レシップホールディングス(7213)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 162 | -6 | -14 | -2 | -42.1 | -125.3 | — | 24.9 |
| FY2016 | 170 | 5 | 1 | 7 | 1.4 | 4.6 | — | 26.8 |
| FY2017 | 157 | -2 | -5 | 2 | -15.2 | -40.9 | 7.5 | 23.9 |
| FY2018 | 215 | 10 | 4 | -3 | 12.8 | 38.8 | 7.5 | 20.8 |
| FY2019 | 261 | 19 | 9 | 22 | 17.6 | 74.4 | 8.5 | 34.3 |
| FY2020 | 156 | -0 | -1 | -16 | -2.5 | -9.8 | 8.5 | 32.5 |
| FY2021 | 141 | 1 | 1 | 22 | 1.1 | 4.2 | 5.0 | 33.0 |
| FY2022 | 143 | -3 | -2 | -17 | -5.3 | -19.2 | 5.0 | 31.6 |
| FY2023 | 227 | 32 | 24 | 22 | 35.1 | 178.0 | 5.0 | 34.5 |
| FY2024 | 259 | 35 | 23 | -4 | 22.3 | 152.3 | 8.5 | 49.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。公開情報からは、明確な無形資産の優位性を示す情報は確認できません。
バス運賃収受システム「レピータ」やICカードシステムを提供していますが、顧客(バス事業者)が他社システムへ移行する際の技術的・運用的な手間やコストは一定程度存在する可能性があります。しかし、これが乗り換えを強く抑制するほどのスイッチング・コストとは断定できません。
提供するシステムは個々のバス事業者向けであり、ユーザーが増えることでシステム全体の価値が向上するようなネットワーク効果は発生しないと考えられます。プラットフォームとしての広がりは見られません。
長年の事業で培われたノウハウや効率化は存在する可能性がありますが、競合他社と比較して構造的に圧倒的なコスト優位性を持つという情報は確認できません。量産効果や独自の生産プロセスによるコスト削減の度合いは不明です。
バス運賃収受システムやICカードシステム分野において、一定のシェアと実績を有していると考えられます。しかし、国内市場全体における寡占度や、業界規模に対して最適化された規模であるかは判断が難しく、限定的な規模の経済性にとどまる可能性があります。
競合との比較優位
強気シナリオ
インバウンド需要の回復によるバス利用者の増加と、それに伴う運賃収受・管理システムの需要拡大。
キャッシュレス決済の普及に伴う、ICカードシステムおよび関連ソリューションの導入拡大。
M&Aやアライアンスによる事業領域の拡大と、新たな収益源の確保。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格・高機能なシステム導入や、既存顧客への積極的なアプローチ。
バス事業者側のIT投資抑制や、システム導入・更新サイクルの長期化。
新たな決済技術やモビリティサービスの登場による、既存システムの陳腐化リスク。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
レシップホールディングスへの投資が失敗するには、同社が持つバス運賃収受システムやICカードシステム事業における競争優位性が、実際には想定よりもはるかに脆弱であることが明らかになる必要がある。具体的には、競合他社がより低コストで、かつ顧客のニーズに合致した革新的なソリューションを迅速に提供できるようになり、レシップの既存顧客が容易に乗り換え可能な状況が生まれること。また、バス業界全体の構造変化(例:MaaSの普及による個別運賃収受システムの役割低下)が予想以上に早く進み、同社のコア事業の市場が縮小すること。さらに、同社が新たな成長分野への投資に失敗し、技術革新への対応が遅れることで、競争力の低下が加速することも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な収益性と成長性が損なわれ、投資としての魅力が失われるだろう。
5年後のモート予測
インバウンド需要回復とキャッシュレス化の進展により、既存システムの更新・新規導入が進み、売上・利益ともに緩やかな成長を維持する。
バス業界の構造変化の影響を受けつつも、既存顧客基盤を維持し、限定的ながらも新規事業の開拓により、現状維持に近い業績推移となる。
競合激化とバス業界の需要低迷により、既存事業の収益性が悪化し、新規事業の成長も鈍化することで、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 83億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 50.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.75倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-24 臨時報告書