サックスバー ホールディングス(9990)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 567 | 45 | 27 | 17 | 10.1 | 90.3 | — | 67.5 |
| FY2017 | 558 | 38 | 22 | 16 | 8.0 | 75.4 | 27.0 | 68.6 |
| FY2018 | 558 | 37 | 22 | 10 | 7.5 | 73.9 | 27.0 | 69.7 |
| FY2019 | 525 | 27 | 17 | 15 | 5.7 | 57.1 | 30.0 | 72.9 |
| FY2020 | 348 | -20 | -18 | -19 | -7.0 | -63.6 | 30.0 | 70.7 |
| FY2021 | 368 | -9 | -9 | 3 | -3.5 | -30.6 | 15.0 | 65.8 |
| FY2022 | 472 | 25 | 13 | 30 | 5.0 | 44.4 | 15.0 | 66.2 |
| FY2023 | 521 | 38 | 25 | 45 | 8.9 | 85.6 | 22.5 | 70.7 |
| FY2024 | 523 | 40 | 25 | 27 | 8.6 | 87.6 | 30.0 | 73.3 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 30.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
サックスバーは「サックスバー」「ラゲッジ ダイレクト」などの屋号でバッグ専門店を展開。特定のブランド力や特許は限定的だが、長年の店舗運営で培われたノウハウや、一部のプライベートブランド(PB)は一定の認知度を持つ可能性がある。
バッグ購入は比較的一般消費財であり、顧客が特定の店舗やブランドに強いこだわりを持つケースは限定的。しかし、長年の顧客や、特定のPB商品への愛着を持つ顧客層は存在する可能性があり、完全にスイッチング・コストがないとは言えない。
小売業であり、ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。
多店舗展開によるスケールメリットは一定程度存在するが、同業他社と比較して構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。仕入れや物流における効率化努力は継続していると考えられる。
国内のバッグ小売市場において、サックスバーは一定の店舗網と売上規模を持つ。しかし、業界全体で見ると多数の競合が存在し、寡占化が進んでいるとは言えない状況。効率規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
PB商品の開発力強化とブランド価値向上
インバウンド需要の回復による売上増加
ECチャネルの強化とOMO戦略の推進
弱気シナリオ(モート侵食)
消費者のバッグ購入頻度の低下
EC専業ブランドやファストファッションブランドとの競争激化
円安や景気後退による消費マインドの悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
サックスバー・ホールディングスの投資が失敗するには、同社が持つ既存の競争優位性が急速に失われるか、あるいは当初想定していた競争優位性が全く存在しなかったと判明する必要がある。具体的には、長年培ってきた店舗運営ノウハウが陳腐化し、競合他社に模倣されやすくなること。また、プライベートブランドの独自性が失われ、価格競争に巻き込まれること。さらに、消費者のライフスタイルの変化(例:ミニマリズムの浸透、バッグの必要性の低下)により、同社がターゲットとする市場自体が縮小していくシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性が持続的に悪化する場合、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
PB商品強化とインバウンド需要回復により、既存店売上高が年率5%以上で成長。ECチャネルも拡大し、全体として堅調な増収増益を達成する。
既存店売上は横ばい傾向だが、PB商品やECの伸長で緩やかな増収。利益率は現状維持または微減。
消費低迷と競争激化により、既存店売上は年率3%以上で減少。PB商品の競争力も低下し、大幅な減収減益となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 213億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.72倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-02 臨時報告書