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フジオーゼックス(7299)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

輸送用機器 自動車・輸送機

事業の概要

  • 主力事業の概要
    フジオーゼックスグループは、自動車のエンジンに使用される部品、特にエンジンバルブの製造と販売を主な事業としています。この事業は、提出会社であるフジオーゼックスと、中国、インドネシア、メキシコの子会社が連携して製品を製造し、世界中の自動車メーカーに供給しています。自動車産業の動向が直接的に業績に影響を与える構造です。
  • 多角的な事業展開
    自動車部品製造事業の他に、「その他」セグメントとして、リチウムイオン電池用セパレータフィルム製造装置向けの金属ロールやシャフトの製造、ファクトリーオートメーション機器向けの精密部品製造も手掛けています。これにより、自動車産業以外の成長分野にも事業を広げ、収益源の多様化を図っています。
  • グループ連携の収益構造
    親会社である大同特殊鋼株式会社から特殊鋼鋼材を仕入れ、それを加工してエンジンバルブなどを製造しています。また、海外子会社への機械設備・治工具の販売や技術供与も行い、グループ全体で効率的な生産体制を構築し、収益を上げています。国内子会社は金型製造や福利厚生、輸送・梱包といった間接業務を担い、事業を支えています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • 自動車部品製造事業
    この事業は、フジオーゼックスグループの主要な収益源であり、自動車のエンジンに使用されるエンジンバルブなどの製造・販売を行っています。提出会社と中国、インドネシア、メキシコの子会社が製造を担い、金型製造や生産付帯業務は国内子会社が行っています。最新年度の売上高は247.02億円、営業利益は27.36億円と、グループ全体の大部分を占める稼ぎ頭です。
  • その他の事業
    このセグメントは、株式会社マルヨシ製作所と株式会社ピーアンドエムの事業で構成されています。マルヨシ製作所はリチウムイオン電池用セパレータフィルム製造装置向けの金属ロールなどを製造し、ピーアンドエムは半導体やEVバッテリー製造で使用される精密部品を製造・販売しています。自動車部品以外の成長分野への多角化を図っています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
AutomobileComponentManufacturing 事業 247 27 11.1%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|968 文字
3 【事業の内容】当社グループは当社(提出会社)と親会社、子会社8社(2025年3月31日現在)で構成されており、自動車部品製造事業とその他の2つのセグメントに分かれて事業を行っております。各セグメントの事業内容と、当社および主要な関係会社の位置付けは以下のとおりであります。なお、このセグメント区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表」の連結財務諸表注記事項に掲げるセグメントをはじめ、本有価証券報告書の当連結会計年度に関するセグメントの区分と全て同一であります。 (自動車部品製造事業)当社と子会社である富士气門(広東)有限公司、PT. FUJI OOZX INDONESIA、FUJI OOZX MEXICO, S.A. DE C.V. はエンジンバルブ等の製品の製造、販売を行い、子会社であるオーゼックステクノ株式会社は金型等の製造および当社の生産工程に付帯する業務を行っております。関連当事者の大同興業株式会社は親会社である大同特殊鋼株式会社の特殊鋼鋼材を当社へ販売しております。また、当社は富士气門(広東)有限公司、PT. FUJI OOZX INDONESIA、FUJI OOZX MEXICO, S.A. DE C.V.等へは機械設備・治工具等の販売、技術供与を行っております。当社および国内子会社の従業員の福利厚生については、子会社である株式会社テトスが行っております。また、当社関連製品の輸送・梱包については、子会社である株式会社ジャトスが行っております。 (その他)「その他」は子会社の株式会社マルヨシ製作所および株式会社ピーアンドエムの事業で構成されております。株式会社マルヨシ製作所は、リチウムイオン電池等に使用されるセパレータフィルムの製造装置に組み込まれる金属ロール、シャフト等の製造を手掛けており、セパレータフィルム製造装置メーカー等に製品を販売しております。また、株式会社ピーアンドエムは、ファクトリーオートメーション機器等の精密部品を製造・販売しており、主に半導体やEVバッテリー製造等で使用される空気圧機器用に使用されております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 ※ 関連当事者の大同興業株式会社は親会社である大同特殊鋼株式会社の特殊鋼鋼材を当社へ販売しております。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
