河西工業(7256)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,225 | 159 | 90 | 91 | 14.8 | 236.3 | — | 39.2 |
| FY2017 | 2,240 | 140 | 77 | 42 | 11.1 | 200.5 | 32.0 | 43.3 |
| FY2018 | 2,273 | 105 | 45 | 2 | 6.5 | 117.4 | 34.0 | 43.0 |
| FY2019 | 2,046 | 40 | -20 | -51 | -3.1 | -52.1 | 36.0 | 37.2 |
| FY2020 | 1,528 | -130 | -171 | -118 | -36.0 | -441.5 | 27.0 | 26.6 |
| FY2021 | 1,475 | -122 | -190 | -15 | -59.9 | -491.9 | 0.0 | 15.6 |
| FY2022 | 1,755 | -148 | -137 | 8 | -64.1 | -353.0 | 0.0 | 7.7 |
| FY2023 | 2,143 | 22 | -3 | 3 | -1.4 | -8.1 | 0.0 | 8.7 |
| FY2024 | 2,188 | -3 | -92 | -43 | -40.1 | -241.8 | 0.0 | 8.6 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
河西工業は自動車部品メーカーであり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する情報は公開情報からは確認できない。汎用品部品が中心と推測される。
自動車部品サプライヤーとしての長年の実績や、特定の車種・プラットフォームに合わせた部品供給の実績はあると考えられるが、顧客(自動車メーカー)が部品サプライヤーを変更する際の切り替えコストが極めて高いとは言えない。代替サプライヤーの存在が示唆される。
河西工業の事業モデルは、ユーザーが増えることでサービスの価値が増すネットワーク効果を生み出す性質のものではない。BtoBの部品供給事業であり、直接的なネットワーク効果は期待できない。
長年の製造業としての経験や、効率的な生産体制の構築により、一定のコスト競争力は有している可能性がある。しかし、同業他社との比較で構造的なコスト優位性を確立している明確な証拠はない。
自動車部品業界は、特定のプラットフォームや車種に特化したサプライヤーが存在する中で、河西工業は一定の生産規模と実績を持つ。しかし、業界全体を代表するような寡占的な地位を築いているわけではなく、効率規模の優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトや自動運転技術に対応した高付加価値部品の開発・供給能力の向上
主要顧客との長期的な取引関係の維持・強化による安定収益の確保
グローバルなサプライチェーンにおけるコスト競争力の維持・向上
弱気シナリオ(モート侵食)
自動車メーカーの設計変更や内製化による部品需要の減少
新興企業や海外競合他社による低価格・高品質な代替部品の登場
原材料価格の高騰や為替変動による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
河西工業が持続的な競争優位性を失うシナリオは、自動車メーカーが同社に依存する理由を根本から覆す事態である。例えば、主要顧客が自社開発・内製化に舵を切り、河西工業のコア技術や生産能力が陳腐化する、あるいは、競合他社がより革新的な技術や圧倒的なコスト競争力で参入し、河西工業の既存取引を奪うケースが考えられる。また、自動車業界全体の構造変化(例:EV化の加速による部品構成の大幅な変化)に同社が適応できず、主要な収益源が失われることも、優位性の喪失に繋がるだろう。さらに、サプライチェーンの再編により、同社が排除されるような事態も考えられる。
5年後のモート予測
EV関連部品や先進運転支援システム(ADAS)向け部品の需要拡大を取り込み、売上・利益ともに着実に成長。グローバルサプライヤーとしての地位を強化し、収益性を向上させる。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな技術革新に対応。EVシフトへの対応は限定的だが、既存顧客との関係を維持し、安定した収益基盤を確保する。
自動車業界の構造変化への対応が遅れ、EV関連部品での競争力を確保できず。既存事業も価格競争の激化により収益性が悪化。売上・利益ともに低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 171億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 43.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 3年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 3.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.28倍 |
合格数:2/7 部分的合格