エンプラス(6961)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 330 | 42 | 52 | -16 | 10.2 | 402.7 | — | 91.7 |
| FY2017 | 333 | 44 | 25 | 7 | 4.9 | 198.3 | 80.0 | 90.8 |
| FY2018 | 313 | 17 | 3 | 15 | 0.6 | 26.0 | 80.0 | 90.4 |
| FY2019 | 315 | 22 | 5 | 12 | 1.0 | 39.4 | 55.0 | 89.7 |
| FY2020 | 294 | 21 | 9 | 20 | 2.3 | 79.4 | 30.0 | 83.0 |
| FY2021 | 329 | 36 | 25 | 25 | 6.1 | 287.1 | 30.0 | 87.1 |
| FY2022 | 422 | 88 | 46 | 62 | 9.8 | 523.9 | 47.5 | 85.3 |
| FY2023 | 378 | 46 | 34 | 41 | 6.5 | 390.1 | 60.0 | 86.3 |
| FY2024 | 381 | 53 | 39 | 2 | 7.0 | 446.5 | 60.0 | 88.0 |
| FY2025 | 425 | 62 | 52 | 1 | 8.4 | 587.9 | 70.0 | 87.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
エンプラスは、半導体製造装置向け部品や光学部品などを手掛ける。特定のニッチ市場における技術力や顧客との関係性は無形資産となりうるが、具体的な特許やブランド力が突出しているという情報は限定的。一部製品で高いシェアを持つ可能性はあるが、明確な独占的IPの存在は確認しにくい。
半導体製造装置向け部品は、装置メーカーの仕様に厳密に適合する必要があり、一度採用されると切り替えにはコストと時間がかかる可能性がある。しかし、装置メーカー側が複数のサプライヤーを確保する傾向もあり、顧客のスイッチングコストが極めて高いとは断定しにくい。
エンプラスの事業モデルは、直接的なネットワーク効果を生み出す性質のものではない。製品の価値がユーザー数の増加によって指数関数的に高まるような構造は見られない。
製造業として一定の生産効率は追求していると考えられるが、業界全体で構造的なコスト優位性を確立しているという明確な証拠はない。競合他社も同様の効率化を進めている可能性が高い。
半導体製造装置向け部品や光学部品といったニッチ市場において、エンプラスは一定の規模とシェアを有している可能性がある。特に、特定の高性能部品分野では、限られたプレイヤーの中で寡占的な地位を築いている可能性が示唆される。これにより、規模の経済による効率性が一定程度期待できる。
競合との比較優位
強気シナリオ
半導体市場の長期的な成長トレンドに乗る
高付加価値製品における技術的優位性を維持・強化する
新規市場や応用分野への展開に事業拡大を成功させる
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体市場の周期的な低迷
競合他社による技術的キャッチアップや価格競争
主要顧客である装置メーカーの業績変動の影響
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エンプラスの投資が失敗するには、まず同社が属するニッチ市場の成長性が鈍化、あるいは縮小することが必要である。さらに、主要な競合企業が、エンプラスの持つ技術や生産能力を凌駕する、あるいは同等以上の製品をより低コストで提供できるようになることが考えられる。また、顧客である半導体製造装置メーカーが、エンプラスへの依存度を意図的に低下させ、サプライヤーの多様化を強力に進める、あるいは代替技術を開発することも、エンプラスの優位性を損なう要因となるだろう。加えて、グローバルな地政学的リスクやサプライチェーンの混乱が、同社の生産・販売体制に深刻な影響を与えるシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
半導体需要の回復と先端技術への投資拡大により、高付加価値部品の需要が堅調に推移。新規分野への展開も奏功し、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。
半導体市場の変動に影響を受けつつも、ニッチ市場での地位を維持。緩やかながらも安定した成長を続け、収益性を確保する。
世界経済の減速や地政学リスクの高まりにより、半導体投資が抑制される。競合激化や技術革新の遅れにより、シェアを徐々に失い、業績が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,235億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 87.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 3.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 23.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.01倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-02 臨時報告書