原材料(鋼材)価格高騰に対し販売先への価格転嫁の遅れ等により経営に影響を与えるリスクがあるため
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 技術
エンジンバルブ等の動弁系部品に関する高温化、エンジン熱効率向上、カーボンニュートラル燃料対応技術
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:エンジン車の減少リスク / 自然災害等のリスク / グループ事業の失敗リスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

フジオーゼックスは、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では明確に確認できません。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

自動車部品サプライヤーとしての性質上、既存の取引関係や金型などの初期投資により、顧客である自動車メーカーがサプライヤーを切り替えることには一定のコストや手間が発生する可能性があります。しかし、その程度は限定的と考えられます。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

同社の事業モデルは、ユーザー数の増加によってサービス価値が向上するネットワーク効果を生み出す構造にはなく、ネットワーク効果による競争優位性は見られません。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

長年の事業継続で培われた生産ノウハウや、規模の経済によるコスト削減努力は推測されますが、業界全体で突出したコスト優位性を示す具体的な証拠は現時点では確認されていません。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

自動車部品業界は多くのプレイヤーが存在する競争環境であり、フジオーゼックスが業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えません。一定の規模はありますが、圧倒的なシェアを持つ状況ではありません。

  • グローバルな生産体制
    中国、インドネシア、メキシコに製造子会社を持つことで、主要な自動車生産地域に密着した供給体制を構築しています。これにより、各地域の顧客ニーズに迅速に対応し、物流コストの最適化や市場シェアの拡大に貢献していると考えられます。
  • 親会社との連携
    親会社である大同特殊鋼株式会社から特殊鋼鋼材を安定的に調達できる体制は、原材料の品質確保と供給安定性において強みとなります。これにより、高品質なエンジンバルブの製造を継続し、顧客からの信頼を得やすくなると考えられます。
  • 技術供与と品質管理
    長年にわたるエンジンバルブ製造で培った技術を海外子会社に供与し、グループ全体の技術レベルを維持・向上させています。また、IATF16949(自動車産業向け品質マネジメントシステム)の認証取得や品質管理委員会の設置により、厳格な品質管理体制を構築しており、製品の信頼性を高めています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社の経営理念は次のとおりです。① 技術を極め、顧客の高い満足と強い信頼を頂く商品を提供する。② 地球環境を守り、企業責任を全うし、社業を通じて社会に貢献する。③ 世界を視野に高い目標に挑戦し、企業の発展と個人の成長を実現する。 当社グループとして経営理念に基づき、ものづくりを本業とするメーカーとしてPQCD(Productivity 生産性、Quality 品質、Cost 価格、Delivery 納期)について世界最高の体制を構築し、高いCS(顧客満足)を得ることを目標に、製品の開発・生産・販売から廃棄までの全工程で地球保護に積極的に取り組みます。また、個人を尊重し、相手の立場で考え、意欲・能力を最大限に発揮することで、世界に飛躍する製品・技術・人を創造することに挑戦します。エンジンバルブの専門メーカーとして低燃費技術の進化を通じて社会に貢献してまいります。 (2)経営環境と対処すべき課題当社グループを取り巻く経営環境は、半導体不足、認証不正問題による生産調整は解消されたものの、エネルギー、原材料の価格高騰、不安定な海外情勢や為替相場、米国による自動車関税の発動等の影響により不透明な状況が続く事が懸念されます。一方、自動車業界においては、100年に1度と言われる変革期が訪れており、世界的なEV化・HV化への加速動向、またカーボンニュートラルに向けた規制強化やバイオ燃料等の新エネルギーへの対応、さらには情報化・自動化等といった、多種多様な変革の局面に立っております。このような状況のなか、当社グループといたしましては、更なる成長を目指し、昨年(2024年)3月に「2026中期経営計画」を公表いたしました。既存事業である自動車部品事業の収益力強化と新規事業の拡大を両輪に持続的成長を図るとともに、時代のニーズである資本コスト・株価を意識した経営や人的資本経営等の課題へ取り組んでまいります。 2026年中期経営計画基本方針1.自動車部品事業の安定収益確保2.新規事業領域の育成および拡大3.効率経営推進による社会貢献 定量目標●エンジンバルブ事業の合理化推進による利益率向上●新規事業、ESG関連中心の積極的な投資●株主への利益還元目標は総還元性向40%、株主資本配当率1.7%を目安に実施 中期経営指標と実績(単位:億円)経営指標2024年度2025年度2026年度2026年中期計画/実績計画実績計画予想計画予想計画実績見込売上高265255275265280-820-営業利益2626272728-80-売上高営業利益率10%10%10%10%10%-10%- (社業について)自動車業界においてEV化の波は減速・停滞している状況です。背景としては、補助金の終了により市場の購買意欲が低下したこと、また充電インフラの整備が進まないことに対する懸念、充電時間や航続距離など劇的な伸長が見られないことなど様々要因が挙げられます。代わりにHV車の販売が伸びておりますが、今後EV車の普及は着実に進行すると想定され、エンジン部品メーカーにおいては事業縮小、撤退により競合メーカーは絞られていくことが考えられます。このような状況のなか、当社は2030年のあるべき姿として、「The Best Survivor」をスローガンに自動車部品事業においてはグローバルシェアを現状の8%から12%に拡大することで生き残りを図り、同時に新規事業で売上高100億円体制を確立することを目標として掲げました。当社は国内及び海外拠点の生産体制を見直し、エンジンバルブ市場の残存者利益を獲得すべくグローバルシェア拡大を図ってまいります。更に近年では自動車の燃費向上が求められており、高機能エンジンバルブの開発・製品化を進めてまいります。新規事業については、M&Aの取り組みとして、2023年7月3日付けで1社を子会社化し、2024年7月3日付けで更に1社を子会社化しました。また、子会社の新事業展開についても順調に進んでおり、本社工場余剰地を利用したブランドミニトマト事業は販路拡大を図り、安定収益化を目指してまいります。 (CO2削減について)2013年度と比較して2030年度までにCO2排出量50%削減をすることを目標に、2026年中期経営計画では35%削減を目指して全グループで再生エネルギーとして太陽光発電システムの導入や省エネ活動に取り組んでおります。2025年度については、太陽光発電容量の拡大、電力見える化システム設置により更なる省エネ対策を継続して実施してまいります。 (2025年度の取り組み)2025年度はスローガンと基本方針を以下のように定め、それぞれの重点課題への取り組みの具体化による年度目標の実現を目指してまいります。 スローガン『自分のためにチャレンジしよう。皆のために助け合おう』 ~個人の成長=会社の成長~基本方針1.自動車部品事業の安定収益確保効率的な生産体制の追求による競争力強化を進めると同時に日系自動車メーカーの海外拠点を中心とした拡販による更なるグローバルシェアの拡大を図り、グローバル最適生産を実行してまいります。2.新規事業領域の育成および拡大Ⅿ&A先企業の育成と安定収益の確保および保有技術の活用による社内新規事業の立ち上げ・育成ならびにグループ企業全体での新規事業領域の拡大を図ってまいります。3.効率経営推進による社会貢献資本コスト・株価を意識した経営および人的資本経営の推進により経営基盤の強化を図るとともに安全で快適な職場環境整備、エンゲージメントの向上を図り、ESG経営を実践してまいります。 引き続き、会社全体の構造改革を推進するとともに、企業の社会的責任(CSR)を果たし、世界のなかで存在価値のある会社として認められる、理想を追求して行くことができる企業体質を目指します。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社の経営理念は次のとおりです。① 技術を極め、顧客の高い満足と強い信頼を頂く商品を提供する。② 地球環境を守り、企業責任を全うし、社業を通じて社会に貢献する。③ 世界を視野に高い目標に挑戦し、企業の発展と個人の成長を実現する。 当社グループとして経営理念に基づき、ものづくりを本業とするメーカーとしてPQCD(Productivity 生産性、Quality 品質、Cost 価格、Delivery 納期)について世界最高の体制を構築し、高いCS(顧客満足)を得ることを目標に、製品の開発・生産・販売から廃棄までの全工程で地球保護に積極的に取り組みます。また、個人を尊重し、相手の立場で考え、意欲・能力を最大限に発揮することで、世界に飛躍する製品・技術・人を創造することに挑戦します。エンジンバルブの専門メーカーとして低燃費技術の進化を通じて社会に貢献してまいります。 (2)経営環境と対処すべき課題当社グループを取り巻く経営環境は、半導体不足、認証不正問題による生産調整は解消されたものの、エネルギー、原材料の価格高騰、不安定な海外情勢や為替相場、米国による自動車関税の発動等の影響により不透明な状況が続く事が懸念されます。一方、自動車業界においては、100年に1度と言われる変革期が訪れており、世界的なEV化・HV化への加速動向、またカーボンニュートラルに向けた規制強化やバイオ燃料等の新エネルギーへの対応、さらには情報化・自動化等といった、多種多様な変革の局面に立っております。このような状況のなか、当社グループといたしましては、更なる成長を目指し、昨年(2024年)3月に「2026中期経営計画」を公表いたしました。既存事業である自動車部品事業の収益力強化と新規事業の拡大を両輪に持続的成長を図るとともに、時代のニーズである資本コスト・株価を意識した経営や人的資本経営等の課題へ取り組んでまいります。 2026年中期経営計画基本方針1.自動車部品事業の安定収益確保2.新規事業領域の育成および拡大3.効率経営推進による社会貢献 定量目標●エンジンバルブ事業の合理化推進による利益率向上●新規事業、ESG関連中心の積極的な投資●株主への利益還元目標は総還元性向40%、株主資本配当率1.7%を目安に実施 中期経営指標と実績(単位:億円)経営指標2024年度2025年度2026年度2026年中期計画/実績計画実績計画予想計画予想計画実績見込売上高265255275265280-820-営業利益2626272728-80-売上高営業利益率10%10%10%10%10%-10%- (社業について)自動車業界においてEV化の波は減速・停滞している状況です。背景としては、補助金の終了により市場の購買意欲が低下したこと、また充電インフラの整備が進まないことに対する懸念、充電時間や航続距離など劇的な伸長が見られないことなど様々要因が挙げられます。代わりにHV車の販売が伸びておりますが、今後EV車の普及は着実に進行すると想定され、エンジン部品メーカーにおいては事業縮小、撤退により競合メーカーは絞られていくことが考えられます。このような状況のなか、当社は2030年のあるべき姿として、「The Best Survivor」をスローガンに自動車部品事業においてはグローバルシェアを現状の8%から12%に拡大することで生き残りを図り、同時に新規事業で売上高100億円体制を確立することを目標として掲げました。当社は国内及び海外拠点の生産体制を見直し、エンジンバルブ市場の残存者利益を獲得すべくグローバルシェア拡大を図ってまいります。更に近年では自動車の燃費向上が求められており、高機能エンジンバルブの開発・製品化を進めてまいります。新規事業については、M&Aの取り組みとして、2023年7月3日付けで1社を子会社化し、2024年7月3日付けで更に1社を子会社化しました。また、子会社の新事業展開についても順調に進んでおり、本社工場余剰地を利用したブランドミニトマト事業は販路拡大を図り、安定収益化を目指してまいります。 (CO2削減について)2013年度と比較して2030年度までにCO2排出量50%削減をすることを目標に、2026年中期経営計画では35%削減を目指して全グループで再生エネルギーとして太陽光発電システムの導入や省エネ活動に取り組んでおります。2025年度については、太陽光発電容量の拡大、電力見える化システム設置により更なる省エネ対策を継続して実施してまいります。 (2025年度の取り組み)2025年度はスローガンと基本方針を以下のように定め、それぞれの重点課題への取り組みの具体化による年度目標の実現を目指してまいります。 スローガン『自分のためにチャレンジしよう。皆のために助け合おう』 ~個人の成長=会社の成長~基本方針1.自動車部品事業の安定収益確保効率的な生産体制の追求による競争力強化を進めると同時に日系自動車メーカーの海外拠点を中心とした拡販による更なるグローバルシェアの拡大を図り、グローバル最適生産を実行してまいります。2.新規事業領域の育成および拡大Ⅿ&A先企業の育成と安定収益の確保および保有技術の活用による社内新規事業の立ち上げ・育成ならびにグループ企業全体での新規事業領域の拡大を図ってまいります。3.効率経営推進による社会貢献資本コスト・株価を意識した経営および人的資本経営の推進により経営基盤の強化を図るとともに安全で快適な職場環境整備、エンゲージメントの向上を図り、ESG経営を実践してまいります。 