7305

新家工業(7305)に経済的な堀はあるか

鉄鋼 鉄鋼・非鉄

株価

現在株価
2,790
2026-09-01
時価総額
141 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 360 7 2 2 1.0 3.9 51.6
FY2016 364 17 13 24 5.7 23.4 52.0
FY2017 397 22 16 9 6.4 285.0 5.0 52.6
FY2018 433 21 15 3 6.0 271.8 51.3
FY2019 410 13 7 -18 2.8 126.9 65.0 50.3
FY2020 365 7 13 7 4.9 230.7 65.0 57.1
FY2021 408 34 26 4 8.9 462.2 65.0 54.5
FY2022 464 46 31 10 9.5 549.9 75.0 59.0
FY2023 446 21 17 22 4.7 303.9 120.0 61.2
FY2024 428 16 21 33 6.7 391.7 155.0 59.8

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

新家工業は、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する顕著な情報を持たない。事業は主に金属製品の製造・販売であり、無形資産による競争優位性は限定的であると考えられる。

スイッチングコスト1/5

自動車部品(特にホイール)のサプライヤーとして、既存顧客との取引関係は存在する。しかし、自動車メーカーは複数のサプライヤーを確保する傾向があり、乗り換えコストが極めて高いとは言えない。技術仕様や価格競争力が乗り換えの要因となりうる。

ネットワーク効果0/5

新家工業の事業モデルは、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を向上させるネットワーク効果を生む構造ではない。BtoBビジネスが中心であり、直接的なネットワーク効果は期待できない。

コスト優位2/5

鉄鋼製品の製造においては、原材料調達、生産効率、スケールメリットがコスト競争力に影響を与える。同社は長年の経験と一定の生産規模を持つが、業界全体で激しい価格競争が存在し、構造的なコスト優位性は限定的である。

規模の経済3/5

自動車用アルミホイール市場において、新家工業は国内有数のメーカーであり、一定の生産規模とシェアを有している。この規模は、設備投資や生産効率において、小規模メーカーに対する優位性をもたらす可能性がある。

競合との比較優位

強気シナリオ

EVシフトに伴う軽量化ニーズの高まりによるアルミホイール需要の増加

高付加価値製品(デザイン性、耐久性向上など)の開発・投入による収益性向上

海外市場での販売拡大による更なる規模の経済追求

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格(アルミニウム、鉄鋼)の変動による収益圧迫

自動車メーカーによる内製化や、より安価な代替素材(スチールホイールなど)への回帰

新興国メーカーによる低価格攻勢と品質向上

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

新家工業の競争優位性が失われるシナリオは、まず、自動車メーカーがホイールサプライヤーの多様化をさらに進め、新家工業の取引シェアが大幅に低下することである。特に、主要顧客である自動車メーカーが、より低コストで高品質な製品を供給できる新たなサプライヤー(特にアジア圏の企業)へ切り替える動きが加速した場合、同社の規模の経済による優位性は揺らぐ。また、アルミニウム価格の高騰が継続し、同社がそのコストを製品価格に十分に転嫁できない状況が続けば、収益性が悪化し、設備投資余力も失われる。さらに、自動車の軽量化トレンドがアルミホイール以外の素材(例えば炭素繊維複合材など)や構造の進化によって代替されるようになれば、同社のコア事業そのものが陳腐化するリスクも考えられる。

5年後のモート予測

強気

EVシフトによるアルミホイール需要増と高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。海外展開も進み、収益基盤が強化される。

中立

自動車市場の変動の影響を受けつつも、既存顧客との関係を維持し、一定の生産規模を活かして安定的な収益を確保。緩やかな成長が見込まれる。

弱気

原材料価格の高騰や競争激化により、価格転嫁が進まず収益性が悪化。EVシフトへの対応遅れや代替素材の台頭により、需要が減少し、事業規模が縮小する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 141億
2. 健全な財務 自己資本比率 59.8%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -5.4%
6. 適度なPER PER 6.6倍
7. 適度なPBR PBR 0.40倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 新家工業 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →