カーメイト(7297)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 193 | 4 | -2 | -6 | -1.4 | -20.1 | — | 52.8 |
| FY2016 | 187 | 5 | 1 | 10 | 0.8 | 11.3 | — | 50.8 |
| FY2017 | 201 | 13 | 8 | 6 | 6.6 | 101.4 | 20.0 | 52.3 |
| FY2018 | 191 | 7 | 10 | 3 | 8.9 | 144.5 | 20.0 | 63.0 |
| FY2019 | 167 | 9 | 7 | 12 | 5.5 | 94.3 | 22.0 | 63.4 |
| FY2020 | 157 | 14 | 9 | 8 | 7.1 | 130.7 | 22.0 | 67.3 |
| FY2021 | 159 | 13 | 10 | 7 | 7.0 | 138.1 | 30.0 | 68.3 |
| FY2022 | 166 | 5 | 4 | -7 | 2.5 | 51.3 | 30.0 | 69.5 |
| FY2023 | 160 | 2 | 2 | -4 | 1.4 | 30.1 | 30.0 | 71.1 |
| FY2024 | 155 | 3 | -3 | 6 | -2.2 | -47.1 | 30.0 | 73.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
カーメイトは「inno」ブランドを中心に、カーアクセサリー分野で一定の認知度とブランドロイヤリティを築いている。特に、芳香剤や車内収納グッズなど、デザイン性や機能性を重視した製品群は、他社との差別化要因となり得る。しかし、特許や独占的IPによる強力な参入障壁は限定的。
カーメイトの製品は、カー用品店やオンラインストアで容易に入手可能であり、顧客が他社製品に乗り換える際のスイッチングコストは低い。特定の車種専用品や、長年愛用しているブランドへのこだわりを持つ顧客層は存在するものの、全体的なスイッチング障壁は弱い。
カーメイトの事業モデルには、ユーザー数の増加が製品やサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は存在しない。製品は個別の消費者のニーズに応えるものであり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
カーメイトは、長年の事業経験に基づく生産ノウハウやサプライヤーとの関係性により、一定のコスト競争力を有していると考えられる。しかし、大量生産による圧倒的なコスト優位や、構造的な低コスト体質を示す具体的な証拠は乏しい。
カーメイトはカーアクセサリー市場において、一定のシェアを持つプレイヤーである。特に日本国内市場においては、その規模が競争優位に寄与する場面もある。しかし、グローバル市場や、より広範な自動車部品業界全体で見ると、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
「inno」ブランドのさらなる強化と、デザイン性・機能性を追求した新製品開発による市場シェア拡大。
ECチャネルの強化と、SNSを活用した効果的なマーケティングによる新規顧客層の獲得。
OEM供給や海外展開の拡大による、新たな収益源の確保と事業ポートフォリオの多様化。
弱気シナリオ(モート侵食)
低価格帯の競合製品の台頭による、価格競争の激化と利益率の低下。
自動車業界全体のEVシフトや、カーシェアリングの普及による、カーアクセサリー市場の構造的な縮小リスク。
デザインや機能面での差別化が困難になり、コモディティ化が進むことによる競争力の低下。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
カーメイトの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた「inno」ブランドの価値が、消費者の間で急速に陳腐化し、競合他社の模倣品や低価格製品に市場シェアを奪われる必要がある。具体的には、デザインや機能における優位性が失われ、価格以外の要素で顧客を引きつける力が弱まるシナリオだ。また、自動車のライフスタイルの変化、例えば、車内での過ごし方の多様化や、カーシェアリングの普及により、カーアクセサリーへの支出そのものが減少する、あるいは、より汎用的で安価な製品への需要が高まることで、同社がターゲットとする市場が縮小することも考えられる。さらに、中国などの新興国メーカーが、低コストかつ迅速な製品開発力で、日本市場に本格参入し、価格と品質の両面でカーメイトを凌駕する事態も、投資の失敗に繋がりうる。
5年後のモート予測
「inno」ブランドの浸透と新製品投入により、国内カーアクセサリー市場での優位性を維持・拡大。EC強化と海外展開で売上増。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。ブランド力と一定の顧客基盤により、市場環境の変化に対応。
価格競争の激化や市場縮小により、売上・利益ともに伸び悩む。新興国メーカーの台頭が脅威となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 61億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 71.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 28.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.42倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書