フジオーゼックス(7299)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 182 | 8 | 0 | -32 | 0.2 | 2.2 | — | 80.2 |
| FY2017 | 208 | 16 | 12 | -13 | 4.6 | 565.8 | 12.0 | 70.8 |
| FY2018 | 232 | 9 | 6 | -29 | 2.4 | 303.1 | — | 70.9 |
| FY2019 | 228 | 8 | 4 | -32 | 1.5 | 187.7 | 120.0 | 66.6 |
| FY2020 | 191 | 7 | 6 | 34 | 2.4 | 298.7 | 110.0 | 70.3 |
| FY2021 | 223 | 16 | 10 | 34 | 3.6 | 479.7 | 65.0 | 77.6 |
| FY2022 | 216 | 9 | 6 | 11 | 2.1 | 289.7 | 130.0 | 80.0 |
| FY2023 | 234 | 16 | 19 | 27 | 6.4 | 188.1 | 130.0 | 81.1 |
| FY2024 | 255 | 26 | 15 | 2 | 5.0 | 151.5 | 250.0 | 82.2 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 52.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
フジオーゼックスは、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では明確に確認できません。
自動車部品サプライヤーとしての性質上、既存の取引関係や金型などの初期投資により、顧客である自動車メーカーがサプライヤーを切り替えることには一定のコストや手間が発生する可能性があります。しかし、その程度は限定的と考えられます。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加によってサービス価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造にはなく、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。
長年の事業継続で培われた生産ノウハウや、規模の経済によるコスト削減努力は推測されますが、業界全体で突出したコスト優位性を示す具体的な証拠は現時点では確認されていません。
自動車部品業界は多くのプレイヤーが存在する競争環境であり、フジオーゼックスが業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えません。一定の規模はありますが、圧倒的なシェアを持つ状況ではありません。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトや自動運転技術に対応した新製品開発の成功
海外市場での新規顧客獲得による売上拡大
生産効率の抜本的な改善によるコスト競争力の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車メーカーの生産台数減少
競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ
原材料価格の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、フジオーゼックスが自動車産業の構造変化(EV化、自動運転化)に全く適応できず、既存のサプライヤーとしての地位すら失うシナリオが考えられます。具体的には、主要顧客である自動車メーカーが、同社が提供する部品(例えば、内燃機関関連部品)を必要としなくなり、かつ、同社が新たな技術領域(バッテリー関連、センサー関連など)で競争力のある製品を開発・供給できない状況に陥ることです。さらに、競合他社がより低コストで高品質な代替部品を開発・提供し、顧客の乗り換えコストを吸収してしまう、あるいは顧客が積極的にサプライヤー変更を進めるような業界再編が起こることも、同社の競争優位性を根底から覆す要因となり得ます。
5年後のモート予測
EV関連部品や先進運転支援システム(ADAS)向け部品の需要を取り込み、売上高・利益ともに着実に成長。グローバル展開も進み、収益基盤が強化される。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。自動車業界の動向に左右され、大きな飛躍は見込めないが、堅実な経営を続ける。
自動車業界の構造変化への対応が遅れ、既存事業の縮小に直面。収益性は悪化し、厳しい経営環境が続く可能性が高い。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 162億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 82.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -31.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.53倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-19 臨時報告書