ナンシン(7399)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 94 | 8 | 8 | 6 | 9.0 | 106.6 | — | 70.5 |
| FY2016 | 89 | 10 | 8 | 9 | 8.1 | 104.6 | — | 74.0 |
| FY2017 | 95 | 7 | 5 | -0 | 4.5 | 61.3 | 14.0 | 74.8 |
| FY2018 | 95 | 7 | 6 | 6 | 5.4 | 75.9 | 10.0 | 75.1 |
| FY2019 | 91 | 4 | 4 | 4 | 3.9 | 59.7 | 10.0 | 75.8 |
| FY2020 | 88 | 7 | 4 | 8 | 3.6 | 58.0 | 10.0 | 68.6 |
| FY2021 | 92 | 1 | 2 | 3 | 1.6 | 26.4 | 10.0 | 70.3 |
| FY2022 | 98 | 2 | 6 | -8 | 5.2 | 87.7 | 20.0 | 71.2 |
| FY2023 | 89 | 2 | 2 | 4 | 1.4 | 23.3 | 20.0 | 72.7 |
| FY2024 | 98 | 1 | 2 | 3 | 1.8 | 31.9 | 20.0 | 81.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ナンシン(7399)は、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、規制ライセンス、または独占的な知的財産に関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では確認できません。
既存顧客との長期的な取引関係や、特殊な仕様への対応などが考えられますが、顧客が他社製品へ乗り換える際の具体的なコストや手間に関する情報は乏しく、スイッチング・コストは限定的と推測されます。
ナンシン(7399)の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスや製品の価値を向上させるネットワーク効果は確認されず、この要素による競争優位性は見られません。
長年の事業運営で培われた生産ノウハウや、特定の部品調達における効率化の可能性はありますが、競合他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を持つという明確な証拠はありません。
輸送用機器部品業界において、ナンシン(7399)は一定の市場シェアを有しており、規模の経済による効率的な生産・供給体制を構築していると考えられます。ただし、業界全体が成熟しており、圧倒的な寡占状態ではありません。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定分野でのニッチな需要の安定的な取り込み
サプライチェーンの再編による恩恵
継続的な生産効率改善によるコスト競争力の維持
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の業績悪化や需要減少
新規参入企業による価格競争の激化
技術革新への対応遅れによる陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ナンシン(7399)への投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた生産ノウハウやサプライヤーとの関係性が、急速な技術革新や新たな競合企業の出現によって陳腐化し、コスト優位性を失うことが考えられます。特に、自動運転技術や電動化といった業界全体の大きなトレンドへの適応が遅れ、既存の製造プロセスが通用しなくなった場合、規模の経済も意味をなさなくなります。また、主要顧客である自動車メーカーなどが、より安価な代替部品サプライヤーに切り替える動きが加速し、ナンシンが持つ既存顧客との関係性(スイッチング・コストの低さ)が剥がれ落ちるシナリオも考えられます。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編において、同社が不利な立場に置かれ、調達コストの上昇や販売網の縮小を余儀なくされることも、失敗要因となり得ます。
5年後のモート予測
特定分野での安定した需要と生産効率の維持により、緩やかな成長を続ける。サプライチェーンの安定化や、既存顧客との関係維持が鍵となる。
業界全体の動向に左右されつつも、既存事業基盤を維持。技術革新への対応は限定的だが、ニッチ市場での地位は保つ。
自動車業界の構造変化や競争激化により、売上・利益ともに減少。コスト競争力の低下や主要顧客の離脱が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 38億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 83.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -26.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.31倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-01 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)