ホシデン(6804)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 1,399 | -28 | -107 | 18 | -14.1 | -173.7 | — | 71.4 |
| FY2016 | 1,501 | 24 | 21 | -50 | 2.7 | 33.6 | — | 64.4 |
| FY2017 | 2,994 | 130 | 102 | -19 | 11.8 | 172.1 | 8.0 | 62.4 |
| FY2018 | 2,334 | 115 | 107 | 204 | 11.4 | 180.6 | 20.0 | 70.5 |
| FY2019 | 2,119 | 112 | 94 | -27 | 9.4 | 161.4 | 25.0 | 67.1 |
| FY2020 | 2,339 | 124 | 103 | 102 | 9.5 | 178.7 | 25.0 | 67.5 |
| FY2021 | 2,076 | 117 | 119 | -43 | 10.0 | 211.6 | 25.0 | 69.7 |
| FY2022 | 2,772 | 158 | 126 | 109 | 10.0 | 232.9 | 65.0 | 70.4 |
| FY2023 | 2,189 | 129 | 116 | 186 | 8.6 | 224.2 | 71.0 | 77.1 |
| FY2024 | 2,476 | 136 | 100 | -242 | 7.2 | 194.8 | 68.0 | 70.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ホシデンは長年にわたり電子部品分野で事業を展開しており、特定の顧客との関係構築や技術ノウハウの蓄積はあると考えられる。しかし、特許やブランド力で他社を圧倒するような明確な無形資産の存在は確認できない。
スマートフォンや車載機器向け部品など、顧客のサプライチェーンに組み込まれている製品が多く、仕様変更や新規サプライヤーへの切り替えには一定のコストや時間がかかる可能性がある。ただし、代替技術の登場リスクも存在する。
ホシデンの事業モデルは、プラットフォーム型ではなく、個別の電子部品の製造・販売が中心であり、ネットワーク効果が発生する構造ではない。
電子部品業界は価格競争が激しく、ホシデンも効率的な生産体制の構築に努めていると考えられる。しかし、グローバルな競合と比較して、構造的に圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。
電子部品業界は多品種少量生産から大量生産まで幅広く、ホシデンは特定の分野(例:コネクタ、スイッチ、音響部品)において一定の生産規模とシェアを有しており、効率的な生産体制を構築している。これにより、価格競争力や供給安定性を確保している側面がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
車載分野やIoT関連分野での需要拡大による売上増加
高付加価値製品へのシフトによる収益性向上
グローバルな生産・販売体制の強化によるシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客であるスマートフォン市場の低迷
新興国メーカーを中心とした価格競争の激化
技術革新への対応遅れによる製品陳腐化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ホシデンの投資が失敗するには、まず主要な顧客である大手電子機器メーカーが、ホシデン製品の代替となるより安価で高性能な部品を、より信頼性の高いサプライヤーから調達できるようになる必要がある。具体的には、競合他社がホシデンと同等以上の生産規模を持ちながら、より低いコスト構造を実現し、かつホシデンが持つ特定の技術や顧客との関係性を凌駕するような革新的な技術を開発・導入した場合、ホシデンの競争優位性は失われる。また、ホシデンが注力する分野(例:車載、IoT)の成長が予想外に鈍化し、かつ同社が新たな成長分野を開拓できない、あるいは既存事業の効率規模の優位性が、技術革新やサプライチェーンの再編によって無効化されるシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
車載・IoT向け部品の需要増と高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調に成長。グローバル展開の加速で市場シェアを拡大し、収益性を向上させる。
既存事業の安定的な成長を維持しつつ、新規分野への緩やかな展開を進める。市場環境の変化に対応しながら、一定の収益性を確保する。
スマートフォン市場の低迷や激化する価格競争の影響を受け、売上・利益ともに伸び悩む。技術革新への対応が遅れ、市場シェアを失うリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,296億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 69.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 11.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.85倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-07-03 臨時報告書