7208

カネミツ(7208)に経済的な堀はあるか

輸送用機器 自動車・輸送機

株価

現在株価
1,323
2026-09-01
時価総額
59 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 84 7 4 1 5.5 81.0 62.4
FY2016 91 10 8 9 9.3 150.0 62.5
FY2017 95 10 7 4 8.1 143.0 21.5 66.7
FY2018 91 9 7 5 7.4 137.2 22.5 70.3
FY2019 82 1 1 -6 0.7 13.8 25.5 69.8
FY2020 70 -4 -1 1 -1.2 -21.4 26.0 63.5
FY2021 88 2 2 6 1.8 32.0 26.5 63.3
FY2022 100 4 5 6 5.4 105.2 27.0 63.5
FY2023 111 6 6 4 5.8 123.7 28.5 66.9
FY2024 111 8 5 6 4.6 105.7 29.5 71.3

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:9/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産0/5

カネミツは、特定のブランド力や特許、規制ライセンスに依存する事業モデルではなく、主に製造技術と生産能力に強みを持つ企業である。そのため、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト2/5

自動車部品メーカーとして、大手自動車メーカーとの長年の取引関係や、特定の車種に合わせた金型・生産ラインの構築により、一定のスイッチング・コストが発生する。しかし、自動車業界全体の部品調達戦略の変化や、新興メーカーの参入により、乗り換えリスクはゼロではない。

ネットワーク効果0/5

カネミツの事業は、プラットフォーム型やサービス型のようなネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。製品の利用者が増えることで、製品自体の価値が向上するような構造は存在しない。

コスト優位3/5

長年の経験とノウハウ蓄積による生産効率の向上、および規模の経済を活かした部品調達力が、コスト競争力の源泉となっている。特に、プレス加工技術における熟練度と自動化の進展が、他社に対するコスト優位性を生み出している可能性がある。

規模の経済4/5

自動車部品、特にプレス部品分野において、カネミツは業界内で高いシェアと生産能力を有している。大手自動車メーカーのサプライヤーとして、大量生産に対応できる規模と、多品種少量生産にも対応できる柔軟性を兼ね備えている点は、効率規模の優位性を示唆する。

競合との比較優位

強気シナリオ

EVシフトに対応した新部品の開発・供給体制の強化

グローバルな自動車メーカーとの取引拡大による生産能力のさらなる活用

生産効率の継続的な改善によるコスト競争力の維持・向上

弱気シナリオ(モート侵食)

主要顧客である自動車メーカーの生産台数減少

競合他社による技術革新や低価格攻勢

原材料価格の高騰による採算悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

カネミツの競争優位性が失われるシナリオを考える。まず、自動車業界全体が急速に内製化を進め、外部サプライヤーへの依存度を大幅に低下させる場合。次に、EV化の進展により、同社が強みを持つ従来のプレス部品の需要が構造的に縮小し、かつ、新たなEV向け部品分野での競争力を確立できない場合。さらに、中国などの新興国メーカーが、同社と同等以上のコスト競争力と品質を持つ製品を短期間で開発・供給できるようになった場合も、優位性は揺らぐだろう。特に、主要顧客であるトヨタ自動車の戦略変更や、他社への乗り換えが加速するような事態は、同社の事業基盤を直撃する。

5年後のモート予測

強気

EVシフトへの対応とグローバル展開が進み、生産能力を最大限に活用。新技術開発も奏功し、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

自動車業界の変動の影響を受けつつも、既存顧客との関係を維持し、生産効率を活かして一定の収益を確保する。

弱気

EVシフトへの対応遅れや、主要顧客の生産減少、コスト競争力の低下により、売上・利益ともに低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 59億
2. 健全な財務 自己資本比率 71.3%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 48.9%
6. 適度なPER PER 11.0倍
7. 適度なPBR PBR 0.52倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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