | 157.7 | 70.0 | 56.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
アルビスは地域密着型のスーパーマーケットであり、特定の強力なブランド力や特許、規制ライセンスといった無形資産の優位性は確認できない。プライベートブランドの展開はあるものの、競合他社も同様の戦略をとっており、明確な差別化要因とは言えない。
地域密着型スーパーとして、長年の顧客基盤を持つ可能性はある。しかし、食品スーパー業界は価格競争が激しく、顧客が競合他社へ乗り換える際の心理的・金銭的ハードルは低いと考えられる。ポイントカード等の施策はあるが、スイッチング・コストを劇的に高める要因とは言えない。
アルビスのビジネスモデルは、ユーザー数が増えることでサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造ではない。店舗網の拡大は規模の経済に寄与する可能性はあるが、直接的なネットワーク効果とは異なる。
地域密着型スーパーとして、特定の地域での仕入れや物流において効率化を図っている可能性はある。しかし、業界全体として価格競争が激しく、大手チェーンと比較した場合の構造的なコスト優位性は限定的と考えられる。詳細なコスト構造データは不明。
アルビスは主に東海地方で店舗を展開しており、一定の地域内での規模は有している。しかし、全国的な競争環境や業界全体の規模と比較すると、効率規模の優位性は限定的であり、寡占化が進む業界において突出した地位を築いているとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う消費拡大
プライベートブランドの拡充による収益性向上
M&Aによる事業規模拡大と効率化
弱気シナリオ(モート侵食)
大手スーパーマーケットとの価格競争激化
人口減少・高齢化による消費低迷
食品スーパー業界における競争環境の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
アルビスの投資が失敗するには、まず地域社会との強固な関係性が崩壊し、顧客が競合他社へ容易に流出することである。具体的には、価格競争において全く対抗できず、品質や品揃えでも劣後し、地域住民にとって「なくてはならない店」としての地位を失うシナリオが考えられる。また、サプライチェーンの非効率性が露呈し、コスト構造で競合に大きく水をあけられる、あるいはデジタル化の遅れから顧客接点が失われ、オンライン販売など新たなチャネルへの対応に失敗することも、既存のビジネスモデルの陳腐化を招き、失敗要因となりうる。さらに、地域経済の衰退が予想以上に早く進み、アルビスの主要顧客層の購買力が著しく低下することも、事業継続を困難にする。
5年後のモート予測
地域経済の成長とプライベートブランド強化により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。M&Aによる店舗網拡大も視野に入れ、地域でのプレゼンスを維持・向上させる。
既存店売上の微増とコスト管理の徹底により、安定した収益を確保する。大きな成長は見込めないが、堅実な経営を続ける。
競争激化と人口減少により、既存店売上が低迷。コスト削減努力も追いつかず、利益率は低下。事業再編の可能性も示唆される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 211億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 56.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -6.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.64倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-23 臨時報告書