田中精密工業(7218)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 398 | 22 | 10 | 40 | 4.7 | 102.8 | — | 38.7 |
| FY2017 | 384 | 19 | 13 | 34 | 5.7 | 134.9 | 8.0 | 43.0 |
| FY2018 | 381 | 14 | 5 | 13 | 2.1 | 49.6 | 12.0 | 43.3 |
| FY2019 | 320 | -3 | -7 | -3 | -3.2 | -68.7 | 12.0 | 41.8 |
| FY2020 | 260 | -2 | -6 | 20 | -2.7 | -58.6 | 5.0 | 41.2 |
| FY2021 | 297 | 13 | 4 | 8 | 1.6 | 38.3 | 0.0 | 44.8 |
| FY2022 | 342 | 22 | 10 | 40 | 4.0 | 104.8 | 6.0 | 47.3 |
| FY2023 | 425 | 37 | 22 | 46 | 7.4 | 228.7 | 8.0 | 53.2 |
| FY2024 | 405 | 27 | 18 | 13 | 5.8 | 185.3 | 22.0 | 55.0 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 32.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:コスト優位 持続性:判定中
田中精密工業は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPを強みとしている明確な証拠は見当たらない。主要な競争優位性は、技術力や品質、コスト競争力に依存している可能性が高い。
自動車部品サプライヤーとして、完成車メーカーとの長年の取引関係や、特定の車種に合わせた金型・製造ラインの構築により、一定のスイッチング・コストは存在する。しかし、部品の汎用性や代替技術の登場により、その効果は限定的。
田中精密工業の事業モデルは、ユーザー数が増えることでサービスの価値が増すネットワーク効果とは無関係である。BtoBビジネスであり、直接的な顧客間のネットワーク効果は期待できない。
長年の経験と効率的な生産体制により、精密部品の製造においてコスト競争力を維持している。特に、為替変動への対応力や、海外拠点との連携によるコスト最適化が強みとなっている可能性がある。
自動車部品業界において、特定の精密部品分野で一定のシェアを確保しており、規模の経済による効率的な生産が可能である。主要な完成車メーカーとの取引実績は、その規模と信頼性を示唆している。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトに対応した新技術・新部品の開発成功
グローバルな自動車メーカーとの取引拡大
生産効率の更なる向上によるコスト競争力の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車メーカーの業績悪化
競合他社による低価格攻勢や技術的優位性の喪失
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、田中精密工業が自動車部品市場における競争優位性を完全に失う必要がある。具体的には、主要な完成車メーカーが同社製品の採用を大幅に縮小し、競合他社がより低コストで高品質な代替部品を供給できるようになるシナリオが考えられる。また、EV化の波に乗り遅れ、次世代自動車に必要な部品の開発・供給能力を失うことも、同社の競争力を根底から覆す要因となるだろう。さらに、為替変動リスクや原材料価格の急騰といった外部要因が、同社のコスト優位性を著しく損ない、収益性を悪化させる可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な成長は阻まれるだろう。
5年後のモート予測
EV関連部品へのシフトやグローバル展開が進み、売上・利益ともに堅調に成長。コスト競争力を維持し、市場シェアを拡大する。
既存事業の安定性を維持しつつ、EV関連への緩やかな移行を進める。為替や原材料価格の変動に影響を受けながらも、一定の収益性を確保する。
自動車業界全体の低迷やEVシフトへの対応遅れにより、売上・利益が減少。コスト競争力も低下し、市場での存在感が希薄化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 100億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 55.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 69.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.42倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-15 公開買付届出書
- 2026-07-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)