ファルテック(7215)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 842 | 32 | 10 | 26 | 5.3 | 110.3 | — | 29.5 |
| FY2016 | 836 | 16 | 4 | 21 | 2.4 | 46.8 | — | 27.9 |
| FY2017 | 875 | 18 | 8 | 12 | 4.4 | 88.7 | 43.3 | 24.1 |
| FY2018 | 907 | 21 | 10 | -64 | 5.5 | 110.8 | 43.3 | 23.7 |
| FY2019 | 853 | 22 | 18 | 31 | 8.9 | 191.4 | 29.0 | 25.8 |
| FY2020 | 698 | 20 | 14 | 12 | 6.4 | 145.5 | 29.0 | 27.4 |
| FY2021 | 691 | 14 | -6 | -22 | -2.9 | -66.4 | 29.0 | 29.0 |
| FY2022 | 741 | -3 | -23 | -6 | -12.0 | -246.4 | 29.0 | 24.2 |
| FY2023 | 819 | 21 | -8 | 28 | -4.1 | -84.3 | 0.0 | 23.8 |
| FY2024 | 791 | 24 | 3 | 15 | 1.5 | 35.1 | 0.0 | 27.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
ファルテックは特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、あるいは規制ライセンスに依存する事業モデルではない。主要な競争優位性は、技術力や品質管理、顧客との関係性にあると考えられるが、これらは無形資産として定量化・保護しにくい。
自動車部品メーカーとして、大手自動車メーカーとの長年にわたる取引関係は一定のスイッチング・コストを生む。金型や仕様の共有、品質保証体制の構築には時間とコストがかかるため、サプライヤー変更は容易ではない。
ファルテックの事業は、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を持つものではない。BtoBビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスとは性質が異なる。
自動車部品業界は価格競争が激しく、ファルテックも効率的な生産体制や調達網の構築に努めていると考えられるが、構造的に圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。競合他社も同様の努力をしている。
自動車部品サプライヤーとして、一定の生産規模を持つことは、品質安定性やコスト効率の面で有利に働く。特に、特定の部品群(例:ボディ系部品)においては、大手サプライヤーとしての地位を確立しており、業界内での一定の効率規模の経済性が期待できる。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトに対応した新製品開発の成功
主要顧客との取引拡大とシェア維持
グローバル生産体制の効率化による収益性向上
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の生産台数減少
競合他社による技術革新や低価格攻勢
原材料価格の高騰と為替変動リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ファルテックの投資が失敗するには、自動車業界全体の構造変化(特にEV化の加速)に同社がうまく適応できず、既存のサプライヤーとしての地位を失うことが真実でなければならない。具体的には、主要顧客が内製化を進める、あるいは競合他社がより革新的な技術や低コストな代替部品を開発し、ファルテックの製品が陳腐化するシナリオが考えられる。また、長年の取引関係に基づくスイッチング・コストが、顧客のサプライヤー多様化戦略や、よりアグレッシブな価格交渉によって無効化される可能性もある。グローバルな生産・供給網の維持コストが増大し、収益性を圧迫することも、この投資の失敗要因となりうる。
5年後のモート予測
EV関連部品へのシフトや自動運転技術への対応が進み、主要顧客との関係を維持・強化することで、売上・利益ともに堅調に成長する。
自動車業界の変動の影響を受けつつも、既存事業の安定性と一部新分野への展開により、緩やかな成長を維持する。
EVシフトへの対応遅れや競争激化により、既存事業の縮小と新分野での収益化の遅れが重なり、業績が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 42億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 27.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.23倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-03 臨時報告書