引き続き、会社全体の構造改革を推進するとともに、企業の社会的責任(CSR)を果たし、世界のなかで存在価値のある会社として認められる、理想を追求して行くことができる企業体質を目指します。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の拡大などにより緩やかな回復基調となりました。しかしながら、エネルギー、原材料の価格高騰、不安定な海外情勢や為替相場、更に足元では米国における関税引き上げ等の影響により依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループの属する自動車業界につきましては、認証不正問題による影響も回復し、国内自動車販売台数は前年同期比101%と増加し、北米・中国についても軒並み前年同期比増加となっております。このような市場環境のなか、当社グループにおきましては、前年同期比で国内販売は新規受注獲得により4.5%の増加、海外販売につきましても北米向け新規受注の納入が開始し21.6%の増加となっており、国内外を合わせると9.2%の販売増となりました。利益につきましては、上記のとおり売上の増加に加え、継続的な固定費の徹底圧縮による原価改善活動や賃上げによる労務費上昇分の売価転嫁などが進み、営業利益および経常利益は前年同期比で増益となりました。一方、海外取引先との取引終了に伴う受取補償金を特別利益に計上したものの、メキシコ子会社において前連結会計年度末に計上した繰延税金資産のドル評価額がドル高メキシコペソ安により減少したことに伴い、法人税等調整額(損)を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益につきましては前年同期比で減益となりました。以上の結果、売上高は25,544百万円(前期比2,163百万円増)、営業利益は2,616百万円(前期比989百万円増)、経常利益は2,340百万円(前期比412百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は,1,547百万円(前期比385百万円減)となりました。 セグメントの業績については、次のとおりであります。 (自動車部品製造事業) 自動車部品製造事業は主にエンジンバルブ、バルブシート、コッタ、ローテータ、リテーナ、機械等の製造、販売を行っております。当連結会計年度における自動車部品製造事業の売上高は、前期比6.9%増加の24,702百万円、セグメント利益は前期比70.5%増加の2,736百万円となりました。 (その他)その他事業は、ファクトリーオートメーション機器等の精密部品やリチウムイオン電池等に使用されるセパレータフィルムの製造用金属ロール、シャフト等の金属製品・部品の製造、販売を行っております。当連結会計年度におけるその他事業の売上高は、株式会社ピーアンドエムを連結の範囲に含めたことにより、前期比211.6%増加の842百万円となりました。一方、シリコンサイクルの下降局面に伴う受注調整等の影響およびセパレータフィルム製造設備の販売低迷による受注減により、セグメント損失は120百万円(前年同期はセグメント利益22百万円)となりました。 生産、受注および販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(千円)前期比(%)自動車部品製造事業24,245,14292.4その他803,278295.8合計25,048,42094.5 (注) 金額は、販売価格によっております。 ② 受注実績当社グループは、一部において受注生産を行っていますが、得意先の生産計画の内示等による見込生産が主体であり、受注高は生産高にほとんど等しくなるため、記載を省略しております。 ③ 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(千円)前期比(%)自動車部品製造事業24,702,052106.9その他841,996311.6合計25,544,048109.2 (注) 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)日産自動車㈱3,111,35613.33,507,66013.7トヨタ モーター ノース アメリカ㈱203,0260.91,845,2667.2トヨタ自動車㈱2,148,6679.21,843,8887.2メキシコ日産自動車会社1,759,7947.51,680,8086.6スズキ㈱1,567,3856.71,468,1135.7 (2) 財政状態(資産)当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ509百万円増加し37,038百万円となりました。総資産増加の主な内訳は、商品及び製品の増加503百万円、のれんの増加276百万円であります。のれんは株式会社ピーアンドエムの株式取得により増加しております。 (負債)当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ327百万円減少し6,066百万円となりました。負債増加の主な内訳は、未払法人税等の減少154百万円であります。 (純資産)当連結会計年度末の非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末に比べ836百万円増加し30,972百万円となりました。純資産増加の主な内訳は、利益剰余金の増加1,035百万円であります。 (3) キャッシュ・フロー当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ640百万円減少し、6,439百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、得られた資金は2,890百万円(前連結会計年度は4,228百万円の獲得)となりました。収入の主な要因は、税金等調整前当期純利益2,553百万円、非資金損益項目である減価償却費2,386百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、使用した資金は2,654百万円(前連結会計年度は1,575百万円の使用)となりました。支出の主な要因は、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出980百万円、有形固定資産の取得による支出1,608百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は846百万円(前連結会計年度は1,277百万円の使用)となりました。支出の主な要因は、長期借入金の返済による支出283百万円、配当金の支払額512百万円であります。 (4) 資本の財源および資金の流動性当社グループの資金需要は、営業活動上の運転資金に加え、自動車部品製造事業の安定収益の確保に向けた生産能力の増強や新技術の研究開発、新規事業領域の育成・拡大に向けた成長分野へのM&A投資等のための資金があります。これらに必要な資金は、事業が生み出す営業キャッシュ・フローと手元資金でまかなうことを基本としていますが、それを超える投資の場合、金融機関借入することも選択の一つとし、成長の機会を失うことにならないよう安定的な資金調達と資金調達コスト抑制の両立を目指しています。また、長期化するウクライナ情勢や緊迫化する中東情勢などの地政学的リスクに伴う原材料価格、エネルギーコストの高止まりや各国の金融引き締め政策による景気後退など、不透明な経営環境が続いておりますが、十分な営業キャッシュ・フローを創出できるよう、固定費の徹底圧縮を中心としたコスト改善活動に継続して取り組んでおります。資金の流動性については、当連結会計年度末に保有している6,439百万円の現金及び現金同等物に加え、運転資金の効率的な調達を行うため、複数の金融機関と当座貸越契約を締結しております。 (5) 重要な会計上の見積りおよび仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものは以下のとおりです。 (棚卸資産)当社グループでは、棚卸資産の保有期間および将来の需要予測に基づき、回収可能価額が帳簿価額を下回るものについては評価減を計上しております。これらの仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件の変動等の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。 (有形固定資産および無形固定資産)当社グループでは、有形固定資産および無形固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、回収可能価額が帳簿価額を下回る兆候がある場合には、減損の有無を判定しております。この判定は、資産の帳簿価額と回収可能価額を比較することにより実施し、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には減損損失を計上することとなります。回収可能価額は、正味売却価額もしくは使用価値により算定しております。使用価値の算定に際しては、資産の耐用年数や将来のキャッシュ・フロー、割引率等について一定の仮定を設定しております。これらの仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件の変動等の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。減損の有無の判定に際して用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、特に重要なものについては、「第5 経理の状況 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (繰延税金資産)当社グループでは、繰延税金資産の算定にあたって、将来減算一時差異等を使用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。