ユニバンス(7254)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 631 | 2 | -6 | -22 | -3.3 | -29.0 | — | 43.4 |
| FY2016 | 600 | 11 | -4 | -9 | -2.1 | -19.1 | — | 41.5 |
| FY2017 | 587 | 8 | 4 | 9 | 1.8 | 17.1 | 6.0 | 43.5 |
| FY2018 | 599 | 16 | 9 | 21 | 4.9 | 44.9 | 6.0 | 43.8 |
| FY2019 | 563 | -5 | -36 | -39 | -22.8 | -171.0 | 8.0 | 37.0 |
| FY2020 | 462 | -7 | -13 | -9 | -8.2 | -63.1 | 3.0 | 36.1 |
| FY2021 | 491 | 30 | 28 | 38 | 15.2 | 136.1 | 2.0 | 43.5 |
| FY2022 | 486 | 11 | 8 | 28 | 3.8 | 37.8 | 7.0 | 47.7 |
| FY2023 | 528 | 44 | 18 | 44 | 7.2 | 85.2 | 7.0 | 53.2 |
| FY2024 | 539 | 40 | 29 | 49 | 11.1 | 141.5 | 11.0 | 59.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ユニバンスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産権によって裏付けられた無形資産による競争優位性は、開示情報からは明確に確認できません。技術開発は行っているものの、それが他社に対する決定的な優位性となっているかは不明瞭です。
自動車部品サプライヤーとしての性質上、既存の取引関係は一定のスイッチング・コストを生む可能性があります。しかし、自動車メーカーは複数のサプライヤーを起用することが一般的であり、ユニバンスの部品が他社製に容易に代替されないほどの特殊性や高い開発投資を顧客が回収できない状況は確認できません。
ユニバンスの事業モデルは、ユーザー数の増加によってサービスの価値が向上するネットワーク効果を生む性質のものではありません。BtoBビジネスであり、プラットフォーム型ビジネスとは根本的に異なります。
長年の事業継続により、生産効率やサプライチェーン管理において一定のコストノウハウを蓄積していると考えられます。しかし、同業他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を持つという明確な証拠は、開示情報からは見当たりません。為替変動の影響も受ける可能性があります。
自動車部品業界において、特定のニッチ分野(例:トランスミッション関連部品)に特化することで、その分野においては一定の生産規模とノウハウを確立していると考えられます。これにより、効率的な生産体制を維持し、業界内での一定の地位を確保している可能性があります。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトに対応した新製品開発の成功と量産化
既存顧客との関係強化によるシェア拡大
海外市場での新規顧客獲得と売上増加
弱気シナリオ(モート侵食)
EVシフトへの対応遅延による主力製品の需要減少
競合他社による低価格攻勢や技術革新
主要顧客である自動車メーカーの生産台数減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ユニバンスの投資が失敗するには、まず自動車業界全体の構造変化、特にEVシフトへの対応が想定以上に遅れ、同社が開発・生産する内燃機関関連部品の需要が急速に失われるシナリオが考えられます。また、競合他社がより低コストで高品質な代替部品を開発・供給し、ユニバンスの主要顧客である自動車メーカーが容易にサプライヤーを変更する状況も、同社の競争優位性を根底から覆す要因となり得ます。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、主要取引先との関係悪化が長引くことも、同社の事業継続性に深刻な影響を与える可能性があります。
5年後のモート予測
EV関連部品へのシフトが成功し、新規顧客獲得が進めば、売上・利益ともに大幅な成長が見込まれる。特に海外市場での展開が鍵となる。
既存事業の安定性を維持しつつ、EV関連部品への緩やかなシフトを進める。市場環境の変化に対応しながら、堅調な業績推移を維持する。
EVシフトへの対応が遅れ、既存事業の縮小が加速する。競合との価格競争も激化し、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 155億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 1.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.58倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-30 臨時報告書