エフ・シー・シー(7296)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,572 | 112 | 72 | 83 | 6.4 | 143.5 | — | 68.6 |
| FY2017 | 1,732 | 141 | 97 | 50 | 8.2 | 193.1 | 40.0 | 68.9 |
| FY2018 | 1,776 | 158 | 118 | 149 | 9.2 | 235.1 | 42.0 | 72.5 |
| FY2019 | 1,711 | 79 | 39 | 145 | 3.2 | 78.9 | 52.0 | 74.7 |
| FY2020 | 1,462 | 70 | 45 | 44 | 3.4 | 89.8 | 58.0 | 74.1 |
| FY2021 | 1,710 | 101 | 86 | 58 | 5.8 | 172.1 | 40.0 | 75.1 |
| FY2022 | 2,189 | 119 | 96 | 107 | 5.9 | 192.4 | 52.0 | 76.0 |
| FY2023 | 2,403 | 151 | 122 | 280 | 6.6 | 245.9 | 56.0 | 75.6 |
| FY2024 | 2,566 | 173 | 159 | 22 | 8.6 | 323.8 | 74.0 | 74.8 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 202.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
エフ・シー・シーは自動車部品メーカーであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという情報は現時点では確認できません。汎用品部品が多く、技術的な差別化が限定的である可能性があります。
自動車部品業界では、一度サプライヤーとして採用されると、品質、コスト、納期の信頼性から、自動車メーカーがサプライヤーを変更する際には一定のコストとリスクが伴います。エフ・シー・シーの製品が主要部品である場合、このスイッチングコストはやや高まります。
自動車部品製造業は、基本的にBtoBビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスのようなネットワーク効果は発生しません。製品の価値は個々の性能や品質に依存します。
自動車部品業界は価格競争が激しく、エフ・シー・シーも効率的な生産体制や調達網の構築に努めていると考えられます。しかし、グローバルな競合他社と比較して、構造的なコスト優位性を確立しているかは不明瞭です。為替変動の影響も受けやすい可能性があります。
エフ・シー・シーはクラッチ関連部品や二輪車用部品において、一定の市場シェアと生産規模を有しています。特にクラッチ分野では、グローバルで見ても上位のプレイヤーであり、規模の経済による効率化の恩恵を受けている可能性があります。
競合との比較優位
強気シナリオ
二輪車市場の回復と成長による売上増加
EV化に対応した新製品開発による事業ポートフォリオの強化
グローバルサプライヤーとしての地位維持とシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車メーカーの生産台数減少
原材料価格の高騰による収益性の悪化
競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エフ・シー・シーの投資が失敗するには、同社が長年培ってきたクラッチ部品における生産ノウハウや品質管理能力が、自動車産業の構造変化(特にEVシフト)に対応できず陳腐化することが考えられます。また、主要顧客である自動車メーカーが、部品調達戦略を大幅に変更し、より安価な代替サプライヤーや内製化へとシフトすることで、エフ・シー・シーの既存事業基盤が揺らぐシナリオも考えられます。さらに、グローバルな規模の経済を維持するための継続的な設備投資や技術開発投資が、市場の成長鈍化や収益性の低下により困難になり、競争力が低下する可能性も否定できません。
5年後のモート予測
EVシフトへの対応や二輪車市場の回復が順調に進み、新興国市場でのシェア拡大が実現すれば、売上・利益ともに堅調な成長が見込まれる。
既存事業の安定性を維持しつつ、EV関連部品への緩やかなシフトを進めることで、緩やかな成長を続ける。為替や原材料価格の変動リスクは存在する。
EVシフトへの対応が遅れ、既存事業の競争力も低下。主要顧客の業績悪化や価格圧力により、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,683億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 74.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 23.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.90倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-05-14 公開買付届出書
- 2026-07-08 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-02 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)