ヨロズ(7294)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,677 | 63 | 40 | -54 | 4.2 | 163.7 | — | 46.9 |
| FY2017 | 1,715 | 60 | 27 | -114 | 2.8 | 114.3 | 58.0 | 45.2 |
| FY2018 | 1,691 | 53 | 4 | 38 | 0.4 | 16.9 | 59.0 | 45.0 |
| FY2019 | 1,577 | 22 | -129 | 12 | -17.4 | -544.1 | 46.0 | 42.7 |
| FY2020 | 1,189 | 4 | -62 | 62 | -9.4 | -259.1 | 25.0 | 39.6 |
| FY2021 | 1,273 | 21 | 9 | 104 | 1.2 | 36.6 | 13.0 | 42.6 |
| FY2022 | 1,606 | 31 | 14 | -22 | 1.8 | 59.0 | 13.0 | 45.0 |
| FY2023 | 1,815 | 45 | -39 | 7 | -5.2 | -162.1 | 25.0 | 46.4 |
| FY2024 | 1,784 | 3 | -134 | -71 | -22.0 | -551.5 | 30.0 | 38.1 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 31.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ヨロズは自動車部品メーカーであり、特定の技術や特許は存在するものの、汎用性の高い部品が多く、他社との差別化が難しい。ブランド力も限定的であり、無形資産による競争優位性は低いと考えられる。
自動車メーカーとの長年の取引関係や、特定の車種に合わせた部品開発の実績は存在する。しかし、自動車メーカーは複数のサプライヤーを確保する傾向があり、部品の標準化も進んでいるため、スイッチング・コストは限定的である。
自動車部品製造業において、ネットワーク効果はほとんど見られない。製品の利用者が増えることで価値が増すといった構造ではない。
長年の経験と生産ノウハウの蓄積により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。特に、グローバルな生産体制の構築や、効率的なサプライチェーン管理によるコスト削減努力がうかがえる。
自動車部品業界は、大手メーカーによる寡占化が進んでいる。ヨロズは、特定の部品分野において一定のシェアを確保しており、規模の経済を活かした効率的な生産体制を構築している。主要サプライヤーとしての地位を確立している。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトへの対応力強化と、新技術・新製品開発による収益機会の拡大。
グローバルサプライヤーとしての地位を維持・強化し、主要顧客との関係を深化。
生産効率の向上とコスト削減努力による利益率の改善。
弱気シナリオ(モート侵食)
自動車業界全体の需要低迷や、主要顧客である自動車メーカーの業績悪化。
競合他社による技術革新や、より低価格な代替部品の登場。
EVシフトへの対応遅れや、サプライチェーンの混乱による生産・供給能力の低下。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヨロズの投資が失敗するには、まず自動車業界全体が構造的な衰退期に入り、新興国市場での需要も期待できなくなることが必要である。また、同社が長年培ってきた生産技術や品質管理能力が陳腐化し、競合他社がより低コストで高品質な部品を供給できるようになることも挙げられる。さらに、主要顧客である自動車メーカーが、ヨロズのような既存サプライヤーとの取引を縮小し、内製化や新たなサプライヤーへの切り替えを積極的に進めるシナリオも考えられる。EV化への対応が遅れ、バッテリー関連部品など新たな収益源の確保に失敗することも、競争優位性を失う要因となるだろう。
5年後のモート予測
EV関連部品や高付加価値部品へのシフトが進み、グローバルでのシェア拡大により売上・利益ともに着実に成長する。
自動車業界の緩やかな回復と、既存事業の安定的な収益基盤を維持し、微増益を続ける。
自動車販売台数の低迷、EVシフトへの対応遅れ、価格競争の激化により、売上・利益ともに減少基調となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 212億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 45.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.33倍 |
合格数:2/7 部分的合格