課税所得が生じる可能性の判断においては、事業計画に基づき課税所得の発生時期および金額を見積っております。これらの仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件の変動等の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。繰延税金資産の算定に際して用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、特に重要なものについては、「第5 経理の状況 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

事業リスク

  • エンジン車減少のリスク
    電気自動車(EV)の普及により、エンジンを使用する自動車の需要が大幅に減少する可能性があります。これは、エンジンバルブを主力製品とするフジオーゼックスグループの売上を直接的に減少させ、経営に深刻な影響を与える可能性があります。構造改革部を設置し、新規事業の模索やM&Aによる事業拡大を検討しています。
  • 自然災害による生産停止リスク
    主要な国内生産拠点が南海トラフ地震の防災対策強化地域である静岡県西部に位置しており、大規模な自然災害が発生した場合、生産活動が一時的に停止する可能性があります。これにより、製品供給に支障が生じ、業績に甚大な影響を及ぼす恐れがあります。BCPの見直しや自家発電設備の整備で対策を講じています。
  • 原材料・エネルギー価格高騰のリスク
    自動車部品製造に不可欠な鋼材などの原材料価格や、電力などのエネルギー価格が大幅に高騰した場合、販売価格への転嫁が遅れることで収益性が悪化する可能性があります。これは、グループ全体の経営成績や財政状態に悪影響を及ぼすリスクとなります。サーチャージ制度の導入や太陽光発電の活用で対応しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|3,293 文字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)エンジン車の減少リスクについて当社グループは、自動車をはじめとするエンジンに使用される部品(主にエンジンバルブ)を生産・販売することを事業としております。しかしながら、電気自動車等の普及により、エンジンを使用する自動車が大きく減少し、売上が減少することで、グループ経営が厳しくなるリスクがあります。 当社グループの取り組み ・専門部署(構造改革部)を設置し、保有技術を活用した新規事業を模索・検討  また、自動車業界に拘らない広い視野での事業の拡大の検討(M&A含む) (2)自然災害等のリスクについて地球規模の気候変動による超大型台風、集中豪雨、極度の渇水等の被害規模拡大に伴い、日本各地で都市機能、ライフラインの麻痺または一時的な機能停止をする恐れがあります。また、当社グループの主要な国内生産拠点である静岡県西部は、南海トラフを震源とする大規模地震の防災対策強化地域となっております。将来予測される自然災害の発生に備え人的安全を第一に考え、なおかつ建物、生産設備、仕掛品、製品などの資産が損傷・損失しないよう対策を講じておりますが、その対応には限界があります。もし、自然災害によりライフライン等の機能停止が発生した場合、一時的に生産活動が停止する可能性があります。また、大規模地震等の自然災害や火災等の事故など、重大な影響を及ぼす事象が発生した場合には、当社グループが受ける影響は甚大なものになる恐れがあります。当社グループの取り組み:・自然災害に対するBCPの見直しと防災訓練の継続的実施、防災備蓄品の定期的な整備・自家発電設備の稼働訓練と定期メンテナンスの実施 (3)グループ事業の失敗リスクについて当社グループでは、海外3社・国内5社の子会社があり、グループを形成していますが、特に一部の国内・海外子会社は、設立または子会社化から10年以内でまだ収支が安定せず、経営(販売・生産・資金)に問題が起きた場合、当社を含むグループ全体に影響を及ぼすリスクがあります。当社グループの取り組み:・海外子会社に対し、事業内容・経営内容の把握のため、毎月経営者への報告会議を実施・国内及び海外子会社の収支・資金繰り等を担当部署が把握し、各子会社へ改善を指示 (4)ハラスメント事件の発生リスクについて当社グループでは工場内の製造ラインや部課等の組織で従業員が業務をおこなっておりますが、組織内外において、パワーハラスメント行為やセクシャルハラスメント行為、その他のハラスメントが発生することにより、被害従業員の身体的・精神的悪影響や退職・休職リスク、職場内の意欲低下による生産性低下、社会的事件となることでの会社の信用度やイメージが低下するリスクがあります。  