NITTAN(6493)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 425 | 31 | 8 | 18 | 2.6 | 28.1 | — | 41.5 |
| FY2016 | 432 | 35 | 14 | 32 | 4.5 | 48.9 | — | 42.8 |
| FY2017 | 455 | 25 | -4 | 1 | -1.2 | -12.8 | 12.0 | 41.6 |
| FY2018 | 460 | 26 | 8 | 0 | 2.7 | 28.0 | 12.0 | 40.2 |
| FY2019 | 425 | 13 | 4 | -15 | 1.5 | 14.9 | 12.0 | 39.4 |
| FY2020 | 347 | 0 | 7 | 29 | 2.3 | 23.3 | 10.0 | 41.7 |
| FY2021 | 387 | 20 | 6 | 33 | 2.1 | 22.4 | 7.0 | 43.7 |
| FY2022 | 419 | 14 | 4 | 23 | 1.2 | 13.6 | 11.0 | 43.8 |
| FY2023 | 495 | 20 | 6 | 36 | 1.6 | 20.9 | 9.0 | 45.2 |
| FY2024 | 514 | 15 | 6 | 5 | 1.7 | 21.9 | 12.0 | 43.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド力や特許などの無形資産に関する具体的な情報は現時点では確認できません。公開情報からは、ニッタンが特定の無形資産によって競争優位を築いているという明確な証拠は見当たりません。
ニッタンは主に消火設備や防災システムの製造・販売を行っており、これらの製品は建物の安全に関わるため、一度導入されると頻繁な切り替えは考えにくいです。しかし、顧客が乗り換える際の直接的な金銭的損失が極めて大きいとは断定できず、スイッチング・コストは限定的と評価されます。
消火設備や防災システムは、個々の建物やインフラに設置されるものであり、ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は期待できません。プラットフォーム型ビジネスではないため、このモートは該当しません。
長年の事業継続で培われた製造ノウハウやサプライヤーとの関係により、一定のコスト競争力を持っている可能性があります。しかし、業界全体で価格競争が激しい場合や、技術革新によるコスト構造の変化に対応できない場合は、優位性は揺らぎます。具体的なコスト優位を示すデータはありません。
ニッタンは消火設備分野で国内有数のシェアを誇り、一定の規模の経済性を享受していると考えられます。大規模なインフラプロジェクトや集合住宅建設など、一定規模以上の案件を受注する能力は、同業他社に対する優位性となり得ます。しかし、グローバルな視点では規模の優位性は限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
防災意識の高まりによる需要拡大
インフラ老朽化対策需要の取り込み
海外市場への展開による防災関連技術の需要増加
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢
技術革新への対応遅れ
建設業界全体の景気後退リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ニッタンの投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた消火設備分野における規模の経済性や製造ノウハウが、急速な技術革新や新規参入企業による破壊的な低価格戦略によって陳腐化することが必要です。具体的には、より安価で高性能な代替技術が登場し、顧客が容易に乗り換えられる状況が生まれるか、あるいは建設業界全体の構造的な縮小により、ニッタンの事業規模そのものが維持できなくなるシナリオが考えられます。また、グローバル市場での競争力強化に失敗し、国内市場のみに依存した結果、市場飽和や規制変更の影響を直接受けることも、投資の失敗につながるでしょう。
5年後のモート予測
防災意識の高まりとインフラ投資の増加を背景に、主力事業である消火設備・防災システムの需要が堅調に推移し、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
国内建設市場の動向に連動し、緩やかな成長または横ばいの業績推移となる。技術革新への対応は進むものの、大きな飛躍は見られない。
建設市場の低迷、競合他社の台頭、技術革新への対応遅れにより、業績は悪化傾向を辿る。特に、新規参入企業による価格競争が激化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 178億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 43.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -0.7% | |
| 6. 適度なPER | PER 28.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.61倍 |
合格数:1/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-01 臨時報告書