当社グループの取り組み:  ・ハラスメント防止の社則化および全従業員対象のハラスメント教育の実施  ・内部通報制度の社則化および周知 (5)パンデミックリスクについて世界的な感染症の流行が発生した場合、当社グループの事業運営や経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループはこのようなグループ全体に影響を及ぼすリスクに対し、必要に応じ専門委員会を設置するなどし、随時対処方針を審議しております。 (6)CO2削減(カーボンニュートラル)への対策失敗リスクについて当社グループは、地球環境を守るためのCO2削減活動を推進する活動を行います。しかしながら、目標に対し未達成(施策が未実施・不十分)となることによる周辺環境の悪化、企業イメージの低下を起こすリスクがあります。当社グループの取り組み:(目標:CO2排出量の削減目標(2013年度比)…2026年度35%減、2030年度50%減)・太陽光発電の積極的採用(国内外の工場・建物に発電パネルの設置)・脱炭素へ向けた新エンジン向け製品の開発 (7)ESG経営の取組失敗リスクについて当社グループは、「ESG」を意識した経営を行っていくことにより環境や社会に貢献できる企業を目指しておりますが、産業廃棄物などの環境問題や人権侵害、差別等の社会問題、内部統制不備等のガバナンスに関する問題が発生するリスクがあります。当社グループの取り組み:・産業廃棄物の2030年度排出ゼロ化に向けた計画実施・SDGs活動への積極的な取り組み・ガバナンス委員会(任意の指名・報酬等の諮問委員会)の設置 (8)製品の欠陥によるリスクについて当社グループでは、製品の製造にあたって、品質安定化の追求と、厳格な検査・保証管理体制を構築するとともに、損害保険加入等の対策をとるなど、品質不適合リスクその他事業活動に伴う種々のリスクについて対策を講じております。しかしながら、大規模な製品の欠陥は、多額のコストや当社グループの評価に重大な影響を与え、その結果によっては、業績および財政状態に影響を与える可能性があります。当社グループの取り組み:・IATF16949(自動車産業向け品質マネジメントシステム)の認証取得(2018年)・品質管理委員会(年1回)および品質会議(月1回)において製品品質担保活動の立案・実行・経営会議にて経営陣への品質クレーム案件の原因と対策の報告 (9)法的規制等について当社グループは国内、海外において事業活動を行っており、その遂行にあたっては、法令その他社会的規範を遵守し、公正で健全な企業活動を展開しております。しかしながら、将来における法令、規範の変更や社会の諸要求の厳格化による解釈の変更などによって発生する事態が、業績に影響を与える可能性があります。当社グループの取り組み:・内部統制システム監査(外部・内部)の実施・定期的な全社コンプライアンス教育の実施(年1回以上)・監査室を中心に当社各部および当社グループ各社への業務監査の実施 (10)新製品の開発リスクについて当社グループでは、現在の製品についての新技術・新工法、また新たな製品の開発について、研究開発を続けております。しかしながら、新製品、新技術や新工法の開発遅れや工法の陳腐化により、顧客からの要望に応えられず、製品の販売に大きな打撃を受ける可能性があります。当社グループの取り組み:・研究開発に対する人的・金銭的経営資源の投入・顧客との共同開発への積極的な参加 (11)ⅠT環境・情報セキュリティリスクについて当社グループは、業務遂行に際しコンピュータを使用し、インターネット等も利用しておりますが、社内からの情報漏洩インシデント、また外部からの重大なコンピュータインシデント(サイバー攻撃やウイルス感染)が発生した場合の重要なデータの破損・喪失および復旧の遅れにより、グループ経営や財政状態に影響を及ぼすリスクがあります。当社グループの取り組み・情報管理に関する取り組み(社則、情報管理体制)の見直し・サイバー攻撃・ウイルス感染等に対するセキュリティ対策の見直し (12)原材料・エネルギー価格の高騰リスクについて当社グループで使用する原材料(鋼材)は、親会社グループより購入しておりますが、価格の大幅な高騰に対し販売先への価格転嫁の遅れ等により経営に影響を与えるリスクが生じる可能性があります。また、電力等のエネルギー価格が大幅に高騰することにより、グループ経営や財政状態に影響を及ぼすリスクがあります。当社グループの取り組み:・原材料の成分毎の価格の変動に対応し、購入・販売価格のサーチャージ制度の導入・電力会社との個別契約の取り交わし・太陽光発電による電力の活用と他の自然エネルギー(風力等)の検討 なお、上記以外にも様々なリスクがあり、ここに記載されたものが当社グループの全てのリスクではありません。

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